2015年05月30日
酒と映画と更年期
なんとなく疲れています。
身体は、とても健康なんですけどね。
なんだか脱力感があって、覇気がありません。
1冊、本を書き上げたという解放感からかもしれませんが、何をやるにも欲がありません。
五月病?
と思っていたら、親しい友人から、
「ズバリ、それは更年期障害でしょう!」
と言われてしまいました。
やけに納得してしまいました。
介護疲れもあるかもしれませんね。
ボーっと考え込んでいる時間が多くなりましたもの。
こんなときは、気分晴らしに、酒を浴びるのが一番です。
と、いうことで昨晩は、両親を寝かしつけてから、そーーーーっと実家を抜け出して、久しぶりに我らの溜まり場へ!
ご存知、酒処 『H』 であります。
いやいやいや~、花金ということもあり、満員御礼であります。
といっても、カウンター席だけの小さな店です。
10人も入れば、ほぼ満席状態。
それでも次々と客がやって来ます。
カウンターの中から、ママが補助イスを出すのですが、それでも間に合わない。
ついに、後から来た2人の客は、入口近くの僕の背中で立ち飲みを始めました。
これ、すべてママの人柄と、質の良い常連客の賜物であります。
「そうそう、今日の小暮さんのブログ、読みましたよ。グッと引き込まれました」
とK君。
早くも昨日の昼に書いた 『“い も う と” の笑顔』 をチェックしてから来たようです。
すると、「えっ、俺、まだ読んでない」 と言って、隣の席のSさんがスマホを取り出して、すかさずチェックを始めました。
さらに、カウンターの奥にいた常連客の1人が、
「 『い も う と』 シリーズ、読んでますよ~!」
と大声を上げて会話に参入。
店内は、いきなり 『い も う と』 の話題で盛り上がってしまいました。
すると、「映画にしましょう!」 と言いだしっぺのK君。
「監督は?」 と問えば、「大林宣彦に決まっているじゃありませんか!」 とファンの様子。
「で、舞台は?」
「当然、尾道でしょう!」
「じゃあ、富田靖子ちゃん使ってよ」
と僕。昔からファンなんです。
そのうち、まわりからも要望が。
「俺も、セリフのないチョイ役でいいから、出させてよ」
「じゃあ、コンビニの店長ね」
「ママも出たい?」
「出たい、出たい! どんな役でもいいから」
「う~ん、じゃあ、5時から引き継ぎでシフトに入るパートのおばちゃんね」
なーんていう具合に、話はどんどんエスカレートして行ったのであります。
起用する役者も、常盤貴子や松田翔太、濱田岳、根岸希衣、余貴美子、夏川結衣など個性派、演技派の名前がポンポンと飛び出しました。
あー、楽しかった!
気が付いたら、頭の中に巣作っていたモヤモヤは、消え去っていました。
更年期障害なんて、酒とゆかいな仲間がいれば、怖くないぞーーーっ!
Posted by 小暮 淳 at 21:44│Comments(2)
│酔眼日記
この記事へのコメント
いや〜私も、何だか疲れが取れなくて、やらなきゃならないことは山ほどあるのに、やる気がおきなくて…そんな時、呑みたい気分わかるなぁ〜。
と、言っても主婦ってなかなか呑みに出られないんですよね(泣)
いいなぁ〜楽しそうで。
と、言っても主婦ってなかなか呑みに出られないんですよね(泣)
いいなぁ〜楽しそうで。
Posted by 優・寛の母さん at 2015年05月31日 07:45
優・寛の母さんへ
僕のまわりの女性陣は、独身やバツイチ、結婚していても子どものいない人たちばかりなので、優・寛の母さんのような境遇の人がいないんですよ。
主婦って、大変なんですね。
僕のまわりの女性陣は、独身やバツイチ、結婚していても子どものいない人たちばかりなので、優・寛の母さんのような境遇の人がいないんですよ。
主婦って、大変なんですね。
Posted by 小暮 淳
at 2015年05月31日 20:31
