2015年12月03日
倉渕川浦温泉 「はまゆう山荘」②
カレーライスを食べに、倉渕川浦温泉(高崎市) へ行ってきました。
えっ、なんでカレーを食べにですって?
やっぱ、温泉でカレーといえば、倉渕川浦温泉の 「はまゆう山荘」 でしょう!
それも、ただのカレーじゃありませんよ。
「よこすか海軍カレー」
そう、明治41年に著された海軍割烹術の “カレイライスレシピ” を基に、日本カレー発祥の地、横須賀で復元されたレトロなカレーライスなのであります。
横須賀以外で食べられるのは、もちろん、群馬ではここだけです。
では、なんで横須賀のカレーなのか?
ヒントは、宿名に隠されています。
「はまゆう山荘」
海なし県の山奥の宿なのに、海辺で自生する植物の名前が付いているのです。
実は、浜木綿(はまゆう) は横須賀市の市の花なんです。
では、なんで横須賀市の花の名前が付いているのか?
それは、神奈川県の横須賀市と旧倉渕村(現高崎市) が友好都市関係にあり、昭和62(1987)年に横須賀市民保養村として建てられた施設だからです。
※(なんで友好都市なのかについては、僕の著書およびブログのバックナンバーをお読みください)
と、いうことで、スパイシーでありながら、ほんのり甘く懐かしい味がする明治時代のカレーライスをいただいてきました。
もちろん、食後には “もち肌の湯” と呼ばれる自慢の湯にしっかり浸かってきましたよ。
でも、カレーを食べたあとに温泉に入ると、なんだか自分が 「人間ボンカレー」 になったようで、ヘンな気分ですね。(笑)
Posted by 小暮 淳 at 21:40│Comments(0)
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