2016年03月05日
あっぱれ!15歳
泣けた!泣けた!泣けた~!
またしても寝不足であります。
昨晩の世界卓球女子団体戦。
準決勝、日本-北朝鮮。
エースの石川佳純、キャプテンの福原愛のあぶなげない試合をのんびりと仕事の手を休めずに見ていました。
2-1で迎えた3番手は、第1試合を惜しくも落としている最年少の伊藤美誠(みま) ちゃんです。
そう、彼女はまだ15歳なんですよ。
中学3年生です。
なのに世界という大舞台で、しかも第1試合を落としたプレッシャーを抱えながら、精神的にも肉体的にも疲弊している小さな体で、果敢にフルセットを戦ったのであります。
もう、その健気な姿にオジサンの涙腺は、ゆるみっぱなしだったのであります。
「そうそう、それでいいんだよ」 「あと1本だ」 「こらえろ、こらえろ」 なーんてね。
手に汗を握りながら、自分の娘を応援している心持ちでした。
相手の北朝鮮の選手は、いや~なカットマンなのです。
実は僕、中学時代は卓球部でしたからね。
カットマンのしつこさは知っているのですよ。
打っても、打っても、スローなカッティングで球を返してくるんですね。
虎視眈々と、こちらがミスするのを待っているのです。
だから、つい、イラッとして攻撃に出てしまう。
それこそが相手の思うツボなのです。
でも美誠ちゃんは、違いました!
ねばって、ねばって、ねばって、チャンスを待ちました。
そして、ついに勝ち取った決勝へのカード!
もうダメです。
目も鼻も、グチョグチョであります。
感動と興奮で、しばらくは床に就くことができませんでした。
いやはや、あっぱれ!15歳!
それにひきかえ、なでしこジャパンはどうした!
澤さんがいなくなると、こうも違うものなのでしょうか?
Posted by 小暮 淳 at 18:27│Comments(0)
│つれづれ