2016年03月23日
あずまや温泉 「あずまや高原ホテル」
2009年4月に開講したNHK文化センター前橋教室の野外温泉講座。
おかげさまで、僕が講師を務めて丸7年が経ちました。
なんでも全国で温泉講座があるカルチャースクールは、大変珍しいんですってね。
さすが、温泉大国群馬であります。
そんな珍しさもあってか、昨年からは県外からの受講生が増えつつあります。
今回も、わざわざ駅前ホテルに前泊して神奈川県から参加してくださった新入生がいました。
これって、講師としては、メッチャうれしいことなのであります。
ということで、昨日は平成27年度最終講座の講義に行ってきました。
バスで高速道路を飛ばして出かけたのは、長野県上田市のあずまや温泉であります。
この講座では、県内と隣県の名湯と秘湯をめぐっています。
上田市といえば、今や大河ドラマで話題の 「真田の里」 であります。
インターを降りてからは、道の両脇に六文銭の旗や真田の文字が書かれた看板が、やたらと目立ちました。
あずまや高原ホテルは、日本百名山の一座、四阿山(あずまやさん) の 中腹、標高1,452メートルの高原にある “雲の上の一軒宿”(とパンフレットには書いてある)。
でも、そのコピーに、嘘偽りはありません。
まー、とにかく眺望が素晴らしい!
僕が今年度の最終講座に、ここを選んだのも、雪解けの今頃の景色が美しいと聞いたからです。
「天気が良くて、よかったですね。うちの売りは、この景色ですから」
とは、出迎えてくれたホテルのフロント係のスタッフさん。
「この講座って、ほとんど雨に降られたことがありませんよね」
と受講生の一人が言えば、
「先生が、晴れ男なのよ」
他の受講生が、すかさず言葉を継ぎました。
言われてみれば、本当に天気には恵まれている講座です。
「うわーーーーーっ!」
露天風呂で、喚声が上がります。
雲ひとつない青空の中、正面には噴煙を上げる浅間山の雄姿。
遠くには、巨大な城壁のように連なる雪の北アルプス連峰。
まさに掛け値なしの絶景大パノラマが広がっています。
湯は、サラリとした単純温泉。
露天風呂は2段になっていて、上は熱め、下はぬるめ。
上段の風呂には、「うつかるの湯」 と書かれた立て札が・・・
但し書きによれば、“うつかる” とは信州弁で、壁などにもたれかかることだとか。
なるほど、景色に向かって湯舟に沈むと、背中側の壁が斜めになっていて、ちょうどいい具合にもたれかかれるのであります。
これは素晴らしい!
長年、各地の温泉を入り歩いてきましたが、“背もたれ傾斜” のある湯舟は初めてであります。
感心するとともに、その心地よさから、ついつい長湯になってしまいました。
もちろん、のぼせる前に上がり、早々に受講生たちと湯上がりビールを楽しんだことは、言うまでもありません。
さて来月は、いよいよ8年目に突入であります。
おかげさまで本講座は、すでに予約で、ほぼ満席とのこと。
でも若干(1~2名) の空きはあるようですので、興味のある方はセンターまで、お問い合わせください。
Posted by 小暮 淳 at 21:18│Comments(2)
│温泉地・旅館
この記事へのコメント
はじめまして。大阪のラジオ局・MBSのディレクター大沼と申します。
3/22の毎日新聞記事を拝見し、小暮様に電話でのラジオ出演をお願い致したく、湯治乃邑の方にFAX・メールを送らせていただいたのですが、こちらの方が連絡が取れると思い。。。
もしよろしければ、k-onuma@mbs.co.jp にご連絡いただけますと幸いです。
3/22の毎日新聞記事を拝見し、小暮様に電話でのラジオ出演をお願い致したく、湯治乃邑の方にFAX・メールを送らせていただいたのですが、こちらの方が連絡が取れると思い。。。
もしよろしければ、k-onuma@mbs.co.jp にご連絡いただけますと幸いです。
Posted by MBSラジオ・大沼 at 2016年03月24日 07:15
MBSラジオ・大沼さんへ
メールをお送りしました。
ご連絡をお待ちしております。
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Posted by 小暮 淳
at 2016年03月24日 17:35
