2016年03月25日
帰ってきたサトヤマン
高崎市のみなさーん、こんにちは!
またまた地域限定のお知らせであります。
2006年12月~2010年8月、高崎市のフリーペーパー 「ちいきしんぶん」(発行/ライフケア群栄) に連載された 『里山をゆく』。
覚えていらっしゃいますか?
このウォーキングエッセイは、連載当時から大変人気がありました。
というのも、取材方法が、ちょっと変わっているのです。
一般の山岳ガイド本は、登山口~山頂までのルート案内ですが、これは違います。
朝、家を出てから帰るまでという、気の長いお話なのです。
しかも、取材方法に “しばり” があります。
マイカー禁止! 公共交通機関の利用または徒歩のみ!
これにより、ぐーーっと登山行程が難しくなります。
ま、登る山が里山 (標高1,000m以下の低山) ですからね。
毎回、登行距離自体は短いのですが、スタート地点の登山口までたどり着くのが至難の業なのであります。
電車やバス、乗り合いタクシー、そして交通機関のない乗り継ぎ地点までは、ひたすら歩きます。
そう、あの人気テレビ番組の 「路線バスの旅」 を地でやっていたのです。
まあ、そんな苦労が実ってか、この人気シリーズは後に、上毛新聞社より 『電車とバスで行く ぐんまの里山てくてく歩き』(1,200円+税) というタイトルで、出版されました。
おかげさまで、増刷までされ、現在でも書店にて絶賛発売中であります。
あれから約6年・・・
な、な、なんと! その 『里山をゆく』 が、読者からの根強いエールに応えて、ふたたび帰って来ることになりました!
と、いうことは、あの2人、そう、僕と担当編集者のY氏の “サトヤマン”コンビも復活したのであります。
「でもさ、あれから6年も経っているんだよ。体力、自信ないなぁ~」
「大丈夫ですよ。そのぶん小暮さんは、やせたから」
と言いながら、今週、シリーズ復活第1回目の企画会議が開かれたのであります。
「やっぱり、電車とのつなぎが悪いですね」
「下山口から駅までは何キロある?」
「えーと……、6キロですね」
「だったら歩きましょう」
「ですね。途中、旧市街地を抜けますから、大衆食堂を見つけて酒を飲みましょう」
と結局は、下山後の酒盛りの算段になってしまうのでした。
♪ 帰ってきたぞ、帰ってきたぞ サトヤマン ♪
Posted by 小暮 淳 at 12:15│Comments(0)
│執筆余談