2016年05月08日
キジも鳴かずば
♪ ハトとトンビとヤマドリとキジと
カリガネとウグイスが一緒に鳴けば
ククピン、ククピン、ピンカラショーケン
ソーリャーケンケン、ケンチャラチャンの
ホーホケキョ ♪
「えっ」 と驚かれるかもしれませんが、我が家の隣にはキジが棲んでいます。
といっても、隣の家で飼われているわけではありません。
隣の空き地に、つがいで暮らしているのです。
以前、隣の敷地にはビニールハウスがありましたが、2年前の大雪で大破してからは、更地になっていました。
今では、草ぼうぼうの草原になっています。
どうも2年前の夏あたりから、夫婦で引っ越してきたようです。
「キジも鳴かずば射たれまい」
まさに、そんなに大きな声で鳴かなくてもいいのにと思うほどの大声を上げて、朝となく昼となく夜となく鳴き叫んでいます。
でもね、一般に言われているような 「ケン」 とか 「ケーン」 とは鳴きませんよ。
「キャーン」 とか 「ギャーン」 という耳をつんざくような金属音に近いんです。
だから夜中に鳴かれた日には、ビクッ!とベッドから起き上がってしまうこともあります。
ことわざにされるくらいですからね、キジは自ら余計なことをして、人間に見つかってしまうわけです。
でも、これって人間もやってしまいますよね。
つい余分なことを言ってしまい、相手を不機嫌にしてしまったり、親切のつもりでしたことが、アダになってしまったり……。
「キジの振り見て我が振り直せ」
それにしてもキジは、いつ出合ってもオスとメスが一緒で、仲が良いんですよね。
うらやましいような、気の毒なような……。
僕は、キジの真似はできませんね。
Posted by 小暮 淳 at 11:47│Comments(0)
│つれづれ