2017年06月03日
赤兎馬に願いを込めて
今週、僕の “弟子” を名乗る有志らが集まり、新刊の出版を祝ってくれました。
「先生、おめでとうございます」
「これは私たちからのプレゼントです」
と手渡された白い紙袋。
中には、デパートの包装紙にくるまれた長方体の箱が……。
大きさといい、持った重量といい、だいたい中身は想像がつきました。
「開けてみてください」
「今ここで?」
「はい、私たちの前で」
ゆっくり包装紙を解くと、「赤」 という漢字が飛び込んできました。
その瞬間、僕の涙腺は壊れてしまい、コントロール不能に。
ウグッ、ウグウグーーーーッ!!
ダメです。
言葉が出ません。
黒い箱に、赤く 「赤兎馬(せきとば)」 の文字。
僕の大好きな芋焼酎です。
※(詳しくは、「赤兎馬の酔夢」をブログ内検索)
だからといって、ふだん飲めるような酒ではありません。
一時は、“幻の焼酎” といわれ、九州の外ではなかなか手に入らなかった代物です。
でも僕は、ある日、この酒の味を覚えてしまったのです。
それからというもの、自分へのご褒美として、目標を達成したり、頑張った時にしか口にしていません。
恐る恐る箱のふたを開けてみると……
ウワッ、ウワワワワーーーーッ!!
僕が見たこともないデザインのボトルとラベルであります。
しかも、金の布をまとっているではありませんか!
そして、「本数限定品」 の文字。
「ウグッ、ウグウグ……、あ・り・が・と・う。お前たちったら……」
お礼を言おうにも、感動が大き過ぎて言葉が出ません。
「先生、私たちを誰だと思っているんですか!?」
「師匠の一番弟子ですよ」
「これからも、いい仕事をしてくださいね」
その夜、美酒に酔いしれたことは言うまでもありません。
で、「赤兎馬」 は、その後どうなったのかというと……
えっ、もう飲んじゃったんだろうって?
とーんでも、ございません。
可愛い弟子たちからいただいた極上の 「赤兎馬」 ですぞ!
タダで飲んでは、申しわけない。
ということで、一つ、願を掛けました。
今ここで明かすわけにはいきませんが、叶った時には必ずご報告します。
叶いそうで、叶わなかった夢。
その夢のゆくえを 「赤兎馬」 に託しました。
一日に千里を走るという名馬よ!
夢に向かって、突っ走っておくれ!
私と弟子たちの熱き想いを乗せて!!
Posted by 小暮 淳 at 13:26│Comments(2)
│酔眼日記
この記事へのコメント
先生、ご無沙汰しております。
赤兎馬にどんな願いを込められたのか興味深々です。
願いが叶い、限定ボトルの味わいも知りたいものです。
赤兎馬の限定ボトルに込められた願いが叶うことをお祈りしています。
赤兎馬にどんな願いを込められたのか興味深々です。
願いが叶い、限定ボトルの味わいも知りたいものです。
赤兎馬の限定ボトルに込められた願いが叶うことをお祈りしています。
Posted by まちゃ姉
at 2017年06月15日 10:14

まちゃ姉さんへ
一度覚えた蜜の味……
いつしか赤兎馬は、僕の “ごほうび酒” になっていました。
限定ボトルは、今も仕事場の見える位置に鎮座しております。
必達! ○○○○!!
一度覚えた蜜の味……
いつしか赤兎馬は、僕の “ごほうび酒” になっていました。
限定ボトルは、今も仕事場の見える位置に鎮座しております。
必達! ○○○○!!
Posted by 小暮 淳
at 2017年06月15日 22:30
