2019年02月24日
最長寿記録
いままで励ましや応援の言葉をかけてくださった読者のみなさま、長い間、本当にありがとうございました。
たびたび、このブログにも登場してきました “ボケ老人” こと、認知症を患っていたオヤジが、先日20日の朝に永眠いたしました。
享年94歳でした。
その知らせは、突然でした。
前日の就寝が遅かったため、僕は、まだベッドの中でした。
ケータイの着信音で起こされました。
「オヤジの容態が急変した。すぐ行ってくれ! 俺も今から家を出る」
声の主は、アニキでした。
我が家のほうが、オヤジのいる病院に近いこともあり、先に着きました。
病室のベッドで寝ているオヤジは、いつもと変わりません。
いつだって、寝ているのか死んでいるのか分からない状態だったのですから。
ただ、この日は様子が違いました。
ベッドのまわりに、白衣を着た医師や看護師が立っています。
オヤジの頭の横にある計器の画面は、2本の直線を描いていました。
脈拍と呼吸がないことを表しています。
心電図だけが、かすかに波動していました。
「7時の巡回時は、返事をしていました。8時の時に呼吸をしていなかったので、連絡をさせていただきました」
との説明を受けているところに、アニキが到着。
2人の同意を得て、医師が “臨終” を告げました。
死因は肺炎のようですが、僕らは老衰による大往生だったと受け止めています。
さてさて、ここからが、さー大変!
僕もアニキも、身内の葬式を出したことなんてありませんからね。
てんやわんやの大騒ぎです。
怒涛の3日間が始まりました。
葬儀屋への手配、お寺の住職への依頼、親類縁者への連絡……
が終わったと思えば、
湯かん、納棺、通夜、告別式、火葬と、息つく間もないスピードで3日間が過ぎていきました。
群馬県内の新聞各紙の 「おくやみ欄」 に掲載されたこともあり、通夜・告別式には大勢の方々が焼香に訪れてくださいました。
当日は、至らぬ点が多々あったと思いますが、お許しください。
この場を借りて、改めて、お礼を申し上げます。
ありがとうございました。
そして最後に、オヤジが打ち立てた偉大なる記録をご報告いたします。
これまでの小暮一族の “最長寿記録保持者” は、伯父 (オヤジの兄) の94歳3ヶ月でした。
このたび、オヤジが、この記録を更新いたしました。
94歳と5ヵ月!
実りある、見事な一生だったと思います。 合掌
Posted by 小暮 淳 at 11:52│Comments(5)
│つれづれ
この記事へのコメント
謹んでお悔やみ申し上げます。
Posted by ヒロ坊 at 2019年02月24日 15:11
謹んでお悔やみ申し上げ、御尊父様のご冥福を心よりお祈り申し上げます
一段落ののち、ご家族様お疲れがでてきます
その節はどうぞ、お体ご自愛下さいませ
一段落ののち、ご家族様お疲れがでてきます
その節はどうぞ、お体ご自愛下さいませ
Posted by ぴー at 2019年02月24日 16:58
ヒロ坊さん、ぴーさんへ
ありがとうございます。
ドッと疲れが出たようで、今日は11時間も爆睡してしまいました(笑)。
ありがとうございます。
ドッと疲れが出たようで、今日は11時間も爆睡してしまいました(笑)。
Posted by 小暮 淳 at 2019年02月24日 20:23
遂にその日が来てしまいましたか。御父様は大往生ですよ、とても幸せな素晴らしい人生だったと思います。私の父は58歳で。でも淳さんのお母様が心配。 お疲れ様! いつかご一緒に楽しい酒を。水上よりお父様に乾杯です。
Posted by 水上のなべちゃん at 2019年02月24日 20:25
水上のなべちゃんへ
ありがとうございます。
オフクロは気丈なので、僕らの前では明るく振る舞っていますが、「一人の時は泣いている」と、介護師が言っていました。
まあ、70年近くも連れ添った相手ですからね。
今、オフクロに何がしてあげられるのか?を、考えています。
ありがとうございます。
オフクロは気丈なので、僕らの前では明るく振る舞っていますが、「一人の時は泣いている」と、介護師が言っていました。
まあ、70年近くも連れ添った相手ですからね。
今、オフクロに何がしてあげられるのか?を、考えています。
Posted by 小暮 淳 at 2019年02月25日 12:57