2019年03月19日
ミルトブツを捕まえて!
以前、このブログで 「アキストゼネコ」 という言葉の遊び方が分からないと書いたところ、その後、たくさんの方々から、「昔、遊んだ記憶がある」 との意見が寄せられました。
※(当ブログの2019年2月1日 「恋のおまじない」 参照)
いろんな方の意見を総合すると、「アキストゼネコ」 は、“おまじない” ではなく、“占い” だったことが判明しました。
好きな人と自分の名前を並べて書き、一文字ずつ画数を調べます。
同じ画数の字は消去して、残った字の画数の合計が、その人の相手に対する気持ちとなります。
「ア」 は、愛してる。
「キ」 は、嫌い。
「ス」 は、好き。
「ト」 は、友だち。
「ゼ」 は、絶交。
「コ」 は、恋人。
たとえば、5画ならば “絶交” です。
7画以上ならば、「ア」 から何回でも繰り返します。
なんの根拠もない、他愛ない遊びですが、確かに夢中になった記憶があります。
そこで新たに浮上した言葉あそびが、「ミルトブツ」 です。
「あっ、ミルトブツがいる!」
突然、教室の天井を指差します。
「えっ、どこどこ?」
と、頭上を見ると、
パッカーン!
と、叩かれます。
「おい、何するんだよ! いてーじゃねーかよ!!」
「だから、“見るとぶつ” と言ったじゃねーか」
というオチであります。
思えば、そんな言葉あそびが、子ども頃には、たくさんありました。
「“手袋” の反対、言ってごらん?」
「ロ、ク、ブ、テ」
「はい、123456(パン、パン、パン、パン、パン、パン)」
と、6回ぶたれました。
「ピザを10回、言って?」
「ピザ、ピザ、ピザ、ピザ……」
「じゃあ、ここは? (腕の曲がった所を指差す)」
「ひざ!」
「残念でした。ここは、“ひじ” です」
なーんていうのも、ありましたね。
そうそう、こんなのも、あったっけ。
「あっ、アゴに何か付いているよ」
言われて、手のひらでアゴをさすると、
「オー、マンダム!」
確か、当時流行った整髪料のCMだったと思います。
人気俳優のチャールズ・ブロンソンの真似をさせられました。
みなさんは子どもの頃、どんな言葉あそびをしましたか?
僕は、いまだに 「ミルトブツ」 という昆虫がいると信じています。
Posted by 小暮 淳 at 12:47│Comments(0)
│つれづれ