2019年04月16日
中高年よ、家を出よう!
中高年の 「引きこもり」 が止まりません。
内閣府の発表によると、ついに!若年層(15~39歳) を対象にした調査の約54万人を、中高年(40~64歳) の引きこもり人口が上回ったといいます。
その数、全国に61万3千人です!!
以前、このブログでも、中高年の引きこもりが増えているという話題に触れたことがあります。
しかし、その頃(2年前) は、まだ中高年の調査がされておらず、正確な数字は発表されていませんでした。
※(当ブログの2017年1月23日「楽しみは家の外に」参照)
そして今年、恐れていたことが、ついに数字となって表れてしまいました。
引きこもりは、もう “若者特有の現象” ではないということです。
オジサンの引きこもり?
なんだか、ピンと来ませんね。
だって、引きこもりということは無職ということで、誰かがその人の面倒を看ているということです。
20代の若者なら親は40~50代だから、なんとなく分かります。
でも中高年の引きこもりとは、親の世代が家に居るということです。
ということは、それを看ているのは?
そうなんです!
そのまた親の70~80代の年金暮らしの高齢者ということになります。
つい最近まで、介護をしていた僕には、想像もつかない現実です。
ということは、中高年の引きこもりをしている人の親は、元気なのでしょうか?
もし認知症になったり、介護が必要となったら、誰が面倒を看るのでしょうか?
介護の経験があるだけに、想像しただけでゾッとします。
幸い、見渡したところ僕のまわりには、引きこもりの中高年は見当たらないので安心していますが、いつなんどき、親しい友人が、そうなるとも限りません。
えっ、そういう自分は大丈夫かって?
ええ、まあ、僕の場合、人と会わないと死んじゃう体質なので、家の中でジッとしていることができませんから、万に一つも可能性はないと思います。
みなさんのまわりは いかがですか?
引きこもりのオジサンやオバサンはいませんか?
Posted by 小暮 淳 at 12:13│Comments(0)
│つれづれ