2019年05月13日
若いって素晴らしい!?
「小暮君は、若くっていいな」
「えっ?」
「60代は、まだまだ何でもできるもの」
「はぁ…」
仕事やプライベートでも、付き合いとなると相手は40~50代が中心です。
気が付けば、どこへ行っても僕が年長者という場面が、ほとんどの交友関係となりました。
そんな毎日の中で僕のことを 「小暮君」 と呼んでくださる貴重な先輩方は、この人たちしかいません。
「ぐんまカルタ制作実行委員会」 の面々です。
僕ら8人は、わけあって2006年に同会を発足しました。
そして、念願かなって2008年に 『新ぐんまカルタ』 を発行・発売しました。
このカルタには、“群馬再発見” というサブタイトルが付いています。
戦後間もない昭和に作られた 『上毛かるた』 の進化系として、平成の世を生きる群馬の子どもたちのためにと作りました。
※(発足までの詳細は、当ブログの2010年12月18日 「3分の1は敵」 を参照)
あれから11年……
毎年5月に総会を開き、その後の販売報告を兼ねて顔を合わせ、年に一度だけ杯を重ねてきました。
最年少だった僕が60代となり、他のメンバーは70代後半~80代となりました。
すでに3人の同志が、物故者となりました。
「還暦を過ぎて、だいぶ疲れてきましたけど、まだ大丈夫ですかね?」
「健康であれば、あと10年は大丈夫だよ」
「あと10年ですか?」
「ああ、70歳過ぎると無理が利かなくなる」
すると、会話を聞いていた最年長メンバーが、
「80歳を過ぎると、できないことだらけだ」
「小暮君は、いいな、若くって!」
そうか、僕って、まだまだ若くて、何でもできるんですね!
先輩たちの言葉に、俄然、勇気がわいてきました。
あと10年は、全力疾走させていただきます。先輩!
Posted by 小暮 淳 at 22:10│Comments(0)
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