2019年11月04日
漢字1文字
今年も赤ちゃんの名前人気ランキングが発表になりました。
発表したベネッセコーポレーションによれば、今年生まれた赤ちゃんで多かった男の子の名前は 「蓮(れん)」 で2年連続の1位。
女の子は 「陽葵(ひまり)」 で4年連続の1位でした。
以下5位までは、男の子は 「律(りつ)」 「湊(みなと)」 「樹(いつき)」 「蒼(あおい)」、女の子は 「凛(りん)」 「芽依(めい)」 「結菜(ゆいな)」 「紬(つむぎ)」でした。
これを見て、何か気づきませんか?
一時の “きらきらネーム” は鳴りをひそめて、替わりに漢字1文字の名前が人気を集めています。
男の子にいたってはトップ5が、すべてが漢字1文字です。
これは近年の傾向で、日本の伝統や和のイメージを連想させる名前が増えているようです。
でも、僕の名前も漢字1文字です。
いえいえ、僕だけじゃなく、僕の父も兄も子も孫も、4世代全員が漢字1文字なんです。
ということは、明治生まれの祖父に先見の明があったということなんでしょうか?
これは決して家訓ではありません。
なのに代々、暗黙のうちに生まれて来る子が、男でも女でも漢字1文字を命名するようになっていました。
理由は分りません。
僕も3人の子に、気がついたら1文字の漢字のみ考えていましたもの。
孫に漢字1文字の名前を付けた長女と長男にも訊いてみたことがありますが、名付け理由は 「なんとなく」 でした。
1位から5位までの中には、うちの一族の名前はありませんが、ただ1つだけニアミスした名前があります。
それは男の子の3位、「湊」 です。
「次に生まれて来る子が男だったら “湊” にしよう」 と決めていましたが、実際に出て来たのは女の子でした。
昔、オヤジに 「淳(じゅん)」 という名前を名付けた理由を訊いたことがありました。
すると、「意味はない。音だけで付けた」 との返事でした。
思えば、僕が付けた3人の子の名前も、意味ではなく、聞いたときの言葉の響きだけで決めました。
2人の孫の名前も、音の心地良さを感じます。
これから令和の子どもたちの名前は、どのように変化していくのでしょうか?
毎年、発表が楽しみです。
Posted by 小暮 淳 at 19:25│Comments(2)
│つれづれ
この記事へのコメント
時代と共に、名前も変わるのですね。
Posted by おー at 2019年11月05日 12:46
おーさんへ
はじめまして!
コメント、ありがとうございます。
これからも、よろしくお願いいたします。
はじめまして!
コメント、ありがとうございます。
これからも、よろしくお願いいたします。
Posted by 小暮 淳
at 2019年11月06日 10:39
