2020年01月18日
銀座もいいけど H もね
「忘年会は、もうねえんかい?」
「新年会は、しんねえんかい?」
なんていうオヤジギャグを飛ばしていた頃がなつかしい、今日この頃です。
加齢とともに宴会のたぐいは年々、減りつつあります。
それでも昨晩、今年になって3回目の新年会に顔を出してきました。
とはいっても、ただの新年会ではありません。
主催者は、僕です。
そして参会者は、他に1人だけ。
お相手は、日頃お世話になっている某社の社長さんです。
いわゆる “接待” を企てたのであります。
「いかがでしょう、年明け早々に、一献差し上げたいのですが?」
「いいですねぇ、どこへでも出かけますよ」
昨年の暮れ、某社の社長室(?) で密談が交わされました。
「銀座とH、どちらがよろしいでしょうか?」
“H” とは、ご存じ僕らのたまり場、酒処 「H」 であります。
銀座での接待に比べたら、予算は10分の1以下で済みます。
でも、もし、「銀座がいい」 なんて言われたら、どうしよう……
なんて、ドキドキしながら返答を待ったのです。
「いやぁ~、銀座は飽きたよ。もしかしてHとは、小暮さんのブログにたびたび登場する、あのHですか?」
「はい、そうです。カウンター席がわずか8脚の小さな店ですが、料理はうまいし、酒は飲み放題です」
「なら決まりでしょう、ぜひ、私もHに連れてってください!」
ということで昨晩、僕は前橋駅で社長さんをお出迎えし、Hへお連れしたのであります。
「うわっ、うわーーーっ、ここなんですねぇ、ついに来ました!」
壁にズラリと並んだ僕の著書を眺めて、社長さんは感動しきりの様子。
「ママ、こちらが話していた社長さんです」
「はじめまして、いつもジュンちゃんが大変お世話になっています」
だなんて、ママは本当のオフクロのように出迎えてくれました。
「今日は、好きなだけ飲んでください」
「いいんですか? かえって銀座より高くつきますよ!?」
「いいーーーんです! いろいろご相談したい話もありますから」
「忖度ですか?」
「はい!」
「小暮先生、お主も悪よのう」
「ハハハハハハハ!!!」
しゃちょうさん、ことしもよろしくおねがいいたします。
Posted by 小暮 淳 at 11:43│Comments(0)
│酔眼日記