2020年03月31日
ようこそ! ケサパサ
ちょっぴり僕は、興奮しています。
昨日からドキドキが止まりません。
だって、だって、ついに、我が家に、あの、あこがれの “ケサランパサラン”(略して「ケサパサ」) が、やって来たのです!
※(地域によっては、「ケセランパセラン」 「ケセランパサラン」 ともいう)
以前、このブログで 「ケサパサ」 の情報を募ったところ、たくさんの方から資料や写真をいただきました。
その中に、現在でも飼育しているという男性からの連絡があり、さっそく昨日、お会いしてきました。
報告の前に、まずはケサパサの基礎知識の復習をしておきましょう。
ケサパサは、大きく分けて3種類あります。
一般的なのは、タンポポの綿毛のような直径2~3㎝の 「植物性ケサパサ」。
それと、別名 「毛ん玉」 とも呼ばれる直径5~6㎝の 「動物性ケサパサ」。
あと1種類は、「馬ん玉」 という直径8㎝以上にもなる大きくて硬い石のような白い玉です。
正式名は 「ヘイサラパサラ」 と呼ばれ、ケサパサとは別物として区別される場合もあります。
※(詳しくは当ブログの2020年2月4日 「謎の生物 ヘイサラパサラ」 参照)
ということで、昨日、ケサパサ飼育者のSさんと市内某所でお会いしました。
某所とは、約10年前にSさんが、ケサパサを捕獲した場所です。
その日、Sさんは、居酒屋の帰りに川のほとりを歩いていました。
まだ明るかったといいますから、たぶん春~夏の夕方だったのでしょう。
突然、目の前にフワフワと白い綿毛のようなモノが、空から舞い降りてきました。
それも、続けて2つ……
「すぐにケサランパサランだと、分かったのですか?」
「はい、ちょうどその頃、偶然にも飲み屋で、ケサランパサランの話題で盛り上がったことがあったものですから」
そう言うとSさんは、バッグから小さなビンを取り出しました。
「はい、これ、2匹います。小暮さんに差し上げます」
「えっ、差し上げるって、こんな大切なモノを。それも、その時の2匹なんでしょう?」
すると、意外な言葉が返ってきました。
「いえ、7匹に増えたんですよ。だから大丈夫です。うちには、まだいますから」
ギエッ、ギェギェーーーー!!!!!
「増えた?」
「はい」
「では、本当にいただいてしまっても、よろしいんですね?」
「どうぞ、どうぞ」
ということで、今、僕の目の前には、2匹のケサパサが仲良くビンの中で暮らしています。
1匹は3㎝ほど、もう1匹は2㎝ほどです。
親子なのか、つがいなのか分かりませんが、2匹とも枝毛を長く伸ばして、宙に浮いています。
正真正銘の植物性ケサランパサランです。
Sさん、ありがとうございます。
立派に育てて、増えたら、この2匹は里帰りさせますからね。
その日を楽しみに、待っていてください。
Posted by 小暮 淳 at 12:40│Comments(2)
│謎学の旅
この記事へのコメント
とうとう手に入れましたか!
私も子供の時に話題になったのをよく覚えています。
「科学」と「学習」かなんかで取り上げられていたような気がします。
話は違いますが、「ツチノコ」も見てみたいですよね。
何とそのツチノコが十勝岳で発見されたそうです。
世紀の大発見ですよ!
小暮さんも目にすると超ド級で驚かれると思います。
IT機器(笑)を使ってググってみてください。
ビックリですよ。
私も子供の時に話題になったのをよく覚えています。
「科学」と「学習」かなんかで取り上げられていたような気がします。
話は違いますが、「ツチノコ」も見てみたいですよね。
何とそのツチノコが十勝岳で発見されたそうです。
世紀の大発見ですよ!
小暮さんも目にすると超ド級で驚かれると思います。
IT機器(笑)を使ってググってみてください。
ビックリですよ。
Posted by T課長 at 2020年03月31日 17:21
T課長さんへ
「つちのこ」 ググってみました(笑)
実は、もう何十年も前から本物のツチノコを探しています。
ところが捕獲や飼育の資料を読めば読むほど、一つの事実に突き当たります。
それは、絶滅説です。
詳しくは、いずれブログにて。
「つちのこ」 ググってみました(笑)
実は、もう何十年も前から本物のツチノコを探しています。
ところが捕獲や飼育の資料を読めば読むほど、一つの事実に突き当たります。
それは、絶滅説です。
詳しくは、いずれブログにて。
Posted by 小暮 淳
at 2020年04月01日 09:33
