2020年04月05日
ジパング日和 ~群馬DCによせて~
「この度は、ご紹介いただいて、ありがとうございます」
「えっ? ……ああ、ジパングですね」
某観光協会に電話をかけた時のことです。
電話に出た事務局長は、開口一番、そう言いました。
JRの会員誌 『ジパング倶楽部』 の4月号に、僕は 「 “ひとりじめ” したくなるいい温泉」 というタイトルで群馬の温泉記事を書いたのでした。
この特集で、県内5ヵ所の温泉地を紹介しました。
その中の1つが、某観光協会の管轄内の温泉だったのです。
「せっかく記事を書いていただいたのに、こんな状況になってしまって……」
と事務局長が言うのも、無理はありません。
僕が記事を書いた 『ジパング倶楽部』 4月号は、今月1日から開催されている大型観光企画 「群馬デスティネーションキャンペーン(DC)」 に合わせて企画された特集号だったのです。
さあ、春から夏にかけて、群馬に遊びに来てください!
と、呼びかけた矢先に、このウイルス騒動が始まってしまいました。
<コロナでイベント中止>
<群馬DC寂しい開幕>
数日前の新聞には、こんな見出しが……
記事によれば、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、県内のイベントが軒並み中止となっており、さみしい開幕となったと報じています。
たとえば、四万温泉。
吉永小百合さんがCMに出ていることで話題の 「四万ブルー」 と呼ばれる青い湖水が美しい奥四万湖を一望できる四万川ダムでの業務用エレベーターを一般公開するイベントが始まりましたが、開催直後に県から自粛要請があり、突然、休止となってしまいました。
残念でなりません。
自粛ムードが続く中、観光大使として、温泉大使として、何ができるのだろうか……?
日々、家の中で悶々としています。
早く、来い来い、ジパング日和!
Posted by 小暮 淳 at 12:22│Comments(0)
│執筆余談