2020年04月24日
柳の下にイワシの頭
昨日、女優の岡江久美子さんが、新型コロナウイルスの感染症により亡くなられました。
享年63歳でした。
ショック過ぎて、しばらく茫然としました。
僕と同世代であり、明るくて、可愛くて、大好きな女優さんでした。
今はただただ、ご冥福をお祈りするばかりです。
そして、あらためて、コロナが憎い!
バカヤローーーーーーッ!!!!!!
人類は、この敵に、なす術がないのでしょうか?
私たちは先月、志村けんさんを失った時、時空を超えて江戸の世から疫病退散の刺客・妖怪アマビエ様をお呼びいたし、コロナ退治に送り込みました。
アマビエ様の御姿は、SNSをを介して全世界に伝播し、その効力が徐々に出始めていた矢先のことでした。
神様、仏様、アマビエ様……
そのアマビエ様にしても、新型コロナウイルスという現代の疫病は、退治できないのでしょうか?
ならば我々は、さらなる刺客を送らねばなりません。
江戸からの使者、第2弾は、“ヨゲンノトリ様” であります。
「ヨゲンノトリ」
そう名付けたのは、山梨県立博物館でした。
江戸末期に現れ、コレラ流行を予言したとされる名前のない架空の鳥です。
甲斐国市川村(現・山梨県山梨市) の名主、喜左衛門が記した 『暴瀉病流行日記(ぼうしゃびょうりゅうこうにっき)』 に、頭が2つある不思議な鳥の絵が描かれています。
そして、その絵には、こんな但し書が添えられています。
<図のような鳥が去年12月に加賀国(現・石川県) に現れて言うことには 「来年の8月、9月の頃、世の中の人が9割方死ぬという難が起こる。それについて、我らの姿を朝夕に仰ぎ、信心するものは必ずその難を逃れることができるであろう」>
柳の下に、2匹目のドジョウがいました。
イワシの頭も信心からであります。
さあ、みなさん!
双頭の鳥の絵を描いて、朝な夕なに拝みましょう!
信じるものは救われるのです。
疫病退散!
コロナよ、出て行け!
Posted by 小暮 淳 at 11:19│Comments(0)
│つれづれ