2021年01月16日
不要不急に物申す!
全国で新型コロナウイルスの感染拡大が急増する中、群馬県でも現在、9市町に対して接客を伴う飲食店などに営業時間の短縮を要請しています。
酒類の提供は午後7時まで、店の営業は午後8時までです。
「7時なんて、仕事が終わってから立ち寄って、呑み始めたら、もうラストオーダーだよ!」
ということですから世のサラリーマン諸君の悲鳴は、ごもっともです。
でも、仕方ありませんね。
今は、緊急事態なのですから。
素直に従うことにしましょう。
その上で、物申す!
酒呑みの心は、酒呑みにしか分からないのです。
世間では不要不急と思われているようですが、そんなことはありません。
こんな世の中だからこそ、酒の力が必要な人もいるんです!(キッパリ)
いったい、誰が決めたんですか?
音楽、芸術、旅行、文学、演芸、祭事……
それらを、ひとくくりに “不要不急” のカテゴリーに入れて、“自粛” という檻の中で飼い殺しにしていませんか?
こと、酒に関しては、午後8時過ぎだとアウトで、その前ならセーフという線引きも納得がいきません。
要は、時間ではなくて、「3密」 でしょ?
昼間から大勢で小部屋に集まれば、そのほうが感染は大であります。
僕に言わせてもらえば、不要不急は 「文化」 なのであります。
一度絶えてしまった文化を、元に戻すのは大変なことですぞ。
いったい何が言いたいのか、といえば、国や県の要請は、きっちりと守るから、不要不急とされるモノたちに、もう少し寛容になってほしいということです。
温か~い目で、見守ってほしいのであります。
ということで、昨日は陽のある時間から出かけて、正々堂々と “昼酒” を呑んできました。
でも、いるんですよ。
僕と同じ考えの呑兵衛が。
カウンターは、夕方には満席です。
中には会社を休んでまで、呑みに来たサラリーマンもいます。
分からんでしょうね~、この気持ち。
酒を呑まない人には……
会社を休んでまで、昼から酒を呑むって、分かりますか?
その人にとっては、酒を呑むことは決して不要不急ではないということです。
“必要急務” なのです!
「みんな~、あと20分だからね」
午後7時40分、ママの声が店内に響きます。
「はーい!」
まるで幼稚園児のように、良いお返事です。
そして、午後8時。
暖簾が外されました。
時短要請がなんだ! 自粛がなんだ!
呑兵衛には、呑兵衛の生き方があるんだ!
コロナなんかに、負けるもんか~!!!
Posted by 小暮 淳 at 12:20│Comments(2)
│酔眼日記
この記事へのコメント
マロパパ先生!!
激しく同意!!
飲み屋さんやBARは、究極のセイフティネットである!と思います。
わたしは、飲み屋さんがあるから、生き延びてきました!!
ムク
激しく同意!!
飲み屋さんやBARは、究極のセイフティネットである!と思います。
わたしは、飲み屋さんがあるから、生き延びてきました!!
ムク
Posted by ムク at 2021年01月16日 21:15
ムクさんへ
激しく同意してくださり、ありがとうございます。
何を支えに生きているかは、人それぞれです。
コロナ禍で、その価値観が、ハッキリと浮き彫りになりましたね。
激しく同意してくださり、ありがとうございます。
何を支えに生きているかは、人それぞれです。
コロナ禍で、その価値観が、ハッキリと浮き彫りになりましたね。
Posted by 小暮 淳
at 2021年01月17日 13:55
