2022年01月25日
「神社かみしばい」 新春特別口演
早いもので丸一年が経ちました。
事の始まりは、2年前の夏。
高校の同級生で、退職後にチンドン屋を開業した友人が、僕の講演会場に現れました。
「生まれ育った地元に、何か恩返しがしたい」
講演終了後、そう声をかけてきました。
彼の出身は、群馬県伊勢崎市。
現在は茨城県に暮らしていますが、里帰りのついでに、講演会に顔を出したといいます。
「できれば地元の民話がいい。ジュン、頼むよ。書いてくれ!」
ということで完成したのが、『いせさき宮子の浦島太郎』 です。
拙著 『ぐんま謎学の旅 民話と伝説の舞台』(ちいきしんぶん) からの抜粋ですが、初版出版当時からマスコミに取り上げられ、話題になった伝説です。
<なぜ、海なし県に浦島太郎伝説が?>
<もしかして、群馬が浦島太郎発祥の地?>
地元紙、全国紙問わず、一斉に書き立てました。
「これで行こう!」
迷うことなく、民話紙芝居の第1作が決まりました。
●作/小暮淳 (フリーライター)
●画/須賀りす (画家・イラストレーター)
●演/石原之壽 (いしはらのことぶき・壽ちんどん宣伝社座長)
昨年の1月より毎月、伊勢崎神社 (伊勢崎市) の境内を借りて、上演を続けてきました。
これまでに、たくさんの方々に来社いただきました。
またテレビや新聞などマスコミをはじめ、伊勢崎市の市長さん、教育委員会の方々にも観覧していただきました。
心より御礼申し上げます。
そんな感謝の思いを伝えたくて、来たる1月口演は、“新春特別口演” と銘打ち、スペシャルゲストに 「高崎チンドン倶楽部」 のみなさんを招き、にぎやかに1周年を祝いたいと思います。
昔懐かしい紙芝居と駄菓子屋とチンドン屋が、一堂に集まります。
昭和レトロの風景を、お楽しみください。
僕も終日、会場にて著書の販売をしております。
ぜひ、お出かけください。
待ってま~す!
「神社かみしばい」 新春特別口演
『いせさき宮子の浦島太郎』 1周年記念
高崎チンドン倶楽部共演スペシャル
●日時 2022年1月30日(日)
10時、11時、12時、13時 ※紙芝居は屋内開催
●会場 伊勢崎神社 (群馬県伊勢崎市本町21-1)
●入場 無料 (投げ銭制) ※ペイペイ可
●問合 壽ちんどん宣伝社 TEL.090-8109-0480
※チンドン演奏は11時と12時を予定しています。
Posted by 小暮 淳 at 11:26│Comments(0)
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