2022年06月18日
中途半端な居酒屋
長引くコロナ禍の影響なんでしょうね。
非接触の店が増えています。
久しぶりに回転寿司チェーンに行って驚きました。
入店しても、店員は出迎えません。
タッチパネルに来店人数を入力するすると、「お客様番号」 なる数字が印字されたレシートが出てきました。
すると、通路ごとに設置されているモニターに、その 「お客様番号」 が点滅。
指示に従い通路を進むと、「お客様番号」 のテーブルがありました。
(これって、ラブホテルみたい!?)
当然、注文はタッチパネルに打ち込みます。
従来のように、レーンに流れている寿司を取ってもいいのですが、新鮮なネタのほうがいいので、ほとんどの客が注文しています。
僕も見よう見まねで、パネルをタッチ。
すると!
回転しているレーンとは別のレーンが動き出し、到着予告ランプが点滅。
スーッと注文の品が流れて来て、ピタッと僕の席の前で停まりました。
ここまで、店員さんには、誰一人会っていません。
会計もタッチパネルです。
画面をタッチすると、皿を投入口に入れるよう表示され、指示に従うと料金が表示されました。
入店時にもらったバーコード入りのレシートを持って、レジへ。
ここも無人です。
ピッ!とセルフレジにバーコードをかざし、精算。
これで、完了です。
おったまげー!
入店から出店まで、他のお客の顔は見ましたが、ついに店員には会いませんでした。
もしかしたら無人?
厨房の中も、ロボットなのかしらん?
世の中、変わりました。
近未来レストランが、現実になっているんですね。
と思えば、先日、友人たちと行った居酒屋は、なんとも間が抜けていて、ちょっぴり安心しました。
某チェーンの居酒屋は、従来通りに店員がお出迎え。
「何名ですか?」 と問われ、座敷に案内されました。
席に着くと、紙のメニューを見ながら、店員を呼んで、注文をしました。
ここまでは従来通りです。
が!
なななんと、料理を運んできたのは、ロボットだったのです。
「あれ、ドリンクは店員だったよね?」
「ロボットだと、こぼしちゃうからじゃないの」
ワゴン型のロボットは、部屋の入口に停まって、料理を取りに来るのを待っています。
「面倒くせーな、テーブルまで持って来てくれないの?」
ここは座敷です。
注文が届くたびに、ドッコイショ!と立ち上がり、料理を取りに行きます。
「こいつ、帰らないよ」
「頭をなでるんですよ」
「そうなの、面倒くせーな」
でも、なんか、この中途半端さが、いいですね。
ホッとします。
注文とドリンクは店員、料理はロボット。
ちゃんと人手不足対策、人員削減になっています。
僕は完全非接触の店より、こっちのほうが、なんだか安心して食事ができました。
さて、コロナ後の令和の世の中って、どう変わっていくんでしょうね。
キャッシュレス、ヒューマンレスの次は?
ちょっぴり見るのが怖いような気もします。
Posted by 小暮 淳 at 12:57│Comments(2)
│つれづれ
この記事へのコメント
いつか、ロボット温泉♨️
ロボット女将
なんてならないことを祈ります笑
ロボット女将
なんてならないことを祈ります笑
Posted by みわっち at 2022年06月18日 14:22
みわっちさん
ロボット女将は我慢できるにしても、温泉だけは人間に管理していただきたいですね。
ロボットの “湯守” だなんて、湯治文化をバカにするんじゃな~い!
責任者、出て来~い!(古い)
ロボット女将は我慢できるにしても、温泉だけは人間に管理していただきたいですね。
ロボットの “湯守” だなんて、湯治文化をバカにするんじゃな~い!
責任者、出て来~い!(古い)
Posted by 小暮 淳 at 2022年06月18日 22:19