2022年09月14日
活字の力
我が家では、全国紙1紙と地方紙1紙の計2紙の新聞を購読しています。
購読率は200%になります。
さらに外出時には、コンビニや駅の売店で、もう1紙買いますから僕個人の購読率は日によっては300%以上になります。
なぜ、そんなに新聞好きなのか?
答えは簡単です。
特別新聞が好きなのではなく、ただの “活字中毒” だからです。
しかも、完全なる “紙派” です。
よって、手ごろに安価で入手できる 「活字」 が、新聞というだけのことです。
先日、そんな新聞の片隅に、新聞に関する面白いアンケート結果が出ていました。
全国紙や地方紙など新聞16紙が実施した読者アンケートで、過日の参院選について 「投票した」 と回答した有権者が87.7%に上ったといいます。
年代別で最も低かった29歳以下の有権者でも、81.7%が投票したと答えています。
全体の投票率が52.05%ですから、圧倒的に新聞の読者は投票率が高いことが判ります。
それだけ、新聞を読んでいる人は、政治や選挙に高い関心を持っているということです。
もちろん僕も毎回、欠かさず投票に行っている新聞読者の一人です。
では、なぜ、テレビやネットの情報ではなく、新聞記事なのでしょうか?
僕が新聞の購読を欠かせない理由の一つに、“情報を選べない利点” があります。
興味のあるニュースや知っている単語の検索でしか得られない情報に比べ、新聞は興味のあるなしに関わらず、ランダムに飛び込んできます。
この予期せぬ出合いが刺激となり、日々の活力になっています。
それと、自分の都合で読めるということ。
「今は時間がないけど、夜に読もう」
という記事には、必ず付箋紙を貼っておきます。
また、「これはネタとして仕事に使える」 と思った記事は、即、切り抜きして、ファイルしておきます。
そう考えると、購読料って、めちゃくちゃ安いと思うんです。
この情報量を書籍やネットで手に入れようとしたら、気が遠くなるような手間がかかりますものね。
近年は若い世代から徐々に、新聞の購読率が低下しているといいます。
「もったいないな~」 と思います。
便利な世の中だからこそ、じっくりと情報と向き合い、思考する時間を大切にしてもらいたいものです。
ちなみに、60代以上の新聞購読率は、80%以上なんですってね。
これって、ただのアナログ派っていうこと?
いえいえ、活字文化は永遠に不滅です!
Posted by 小暮 淳 at 13:39│Comments(0)
│つれづれ