2023年01月07日
昭和大好き! GS歌合戦
昨日、初Hを済ませました。
といっても、“姫始め” のことではありませんよ!
ご存じ、我らのたまり場、酒処 「H」 であります。
まあ、何度も言うようですけど、カウンター8席のみの “どじょうの寝床” のような細くて狭くて小さい店ですからね。
あっという間に、満席となります。
僕は毎回、一番乗りを目指して午後4時過ぎには店に入るのですが、惜しくも新年一番乗りにはならず。
すでに先客がいました。
「残念、先を越されました」
と言えば、常連のKさんは、
「今来たところです。早く来ないと、ここは前橋一、座れない店で有名ですからね」
「まるで、イス取りゲームのようですね」
と笑いました。
すると、ママがひょっこり厨房から顔を出して、
「残念でした。一番乗りはSさん。2時半に来て、3時半には帰って行きました」
とは、殺生なことで。
開店は午後4時ですからね。
Sさんは、完全なるルール違反であります。
ママは、仕込み中を襲われたようです。
とかなんとか、「おめでとう!」 「今年もよろしく!」 と言いながら呑んでいると、1時間後には満席状態に。
散歩の途中に 「トイレを貸して」 と立ち寄った常連まで、そのまま居ついて、立ち呑みを始める始末です。
「H」 は、今年も絶好調であります。
午後8時を過ぎると、客らのテンションもマックスになり、いよいよ、恒例の歌合戦の始まりです。
客層は、昭和20~30年代前半生まれですからね。
当然、どっぷり昭和大好き人間たちであります。
その都度、演歌だったり、ムード歌謡だったり、テーマは変わるのですが、なぜか昨晩はGS (グループサウンズ) しばりとなりました。
ブルーコメッツ、タイガース、テンプターズ、スパイダース、ワイルドワンズ、オックス、カーナビーツ……
「なぜか、みんな知ってるし、みんな歌える」
「昭和って、そういう時代だったんだよ」
「だって、テレビは茶の間に1台だもの」
「そうそう、だから家族全員で、同じ番組を観ていた」
「歌番組も多かったよね」
「だからヒット曲は、子どもからお年寄りまで、みんなが歌えたんだ」
歌は世に連れ、世は歌に連れて、令和の歌声酒場は大盛り上がりであります。
「では最後に、ジュンちゃんも一曲、お願いします」
とマイクが回ってきました。
もちろん、GSにはGSで返します。
「それでは、みなさん、ご一緒に!」
♪ 初めての 口づけに 知った恋のよろこびよ
帰れ僕の この胸に
My baby Want you Want you see again ♪
ザ・ジャガーズの 「君に会いたい」 で、締めくくりました。
のん兵衛のみなさん、今年も大いに、吞み明かしましょう!
Posted by 小暮 淳 at 12:20│Comments(0)
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