2023年02月25日
半日寝太郎
「そりゃ~、ジュンちゃん、寝すぎだよ!」
「小暮さんは若いんだね。寝るのも体力がいるからね」
睡眠時間の話になると、みんなに驚かれます。
みなさんは、一日に何時間寝ていますか?
僕の平均睡眠時間は、9時間です。
普通の人は、歳を重ねると睡眠時間が短くなるといいます。
「何時に寝ても、朝早く目が覚めてしまう」 なんて。
一般の人の平均睡眠時間は、6~7時間でしょうか?
中には、5時間とか短い人もいるようです。
僕も以前は、そのくらいでした。
ところが還暦を過ぎたあたりから、急に睡眠時間が足りなくなってしまったのです。
7時間寝ても、昼すぎには睡魔に襲われ、仮眠をとるようになりました。
だったらと、8時間に延長してみましたが、まだ体がだるい。
そして9時間にしたら、これがスッキリとした目覚めで、一日中快適に過ごせるようになりました。
確かに、寝すぎだと思います。
でも睡眠時間にも個人差があり、その人にとってベストなら、とやかく言われる筋合いはありません。
が!
先日、ついに “半日寝太郎” になってしまいました。
就寝したのは午前2時。
ところが、目が覚めたのは、なんと!午後の1時!
11時間の爆睡でした。
途中、朝方1回だけトイレに起きましたが、それはいつものこと。
それからまた、延々と眠り続けたのであります。
原因は?
はい、判明しました。
セットしたケータイのアラームが、マナーモードになっていたのです。
まったく、気づきませんでした。
その日の予定は、大丈夫だったのかって?
はい、おかげさまで、外出の予定はありませんでしたので、事なきを得ました。
(勤め人だったら、大あわてでしたね。ああ、フリーランスで良かった!)
ほぼ半日、眠り続けたわけですが、目覚めはパッチリ!
頭の中がスッキリしていて、午後の仕事もはかどりました。
「早起きは三文の徳」 といいますが、寝すぎも多少の徳がありました。
民話 『三年寝太郎』 は、3年間仕事もせずに、ただ眠り続けるぐうたら男の話です。
ただ彼は3年目に、パッと目を覚まし、日照りで干ばつが続く村に水を引き、村人たちを助けます。
寝太郎は、ただ無駄に寝ていたのではなかったのです。
ずーっと寝ながら、村を救う方法を考えていたのでした。
きっと、半日寝太郎の僕も、みなさんのお役に立つこと考えながら寝ているのだと思います。
夢も、たくさん見ました。
その中に、きっとヒントが隠されているはずです。
さあ、あっと驚く秘策が飛び出しますよ~!
なんて、都合のいい解釈ですかね。
ただの怠け者だったりして。
Posted by 小暮 淳 at 12:26│Comments(0)
│つれづれ