2023年04月29日
温泉と民話と地酒と
かれこれ15年以上になります。
最初は県の温泉協会からの講師依頼でした。
その数年前から新聞や雑誌で、温泉についてのエッセーやコラムを書いていたからだと思います。
「講演をお願いします」
の依頼に大変、驚いた記憶があります。
だって講演の対象が、温泉アドバイザー向けの研修会だったのですから……。
当の本人が温泉アドバイザーでも、まして温泉ソムリエの資格もない、ただの温泉好きのライターだったのです。
なんだか訳のわからないまま、講演を終了すると、やがて他県の温泉協会からも講師依頼が来るようになりました。
たぶん、業界内で噂が広がったんでしょうね。
やがてカルチャースクールからも講師依頼があり、ついにはラジオの温泉番組のパーソナリティーの話まで舞い込むようになりました。
あれから15年以上の年月が経ちました。
講演会の回数は増える一方で、コロナ前までは年間約30回をこなしていました。
まだ以前ほどには戻りませんが、昨年から徐々に依頼は増えています。
でも、何かが違います。
丸3年間のコロナ期間に、異変が起きました。
それは、講演のテーマです。
以前は、ほぼ温泉でした。
が!
最近は、「温泉以外でお願いします」 というのです。
訊けば、「すでに以前、温泉の講演はしていただいていますので」
とのこと。
要は、自治体にしても企業にしても、2回目、3回目の講演依頼なのです。
「温泉の話は、すでに聴いている人もいるので、ぜひ、別のテーマで」
と頼まれます。
僕は平成30(2018)年に、『ぐんま謎学の旅 民話と伝説の舞台』(ちいきしんぶん) という本を出版しました。
これにより県内の公民館からは、「ぜひ、地元の民話の話をしてください」 という依頼が増えました。
また翌年(2019)年、「ぐんまの地酒大使」 に就任すると、今度は 「ぜひ、地酒の話をしてください」 との依頼が入るようになりました。
そして今年……。
すでに、いくつか講演を行いましたが、温泉はまだ1回だけです。
さらに現在入っている年内の講演予定は、すべて温泉以外のテーマでの依頼です。
中には、“温泉と民話” “温泉と地酒” という合わせ技の申し出もあります。
まあ、テーマは何であれ、群馬の温泉や民話や地酒に興味を持っていただけることは、大変うれしいことです。
一人でも多くの人に、群馬の魅力を知っていただけるのであれば、僕は労を惜しみません。
東奔西走、県内外どこへでも行きます。
もし読者で、僕の話を聴いてみたいという人がいましたら、最寄りの自治体や公民館にリクエストしてみてください。
願いが届いた暁には、あなたの町まで馳せ参じます!
お会いできる日を、楽しみにしています。
Posted by 小暮 淳 at 17:20│Comments(2)
│講演・セミナー
この記事へのコメント
酔えればなんでも美味い
貧乏舌の人のために
講演してもらおうかな
貧乏舌の人のために
講演してもらおうかな
Posted by まいちゃ at 2023年05月05日 20:10
まいちゃさんへ
「酔えれば、なんでも美味い」
同感です。
酒に、良いも悪いもありません。
良い悪いは、呑み方次第!
そんな酒の呑み方を、お話しします。
「酔えれば、なんでも美味い」
同感です。
酒に、良いも悪いもありません。
良い悪いは、呑み方次第!
そんな酒の呑み方を、お話しします。
Posted by 小暮 淳 at 2023年05月06日 11:14