2023年05月06日
R指定の紙芝居
大成功!
大盛況!
昨日、群馬県玉村町の国登録有形文化財 「重田家住宅」 にて街頭紙芝居が開催され、地元に伝わる民話をもとに製作したオリジナル紙芝居が、初口演されました。
<玉村町小泉の重田家は、江戸時代の中頃から代々医師を家業としていました。初代当主は、姫路城主のお抱え医を務めていたと言われています。当家の家伝薬は大変良く効くと言われ、地域の人々の間では 「小泉重田家の門をくぐるだけで病気が治る」 と言われたほどでした。>
(玉村町歴史資料館 「玉村町の医家 小泉重田家」 より)
そんな由緒ある大屋敷の敷地内で、地元の民話を題材にした紙芝居ができるなんて、なんて光栄なんでしょうか!
しかも、玉村町教育委員会が協力していただいたおかげで、町内には回覧板まで回りました。
晴天に恵まれ、鳴り物入りで迎えた 「玉村かみしばい」 の第2回口演。
初披露の演目は、世にも恐ろしいカッパ伝説です。
『五料のカッパと妙義のカッパ』
文/小暮 淳 (フリーライター)
画/栗原俊文 (イラストレーター、デザイナー)
演/石原之壽 (壽ちんどん宣伝社・座長)
いゃ~、僕らの目論見通りでした!
“カッパ” は、なぜ現れるのか?
“カッパ” は、なにを伝えようとしているのか?
良いカッパと悪いカッパは、どこが違うのか?
良いカッパは人間の友だちになれるけれど、悪いカッパは極悪非道。
だから、徹底的に怖いカッパを見せたかったのです。
迷うことなく僕は、作画を栗原俊文氏に依頼しました。
※(経緯については、当ブログの2023年4月26日 「群馬はカッパ天国」 参照)
彼の描く、おどろおどろしい妖怪の姿に、小さな子どもが泣き出しました。
「やったー!」
僕は心の中で、ほくそ笑みました。
そうだよ、カッパは恐ろしいんだよ!
怖いんだぞ!
取って食われちまうだぞ!
ということで今後、この紙芝居は 「R7指定」 とさせていただきます。
7歳未満の幼児につきましては保護者同伴にて、ご観覧願います。
また、観覧後にお子さんがカッパに対してトラウマになったとしても、当社は一切の責任を負いかねます。
ご了承ください。
次回の 「玉村かみしばい」 は、7月17日に玉村八幡宮にて開催いたします。
詳細は後日、お知らせいたします。
Posted by 小暮 淳 at 12:02│Comments(0)
│神社かみしばい