2023年05月09日
東京再会物語③ アニキ参上!
「今日は、群馬の山奥からアニキが来てくれました!」
「ウォオオオーーー!!!」
1曲目を歌い終わると、彼はステージの上から観客に向かって、叫びました。
“彼” とは、シンガーソングライターの西山正規さんです。
そして “アニキ” とは、僕のことです。
出会いは3か月前、1月下旬の夜。
僕は前橋市のライブハウスで、初めて彼のライブパフォーマンスを見ました。
その時の衝撃が、あまりにも新鮮で、感動と嫉妬を覚えました。
(当ブログの2023年1月29日 「吟遊詩人の夜」 参照)
そのことをブログに書くと、なんと! 西山さん本人が読んでくれて、なんと! 今度は彼が自分のブログで僕のことを書いてくれたのです。
しかも彼は、僕のことを親しみを込めて、 「アニキ」 と呼んでくれました。
(当ブログの2023年4月16日 「小暮のアニキ」 参照)
これは大変なことになりました!
だって2人は、“兄弟の契り” を結んだのです。
群馬と東京、距離は離れていれども “兄弟” なのであります。
兄は弟の一挙手一投足を見逃すわけにはいきません。
その弟が、ワンマンライブを開催するといいます。
ならば、どんなことがあろうとも馳せ参じるのが、兄というものであります。
ということで、東京・阿佐ヶ谷のライブハウス 「Yellow Vision (イエロー・ヴィジョン)」 へ行ってきました。
「アニキは、カッコいいんですよ。職業、何だと思います? 温泉ライターなんです。子どもの頃のあこがれの職業といえば、仮面ライダーか温泉ライターですから!」
会場が、ドッと沸きました。
ていうか、ブログでは、「カーレーサーか宇宙飛行士か温泉ライター」 って、言ってたよね?
仮面ライダーとは、初耳です。
途中、休憩をはさんでの2時間ライブは、立ち見が出るほどの大盛況。
狭い店内は、老若男女でギュウギュウ詰めです。
西山さんの人気のほどが知れます。
パワー炸裂のぶっ飛びパンクのステージに、歳を忘れて、ヘッドバンキングで応えました。
観客最高齢(たぶん)の僕は、ライブ終了後は疲れ果て、グッタリしながらウィスキーを一人黙々と呑んでいました。
すると! 次から次と観客が、僕にあいさつに来るのです。
「アニキさんですか?」
「小暮さんですよね?」
みなさん、西山さんの熱い熱いファンたちです。
だから西山さんが “アニキ” と呼べば、ファンにとっても僕は “アニキ” なんですね。
しかも、みなさん、西山さんのブログを読んでいますから必然的に、僕のブログも読んでいるわけです。
「『吟遊詩人の夜』、感動しました」
「西山さんのこと、文学的に褒めていただき、ありがとうございます」
やがて西山さんもやって来て、夜が更けるまで兄弟は、ただただ酔いしれました。
ちなみに西山さんは、この日が58歳の誕生日。
生誕祭ライブだったのです。
カッケーな~!
また、嫉妬に燃えた夜でした。
Posted by 小暮 淳 at 11:50│Comments(2)
│つれづれ
この記事へのコメント
小暮さんも確かミュージシャンをめざしてましたよね。もし温泉ライターじゃなかったら
東京ドームで歌ってたりして。一度歌声を聞いてみたいです。
東京ドームで歌ってたりして。一度歌声を聞いてみたいです。
Posted by まいちゃ at 2023年05月10日 22:09
まいちゃさんへ
いえいえ、目指していたなんて~!
なんて言いながら、コロナ前まではバンド活動をしていました。
最近は、自分のカラオケCDを持ち込んで、講演会でも歌ったりしています。
まだ夢が、あきらめ切れないのかもしれませんね(笑)
いえいえ、目指していたなんて~!
なんて言いながら、コロナ前まではバンド活動をしていました。
最近は、自分のカラオケCDを持ち込んで、講演会でも歌ったりしています。
まだ夢が、あきらめ切れないのかもしれませんね(笑)
Posted by 小暮 淳
at 2023年05月11日 10:27
