2023年09月30日
紙芝居王国への道
3週間にわたり玉村町の2会場 (文化センター&玉村町役場) で開催した 『紙芝居画展』 が、昨日、無事に終了しました。
会場では、地元に伝わる民話を題材にした紙芝居 『五料のカッパと妙義のカッパ』 (文・小暮淳/画・栗原俊文) の14枚の絵と解説文が展示されました。
会場担当者によれば、期間中は子どもや親子連れが多く来場し、中には美術部の高校生グループもいたとのことです。
初の試みでしたが、大盛況に終わったことを心よりお礼申し上げます。
来場してくださった方々、職員の方々、ありがとうございました。
さて、僕らは3年前から群馬県内の民話を紙芝居にして上演する活動を続けています。
僕らとは、僕と紙芝居師の石原之壽(いしはらのことぶき)君と画家の須賀りすさん、イラストレーターの栗原俊文君、ほか活動に賛同してくださっているたくさんの人たちです。
伊勢崎市の伊勢崎神社で開催している 「神社かみしばい」 に続いて、今年から玉村町内で開催する 「玉村かみしばい」 もスタートしました。
なぜ、僕らは、群馬の民話にこだわって、紙芝居の口演活動を続けているのか?
それは、かつて群馬が日本を代表する “紙芝居王国” だったからです。
戦前の資料によれば、街頭紙芝居師の数が、東京、大阪に次いで、群馬が3番目に多かったという事実があります。
(当ブログの2023年3月20日 「“紙芝居王国ぐんま” の復活」 参照)
なぜ、かつては、そんなにも群馬に紙芝居師が多かったのか?
その謎解きとともに、もう一度、群馬県を紙芝居王国にしたいという野望を抱くようになりました。
いずれは、県内35市町村すべての民話を紙芝居にして、35市町村で街頭紙芝居の口演を行いたいと思っています。
ぜひ、みなさん、応援してください!
ということで明日、玉村八幡宮にて、第4回 「玉村かみしばい」 を開催いたします。
ご家族、友人を誘い合わせのうえ、なつかしい昭和レトロな風景を楽しみに来てください。
スタッフ一同、みなさんのお越しをお待ちしております。
第4回 『玉村かみしばい』
●日時 2023年10月1日(日)
11時、12時、14時、15時 (30分口演)
●会場 玉村八幡宮 境内 (群馬県佐波郡玉村町下新田1)
※雨天など悪天候時は中止
●入場 投げ銭制 ※ペイペイ可
●協力 玉村町教育委員会
●問合 壽ちんどん宣伝社 TEL.090-8109-0480
Posted by 小暮 淳 at 11:29│Comments(0)
│神社かみしばい