2024年03月14日
「イワナイコト」 とは?
「あなたは幸せですか? 不幸ですか?」
と問われれば、僕は、
「不幸ではありません」
と答えます。
“不幸ではない” = 必ずしも “幸せ” じゃないような気がするからです。
ただ、日々の中に、幸せを感じる瞬間ならあります。
それらは、すべて、人と触れ合っている時です。
家族や友人、知人、読者、聴講者……
残念ながら、モノやお金で幸せを感じたことはありません。
幸せを感じる瞬間の1つに、「弟子の会」 というがあります。
かれこれ8年前に発足した、吞兵衛の集まりです。
メンバーは、僕のことを勝手に 「先生」 とか 「師匠」 と呼ぶ温泉好きの面々です。
発足といっても正式な会員規約などはありません。
2カ月に1回、呑み屋に三々五々集まって、バカ話をして帰るだけです。
最初の頃は、温泉の話もしていたんですけどね。
最近は、ただのバカ話を延々としているだけです。
それが、不思議と心地いいんです。
テーマがツボにはまると、笑いが止まりません。
死んじゃうんじゃないかと思うほど、笑って、笑って、笑い転げて、しまいには涙まで流れます。
みんな笑い過ぎて、「腹が痛い」 「後頭部が痛い」 と、翌日になって後遺症が出る始末です。
先日、今年2回目の 「弟子の会」 がありました。
まぁ~、弟子たちですからね、みんな僕のブログは読んでくれているわけです。
「じっさんずラブ、笑いました」
「“ひかがみ” 知りませんでした」
「カメの恩返し、面白かった」
「今度、塩付きの樽酒、買います」
なんてね。
必ず毎回、ブログネタで盛り上がります。
「先生、あれは本当に怖かった!」
「イワナイコト?」
「きゃー、夜中、トイレに行けなかったんだから」
「でも本当の話だから」
「先生が呪われて、死んじゃうんじゃないかと心配しました」
「大丈夫だよ、ほら、こうして生きている」
「はい、翌日のブログが更新されていて安心しました」
(2024年2月16日 「トイレの怪」 参照)
それからは、みんなで 「イワナイコト」 探しが始まりました。
「いったい、何のことですかね?」
「じっさんずラブじゃないんですか?」
「先生、ちゃんと胸に手を当てて考えてみてください。やましいことは、ありませんか?」
と言われても、まったくもって心当たりがありません。
もしかして、イワナイコトとは、この 「弟子の会」 のことですかね?
こんなにも楽しい仲間と時間を、一人占めしていることへの神様のやっかみですか?
「イワナイコト」 とは?
この謎解きは、まだまだ続きそうですね。
Posted by 小暮 淳 at 11:03│Comments(0)
│酔眼日記