2024年11月18日
磯部温泉 「小島屋旅館」④
つくづく、歳は重ねてみるものだと思います。
2022年秋に発足した 「M会」。
さる温泉ソムリエのオフ会に出席した際に、知り合った温泉フリークたち。
彼ら彼女らから声がかかり、特別顧問ようなポジションで、毎回、M会のオフ会に呼んでいただいています。
会のメンバーは、僕を除いて6人。
群馬県民2人、他県民4人。
年齢も40~60歳代と、幅広い構成です。
代表のMさんは、僕とは親子ほど歳が離れています。
それなのに年配者の僕に対しても、分け隔てなく接してくれます。
感謝をするとともに、つくづく 「歳は重ねてみるものだ」 と思います。
真面目(?)に、コツコツ(?)と生きてれば、こうやって次世代の人たちが面倒をみてくれて、かまってくれて、一緒に遊んでくれるんだもの(笑)。
会の開催は年2回、群馬県内の温泉地を訪ねています。
今までの開催地は、四万温泉、草津温泉、老神温泉、尾瀬戸倉温泉。
どの温泉地も会場は、知る人ぞ知る小さな家族経営の宿ばかりです。
温泉好きは、知っています。
湯が良くて、料理がおいしくて、そして安い宿を!
最後の “安い宿” というのが肝です(1万円以下)。
彼ら彼女らは、そんな宿をたくさん知っています。
で、一昨日、5回目のM会が開催されました。
今回の会場は、磯部温泉 (安中市) の 「小島屋旅館」 です。
ん~、見事です!
宿の選択に、間違いはありません。
「磯部に泊まるなら小島屋」
と温泉通には、つとに知られている老舗旅館であります。
明治12(1879)年創業、現在は直系の7代目女将が切り盛りをしています。
もちろん僕も過去に、取材等で何度もお世話になっています。
だから湯がいいことも、料理がおいしいことも十分に知っています。
でも、今回は、もっと楽しみにしていることがあったんです。
それは、パン!
そうなんです!
今年1月、女将さんが焼くパン工房 『やどパン』 が、旅館内に併設オープンされたのです。
以前、ブログにも紹介したので、すでに食べた人もいると思いますが、実は僕は、まだ食べてなかったのです。
(2024年1月4日 「磯部温泉 小島屋旅館③」 参照)
いやいや、驚きました!
見てると、オープンとともに、次から次へと客がやって来ます。
察するに、温泉地の泊り客ではないんですね。
わざわざ、このパンを目当てに、磯部温泉に来ているようです。
さっそく僕も、買って食べました。
名物は、温泉マークの焼き印が押されたオリジナルの 「おやきパン」 です。
中身は 「つぶあん」 「野沢菜」 「きんぴら」 の3種類。
僕は 「野沢菜」 をいただきましたが、おいしかった!
でもね、「おやき」 ではありません。
「おやき風」 のパンなんです。
だから食感は、ふんわり、モチっとしています。
一番人気は 「きんぴら」 のようで、すぐに売り切れてしまいました。
他にも、みそパン、ぶどうパン、バターブレッド、チーズパン、キーマカレーパン、ウィンナーエピ……などなど。
小さなパン屋さんだから、女将の気分次第で、不定期でいろいろなパンが登場します。
ので、毎日来る客が多いらしいですよ。
店舗は、旅館の別館をリニューアルした玄関の向かい。
路地に面した窓から販売するキッチンカースタイルです。
ぜひ、磯部温泉に行った際は、お立ち寄りください。
女将さん、やったね!
長年の夢が叶ったね!
すごいよ!
カッコイイよ!
また、買いに行きます。
「やどパン」
●営業/10時~売り切れまで
●定休/水曜・土曜
●場所/群馬県安中市磯部1-13-22 (磯部温泉)
●問合/TEL.027-385-6534 (小島屋旅館内)
Posted by 小暮 淳 at 12:13│Comments(2)
│温泉地・旅館
この記事へのコメント
今週、中学の同級会が磯部ガーデンであるので、帰りに家族へのお土産でパン屋に必ず寄ります。
Posted by まいちゃ at 2024年11月18日 20:41
まいちゃさんへ
ガーデンからは、徒歩2~3分です。
10時のオープンを狙って行ってください。
売り切れ御免!の人気です。
ガーデンからは、徒歩2~3分です。
10時のオープンを狙って行ってください。
売り切れ御免!の人気です。
Posted by 小暮 淳
at 2024年11月19日 10:30
