2024年12月24日
「0」 の内訳
先日、人生は 「+-=0」 になると書いたところ、大変反響をいただきました。
みなさん、それぞれの思いで自分の人生を振り返ったようであります。
(2024年12月17日 「人生は0になる」 参照)
たとえば、50代の男性は、こんなことを言いました。
「人生はゼロになる、信じていいですか?」
察するに彼の人生は、今までのところ、あまり恵まれていないようです。
「マイナスの多い人生」 と判断したようです。
ゆえに、「+-=0」 の人生の法則は、彼にとって救いになったようであります。
大丈夫!
残りの人生でプラスに転じて、相殺しましょう。
それには、努力も必要です。
さる60代の男性は、面白いことを言いました。
「そんなに良いことも、悪いこともなかったな。ゼロラインの上下を行ったり来たりの平凡な人生なもので」
とは、彼は人生の優等生です!
普通に生きることが、どんなに大変で、どんなに尊いことか!
ぜひ、そのまま可もなし不可もなしの安定飛行を続けてください。
人生の最期は、ぴったりゼロに着地するはずです。
では、僕の人生はどうなのか?
と思い、年代別に査定をしてみました。
まず10代は、徹底的に迷走していましたから当然、マイナスです。
20代は、勇気凛々で自由奔放に生きていたので、プラスです。
30代は、私生活では家族が増えたり、家を持ったりでプラス傾向でしたが、仕事はフリーになったばかりで収入が無く、どん底が続きました。
ので、+-=0 でしょうか。
40代は、ノリノリでしたからプラス。
50代も、イケイケでしたからプラスだったと言いたいところですが、私生活に難がありました。
でも、プラスマイナスで、ややプラスのほうが多かったと思います。
そして現在、我が人生で一番精神的に落ち着いた “安定期” に入っています。
まったくもってマイナス要因は、一つもありませんので、大いにプラスです。
で、総評です。
プラスの時期のほうが多い人生だと思います。
えっ、ていうことは、残りの人生でマイナスに転じちゃうの!?
と、心配になりますが、ご安心ください!
実は、この内訳には、からくりがあるのです。
それは、マイナス貯金の残高です。
これは目には見えませんが、マイナスの経験をプラスに転じた人には、ボーナスポイントが加算されます。
(と、勝手に解釈しています)
ので、「あの時の挫折があったから今があるんだ」 という自負があれば、人生のゼロラインを維持できると信じています。
ということで、みなさんの人生も査定してみてください。
Posted by 小暮 淳 at 11:12│Comments(2)
│つれづれ
この記事へのコメント
プラマイ0。
人生、山あり谷ありですね。
人生、山あり谷ありですね。
Posted by おー at 2024年12月25日 06:25
おーさんへ
山あり谷あり、大いに結構!
起伏のある人生のほうが、充実感があるというものです。
山あり谷あり、大いに結構!
起伏のある人生のほうが、充実感があるというものです。
Posted by 小暮 淳
at 2024年12月25日 12:17
