2025年01月20日
ふてほどNGワード
えっ、本当に令和?
ここだけ、昭和なんじゃないの?
そんな錯覚に陥る経験をしました。
呑み屋での宴でのシーンでした。
それはそれは、耳を疑うような卑猥で下劣な言葉のオンパレード。
令和の現代ではもちろんのこと、昭和でもラジオやテレビの放送コードには絶対引っかかる下ネタが、次から次へと飛び出しました。
えっ、マジか?
昭和を生き抜いてきた僕でさえ、はばかるような下品なワードを口にする客。
でも、不思議と不快ではありません。
いやらしさよりも滑稽さのほうが勝っていて、思わず笑ってしまいます。
僕だけじゃありません。
まわりの客も爆笑しているじゃありませんか!
“パンドラの箱” が開いてしまったようです。
客は男も女も、50~60代の昭和人間ばかりです。
もしかして昭和人間は、この手の話題に飢えていたのかもしれませんね。
昨年の流行語大賞にもなった 「ふてほど」。
テレビドラマ 『不適切にもほどがある』 では、昭和からタイムスリップした主人公が、令和のコンプライアンス地獄に困惑する物語でした。
あれもダメ! これもダメ!
パワハラ、セクハラ、モラハラ、カスハラ、フキハラ……
何から何まで昭和の常識は、令和の非常識なのです。
昭和人間は、この生きにくい令和の世の中で、ストレスをため込んでいるのかもしれません。
でも、ここだけは治外法権。
一夜限りの昭和を疑似体験できる場所なのです。
今後、こんな店が増えるかもしれませんね。
≪令和人間、お断り≫
なんていう貼り紙が、されていたりして……
Posted by 小暮 淳 at 11:16│Comments(2)
│つれづれ
この記事へのコメント
ほんとだよ。
ほんといつの間にか肩身が狭い世間。
うちの下宿のおばさんまで令和ヅラして昭和ネタに冷ややかな対応。
中国にいた時、あちらの先生たちはランチで下ネタを言いまくり。住み心地よかったー
何か…今の日本、平和じゃ無いなー
ほんといつの間にか肩身が狭い世間。
うちの下宿のおばさんまで令和ヅラして昭和ネタに冷ややかな対応。
中国にいた時、あちらの先生たちはランチで下ネタを言いまくり。住み心地よかったー
何か…今の日本、平和じゃ無いなー
Posted by ハガちゃん at 2025年01月20日 23:21
ハガちゃんさんへ
昔から呑み屋での会話は、下ネタが定番でした。
政治や宗教、お金の話はご法度で、下ネタが一番無害とされていました。
時代は変わりましたね。
昔から呑み屋での会話は、下ネタが定番でした。
政治や宗教、お金の話はご法度で、下ネタが一番無害とされていました。
時代は変わりましたね。
Posted by 小暮 淳
at 2025年01月21日 10:21
