2025年02月22日
なぜ今、国定忠治なのか?
「赤城の山も今宵限り。生まれ故郷の国定の村を捨て、縄張りを捨て、国を捨て、かわわいい子分のてめえ達とも別れ別れになる門出だ」
この名ゼリフを聞いて、すぐに国定忠治だと分かる人は、年配の人なんでしょうね。
若い人に訊いても、知らない人が多いと思います。
でもね、数十年前のことですが、「群馬の有名人は?」 というアンケートで、ダントツ1位だったほどのスターだったのです。
まあ、かなり訳アリのダーティーヒーローですけどね。
その国定忠治が、なんと! 紙芝居になって帰ってきます!
平成17(2005)年、群馬県伊勢崎市は “平成の大合併” により、隣接する赤堀町、東村、境町と合併し、新伊勢崎市が誕生しました。
今年が新伊勢崎市誕生から、ちょうど20年になります。
これを祝い、伊勢崎市では “新伊勢崎市” の誕生20周年記念事業の一環として、オリジナル紙芝居の口演を行うことになりました。
その主役が、国定忠治なのであります。
国定忠治こと、本名:長岡忠次郎。
文化7(1810)年、上野国佐位郡国定村 (旧・佐波郡東村、現・伊勢崎市) に生まれました。
17歳の時に賭博でのけんかがもとで人を殺めたと伝わり、上州を逃れて、川越 (埼玉県) の大親分、大前田英五郎や百々(どうどう)村 (旧・境町、現・伊勢崎市) の博徒、紋次親分 (木枯し紋次郎のモデルといわれている) の世話になりながら、やがて何百という子分を従える国定一家の親分となります。
その後の武勇伝や波瀾万丈の人生は、講談、文学、演劇、映画、歌謡にもなり、誰もが知ることとなります。
その新伊勢崎市が生んだスーパーダーティーヒーロー、国定忠治が紙芝居になり、市内5会場で口演されます。
ぜひ、お出かけください!
初披露! 「国定忠治」 紙芝居口演
●3月15日(土) 忠治茶屋本舗 11:00~ 14:00~
●3月16日(日) 伊勢崎神社 13:30~
●3月20日(木) 境赤レンガ倉庫 14:00~ 15:00~
●3月22日(土) スマーク伊勢崎 (3Fスマークホール) 11:00~ 14:00~
●3月23日(日) 赤堀公民館 11:00~ 13:00~
口演/石原之壽 (上毛だがしや楽校 校長)
主催/上毛だがしや楽校
問合/公式Facebook 上毛だがしや楽校 jyoumoudagashiya@gmail.com
※僕もこのプロジェクトに監修役として参加しています。
Posted by 小暮 淳 at 11:35│Comments(2)
│神社かみしばい
この記事へのコメント
紙芝居口演のチラシをあずま図書館、公民館で受け取りました。行きますよー。
Posted by まいちゃ at 2025年02月22日 17:30
まいちゃさんへ
そうでしたか!
会場で、お待ちしています。
そうでしたか!
会場で、お待ちしています。
Posted by 小暮 淳
at 2025年02月22日 23:06
