2025年02月23日
中一の魂 百まで
「ブログ、読んでます」
そう声をかけられることが、多くなりました。
こんなことを言う人もいます。
「よく毎日、書けますね」
「ネタは尽きないのですか?」
思えば、なんだかんだと16年間もブログを書き続けています。
でも毎日ではありません。
ほぼほぼ毎日です。
ネタですか?
大したことは書いてませんからね。
日々凡々と、徒然なるままに、したためているだけです。
でも、なぜ、続いているのか? という問いには答えられます。
それは、“習慣” だからです。
朝起きたら、歯を磨いて、朝食を食べて、コーヒーを飲むように、ルーティンの内の一つなのです。
また、そうなるように “クセ” が付いているのです。
でも、それは、自ら欲して付いた “クセ” ではありません。
半強制的に、叩き込まれたものです。
しかも、脳の成長期にでした。
中学一年のときの担任が、国語の教師でした。
その先生は、ある日突然、クラス全員にノートを配りました。
「今日から毎日、これに、その日あった出来事や感じたことを書いてください」
いわゆる日記の強制です。
しかも毎日、朝提出して、帰りの時間に返却されるというシステムで、必ず赤ペンで先生の感想が記入されていました。
今思えば、書くほうも大変ですが、先生も重労働だったと思います。
だって当時は1クラス、40人もいましたからね。
その全員の日記を、帰りまでに目を通して、感想まで書いていたのです。
でもね、日記を書くという作業には、向き不向きがあるわけです。
当然、提出しない人もいます。
すると、先生のカミナリが落ちるわけです。
「書くことが何もないとは、何ごとだ! 一日生きていて、何もないのか? 何も感じないのか?」
まさに鬼の形相で、叱咤されました。
たぶん、この時に “書く” という クセが叩き込まれ、その後の人生も習慣として身についてしまったのだと思います。
だって僕は、その後40年間、大人になっても日記を書き続けましたもの。
で、このブログの開設を境に、日記を廃止しました。
これがブログを書き続けている理由です。
さ、ルーティンが一つ、終わりましたよ。
今日も一日、一生懸命生きましょうね!
でないと、先生に怒られますよ。
「何もない一日なんて、ないんだよ!」
ってね。
Posted by 小暮 淳 at 10:56│Comments(0)
│執筆余談