2025年03月12日
四字熟語のような芸能人
いつもの居酒屋でのこと。
常連客らと、昭和のアイドル話で盛り上がっていました。
話題が、天地真理になると……
「あまちまり? 知らな~い!」
と、この店には珍しく30代の女性客。
「そりゃ~、知らないでしょう! 50年以上前のアイドルだもの」
と、僕。
「“てんちしんり” って書くんだよ」
「てんちしんり? なに、それ? 四字熟語みた~い!」
彼女の、ひと言で大爆笑。
これをきっかけに話題は、四字熟語のような昭和の芸能人になりました。
「竹脇無我っていう俳優、いたよね」
「いたいた、四字熟語だと思っていたよ(笑)」
といった具合です。
で、僕は思いました。
「四字熟語のような芸能人」 が、もしも、そのまま四字熟語になったら!
天地真理 (歌手)
【読み】 てんちしんり
【意味】 天と地、すなわち自然界で起こる森羅万象には、すべて意味があること。
【表現】 「地震や津波などの天変地異は、天地真理による人類への警告だよね」
竹脇無我 (俳優)
【読み】 たけわきむが
【意味】 凛とそびえる竹林のように、心を無にすること。
【表現】 「剣道の試合で竹刀を構えると、竹脇無我の境地に至った」
大鶴義丹 (俳優)
【読み】 おおつるぎたん
【意味】 大きなタンチョウヅルが舞うように、堂々として美しいさま。
【表現】 「フィギュアスケートの○○選手の演技は、まさに大鶴義丹の舞いだね」
四字熟語が出たので、ついでに三字熟語も2つほど紹介します。
笠智衆 (俳優)
【読み】 りゅうちしゅう
【意味】 衆人環視の前で、笠に着る態度をとること。「虎の威を借る狐」 に同じ。
【表現】 「父親が有名な政治家だからって、彼のあの態度は笠智衆だな」
利重剛 (俳優)
【読み】 りじゅうごう
【意味】 どっしりとしていて、重厚で磐石な状態が続くこと。
【表現】 「あの力士は土俵際で、微動だにしないね。利重剛の下半身だ」
いやいや、昭和の芸能人って、面白いですね。
みなさんも昭和を懐かしみながら、思い出してみてください。
Posted by 小暮 淳 at 11:01│Comments(2)
│つれづれ
この記事へのコメント
わー面白い!!
「山川豊」は普通すぎかな。
「山川豊」は普通すぎかな。
Posted by まいちゃ at 2025年03月12日 18:41
まいちゃさんへ
風光明媚、山紫水明、花鳥風月に通じる美しい名前です。
もっと探してみましょう!
風光明媚、山紫水明、花鳥風月に通じる美しい名前です。
もっと探してみましょう!
Posted by 小暮 淳
at 2025年03月12日 23:35
