2010年07月13日
大塚温泉 「金井旅館」
行きつけの薬局の薬剤師さんと、よく立ち話をします。
Kさんは僕と同世代で、温泉と山歩きが好きな方です。このブログも読んでいただいているようで、薬をもらいに立ち寄ると、必ず温泉の話になります。
「行きたい温泉は、たくさんあるんですが、真夏は湯上りに汗が引かなくてね」と、Kさん。
実は、人百倍温泉に入っている僕でさえ、この時季の温泉はこたえます。
しかも取材では、日に3つくらい温泉にはいりますから、当然、湯疲れ、湯あたりをしてしまいます。
Kさんの言うとおり、好きな仕事とはいえ、夏の温泉取材は、かなりハードです。
そこで、夏におすすめの温泉を紹介します。
「ぬる湯」という独特の入浴法を昔より守り続けている温泉です。
一般には40℃以下の温泉を言いますが、どうしてもぬる過ぎて、温めて使用してしまうんですね。
でも、このぬるい湯を、あえて加温せずに、そのまま入浴する温泉があります。「持続浴」とか「微温浴」とか呼ばれる入浴法です。
ぬる湯は長時間入浴ができるため、薬効成分が肌から吸収しやすく、皮膚病などに効く温泉が多いのです。
また長湯により血行が良くなり、老廃物や疲労物質が排出されるため、精神の鎮静効果が高く、ヒステリーや不眠症、うつ病などに効果があるといわれています。
群馬県内で「ぬる湯」が体験できる温泉は、川中温泉(東吾妻町)・松の湯温泉(東吾妻町)・川古温泉(みなかみ町)などがありますが、今日は中之条町にある大塚温泉の一軒宿『金井旅館』を紹介します。
ここの4代目主人の金井昇さんは、のんべぇで、実に愉快なオヤジです。
初めて取材で伺ったときから意気投合してしまい、それからというもの茶を飲みに寄ったり、泊り込んで一緒に酒を呑んだり、公私共にお付き合いをしていただいております。
そうそう昨年、渋川市で開催した僕の講演会にも来てくれました。一番前の席に座られてしまい、大変やりづらかったことを覚えています。でも、ちゃんと僕の本を5冊も買って帰ってくれましたよ。ありがと、おっちゃん!
そんなオヤジがいる、きさくな宿ですが、日帰り入浴もやっていまので、ぜひ一度「ぬる湯」を体験してみてください。
泉温は34℃、体温より低いですから、ほとんど温水プールです。常連客は日に8時間以上入ります。風呂の中で本を読んでいる人もいますね。まさに、平成の湯治場です。
ただし、露天風呂は混浴です。
男女別の内風呂が1つずつありますが、源泉が岩肌から滝のようにふりそそぐ名物の内風呂は、混浴です。
でも慣れると混浴もクセになるものです。ぜひ、「ぬる湯混浴」にチャレンジしてみてください。
Kさんは僕と同世代で、温泉と山歩きが好きな方です。このブログも読んでいただいているようで、薬をもらいに立ち寄ると、必ず温泉の話になります。
「行きたい温泉は、たくさんあるんですが、真夏は湯上りに汗が引かなくてね」と、Kさん。
実は、人百倍温泉に入っている僕でさえ、この時季の温泉はこたえます。
しかも取材では、日に3つくらい温泉にはいりますから、当然、湯疲れ、湯あたりをしてしまいます。
Kさんの言うとおり、好きな仕事とはいえ、夏の温泉取材は、かなりハードです。
そこで、夏におすすめの温泉を紹介します。
「ぬる湯」という独特の入浴法を昔より守り続けている温泉です。
一般には40℃以下の温泉を言いますが、どうしてもぬる過ぎて、温めて使用してしまうんですね。
でも、このぬるい湯を、あえて加温せずに、そのまま入浴する温泉があります。「持続浴」とか「微温浴」とか呼ばれる入浴法です。
ぬる湯は長時間入浴ができるため、薬効成分が肌から吸収しやすく、皮膚病などに効く温泉が多いのです。
また長湯により血行が良くなり、老廃物や疲労物質が排出されるため、精神の鎮静効果が高く、ヒステリーや不眠症、うつ病などに効果があるといわれています。
群馬県内で「ぬる湯」が体験できる温泉は、川中温泉(東吾妻町)・松の湯温泉(東吾妻町)・川古温泉(みなかみ町)などがありますが、今日は中之条町にある大塚温泉の一軒宿『金井旅館』を紹介します。
ここの4代目主人の金井昇さんは、のんべぇで、実に愉快なオヤジです。
初めて取材で伺ったときから意気投合してしまい、それからというもの茶を飲みに寄ったり、泊り込んで一緒に酒を呑んだり、公私共にお付き合いをしていただいております。
そうそう昨年、渋川市で開催した僕の講演会にも来てくれました。一番前の席に座られてしまい、大変やりづらかったことを覚えています。でも、ちゃんと僕の本を5冊も買って帰ってくれましたよ。ありがと、おっちゃん!
そんなオヤジがいる、きさくな宿ですが、日帰り入浴もやっていまので、ぜひ一度「ぬる湯」を体験してみてください。
泉温は34℃、体温より低いですから、ほとんど温水プールです。常連客は日に8時間以上入ります。風呂の中で本を読んでいる人もいますね。まさに、平成の湯治場です。
ただし、露天風呂は混浴です。
男女別の内風呂が1つずつありますが、源泉が岩肌から滝のようにふりそそぐ名物の内風呂は、混浴です。
でも慣れると混浴もクセになるものです。ぜひ、「ぬる湯混浴」にチャレンジしてみてください。
Posted by 小暮 淳 at 13:16│Comments(0)
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