温泉ライター、小暮淳の公式ブログです。雑誌や新聞では書けなかったこぼれ話や講演会、セミナーなどのイベント情報および日常をつれづれなるままに公表しています。
プロフィール
小暮 淳
小暮 淳
こぐれ じゅん



1958年、群馬県前橋市生まれ。

群馬県内のタウン誌、生活情報誌、フリーペーパー等の編集長を経て、現在はフリーライター。

温泉の魅力に取りつかれ、取材を続けながら群馬県内の温泉地をめぐる。特に一軒宿や小さな温泉地を中心に訪ね、新聞や雑誌にエッセーやコラムを執筆中。群馬の温泉のPRを兼ねて、セミナーや講演活動も行っている。

群馬県温泉アドバイザー「フォローアップ研修会」講師(平成19年度)。

長野県温泉協会「研修会」講師(平成20年度)

NHK文化センター前橋教室「野外温泉講座」講師(平成21年度~現在)
NHK-FM前橋放送局「群馬は温泉パラダイス」パーソナリティー(平成23年度)

前橋カルチャーセンター「小暮淳と行く 湯けむり散歩」講師(平成22、24年度)

群馬テレビ「ニュースジャスト6」コメンテーター(平成24年度~27年)
群馬テレビ「ぐんまトリビア図鑑」スーパーバイザー(平成27年度~現在)

NPO法人「湯治乃邑(くに)」代表理事
群馬のブログポータルサイト「グンブロ」顧問
みなかみ温泉大使
中之条町観光大使
老神温泉大使
伊香保温泉大使
四万温泉大使
ぐんまの地酒大使



著書に『ぐんまの源泉一軒宿』 『群馬の小さな温泉』 『あなたにも教えたい 四万温泉』 『みなかみ18湯〔上〕』 『みなかみ18湯〔下〕』 『新ぐんまの源泉一軒宿』 『尾瀬の里湯~老神片品11温泉』 『西上州の薬湯』『金銀名湯 伊香保温泉』 『ぐんまの里山 てくてく歩き』 『上毛カルテ』(以上、上毛新聞社)、『ぐんま謎学の旅~民話と伝説の舞台』(ちいきしんぶん)、『ヨー!サイゴン』(でくの房)、絵本『誕生日の夜』(よろずかわら版)などがある。

2020年02月04日

謎の生物 「ヘイサラパサラ」


 相変わらず僕は、“ケサランパサラン” を追いかけています。
 ケサランパサランとは、江戸時代以降に民間伝承により伝わるナゾの生物です。
 調査により、新たな事実が判明しました。

 ケサランパサランは、少なくとも3種類が存在するということです。


 先日、ケサランパサランを飼育しているという男性にお会いして、話を聞くことができました。
 彼は酒を呑んだ帰り道に、川のほとりを歩いている時に舞い降りてきたところを捕獲したといいます。
 自宅で大切に保管されているということで、まだ実物は見ていませんが、僕がケサランパサランの資料を見せると、「このタイプです」 とタンポポの綿毛のようなものが写っている写真を指さしました。

 いわゆる 「植物性ケサラン」 といわれる、もっともポピュラーなタイプです。
 一説では、アザミやオキナグサなどの花の冠毛ではないかとされています。
 直径は2~3cmですが、飼育により枝毛が伸びて、倍以上の大きさにもなるようです。
 エサは一般には、おしろいの粉とされています。

 資料を眺めていた彼が、こんなことを言いました。
 「こっちのタイプは珍しいんだよ。なかなか、お目にかかれません」

 彼が指さしたのは、いわゆる 「動物性ケサラン」 です。
 “毛ん玉” ともいわれ、直径は5~6cmあるケサランパサランです。
 色は、白、茶褐色、白と茶のまじりとバリエーションがあり、球形です。
 一説には、ウサギやタヌキやキツネの毛玉ではないかともいわれています。

 僕が子供の頃に見たケサランパサランは、このタイプです。
 白いマリモのような物体でした。
 ※(当ブログの2020年1月8日 「求む! ケセランパサラン」 参照)


 で、調査を進めていると、第3のケサランパサランを飼育している人がいることが分かりました。
 資料の写真を見ると、まったく別の物体です。
 直径は8~10㎝もあり、色はクリームがかった乳白色で、重量も30g以上あるといいます。
 大きめのリンゴやナシ1個分に相当します。

 見た目、毛の無い球体で、磨いた白い石の玉のようです。

 飼育している人によれば、この物体はケサランパサランとは言わず、「ヘイサラパサラ」 または 「ヘイサラパーサラ」 と呼ばれているとのことです。
 語源はポルトガル語で 「馬の結石」 という意味だそうで、そのため 「馬ん玉」 「うまだま」 とも呼ばれています。

 また東北地方では、この馬ん玉は、雨乞いの儀式にも使われるらしい。
 神前に供え物を捧げ、前に水を張ったタライを置く。
 「オンコロコロ、センダーリマタ、アニソワカ」
 神主が呪文を唱えながら、馬ん玉をタライの中に落とすと、不思議や不思議、ザーッと天から雨が降ってくるのだといいます。


 ということで、僕は今、このヘイサラパサラに会いたくて仕方ありません。
 どなたか、飼育していませんか?
 情報をお寄せください。
   


Posted by 小暮 淳 at 14:03Comments(0)謎学の旅

2020年01月23日

続・宇宙生物 “ケサランパサラン” 現る!?


 昨日、昭和52年に読売新聞に掲載されたナゾの生物 「ケサランパセラン」 の記事を紹介しましたが、調べると、その後も読売新聞は、後追い取材を続けていることが分かりました。

 前回の記事では、<近く東北大に依頼して、動物か植物か、その正体をつきとめることになった。> と記載されていますが、その結果報告をしています。
 ところが、さらに別の学者が異説を唱え、“ケサランパセラン騒動” は、ますますヒートアップしていきます。

 「いずみ」 という小さなコラムですが、その後に掲載された興味深い2つの記事を紹介します。


●一見、タンポポのようで、虫かもしれないとしてナゾの生物 「ケサランパサラン」 が話題になっている(本紙八日付朝刊) が、生物生理学の権威、永野為武・東北大名誉教授が十四日、この “物体” の正体は 「不完全菌類のカビの仲間らしい」 と判定した。
 「ケサランパサラン」 は直径一、二センチの白い毛に包まれ、中心部に口のような黒点がある。
 宮城県・小牛田町、孝勝寺別院に大正七年に二体が飛来。
 おしろいを入れたキリ箱にしまっていたが、最近空けたら十五体に増え、おしろいは減っていたという。
 十四日、虫メガネで鑑定した永野さんは「おしろいは鉱物だから、栄養にはなりません。カビは自分の栄養分と水分で増殖します」。
 となると、おしろいの減った理由がわからない。
 しかも、不完全菌類の専門家は東北大におらず、カビの種類は不明。
 で、いぜんナゾは残る?
 <昭和52年(1977)7月15日 読売新聞23面より>


●宮城県・小牛田町の孝勝寺別院に伝わるナゾの生物 「ケサランパサラン」 は、先に永野為武・東北大名誉教授が 「不完全菌類のカビの仲間らしい」 と判定した(本紙十五日付朝刊) が、今度は国立科学博物館植物研究部の土井祥兌文部技官が 「アザミの種子の冠毛」 と判定した。
 土井技官は顕微鏡で調べたもので、中心部に、口のように見える黒い点は、種子が付着していた跡。
 死滅した組織だから、環境さえよければ、何年でも保存できるという。
 「ケサランパサラン」 が二体から十五体に増えていた点については 「保存している箱の中にだれかが別の冠毛を入れたのでは」 と推理するが、佐々木友義住職は 「大正七年に亡父が二個とらえてキリの箱に入れ、押入れの奥に入れたままだれも触らなかった」 と反論。
 やはり正体は 「ケサランパサラン」 (土地の言葉で 「空から飛んで来た得体の知れないもの」 という意味)?
 <昭和52年(1977)7月31日 読売新聞23面より>
   


Posted by 小暮 淳 at 11:41Comments(0)謎学の旅

2020年01月22日

宇宙生物 “ケサランパサラン” 現る!?


 以前、ブログで 「ケセランパセラン」(ケサランパサランとも呼ぶ) について触れたところ、読者からのコメントをはじめ、友人知人からもたくさんの情報が寄せられました。
 ありがとうございました。

 それらによると、以下の3つのことが判明しました。
 ①不思議なネーミングは、東北地方の方言であること。
 ②大正時代には、すでに飼育されていたこと。
 ③ブームの火付け役は、新聞記事だったこと。


 ということで、ブームの発端となった新聞記事のコピーを入手しましたので、全文を紹介します。


 おしろい食う“宇宙生物”?
 宮城のお寺 箱の中 60年繁殖

 一見、タンポポのようで、虫かも知れないというナゾの生物が、宮城県・小牛田町の孝勝寺別院に大正年間から伝わるキリの箱(十センチ四方) の中で“繁殖” していることがわかり、近く東北大に依頼して、動物か植物か、その正体をつきとめることになった。
 土地の言葉で 「空から飛んできた得体の知れないもの」 という意味の 「ケサランパサラン」 と名付けられているこの生物=(写真)。
 一、二センチの長さの綿毛に包まれ、中心部に口と思われる黒い点がある。
 大正七年秋、二体がもつれ合うように本堂に飛来したのを先代住職がとらえて箱にしまった。
 以来、家宝のように扱われてきたが、最近箱に入れてあったおしろいが減っているところからこれを食べていたらしいが、水もない真っ暗な箱の中でなぜ増えたのか、ナゾだらけ。
 宇宙の生物かも。
 <昭和52年(1972) 7月8日 読売新聞22面より>
  


Posted by 小暮 淳 at 11:26Comments(0)謎学の旅

2020年01月20日

まだ見ぬ座敷わらし


 【座敷童】
 東北地方の旧家に住むと信じられている家神。小児の形をして顔が赤く、髪を垂れているという。枕返しなどのいたずらもするが、居なくなるとその家が衰えるという。<広辞苑より>


 たびたびテレビ番組でも、紹介される 「座敷わらし」 です。
 芸能人が座敷わらしが出るという旅館に泊まり、カメラがとらえた怪奇現象を映し出しています。
 姿は見えませんが、おもちゃが動き出したり、白い光が浮遊したり、確かに何かが存在しているようです。

 でも決ってロケ地は東北です。
 広辞苑でも説明しているように、座敷わらしは東北地方に住む妖怪(?) のようですが、そんなことはありません!
 群馬県にもいます!

 僕の著書の熱心な読者なら、すでに知っていますよね。
 S温泉のS苑やO温泉のH旅館に座敷わらしが現れることは有名です。
 真夜中に小さな子が廊下を走り回ったり、ロビーに飾られた人形で遊んだりと、目撃例が寄せられています。
 何度か取材に訪れていますが、残念ながら僕はまだ、一度もお会いしていません。


 でも座敷わらしは、必ずしも旧家や旅館に住み着くとは限らないようです。
 僕の友人の家にも住み着きました。
 それも新築の洋風住宅です。

 夜中に階下で物音がするので下りて行くと、時計の針が進んでいたり、置物や食器などの位置が移動していたといいます。
 一度だけ、階段の途中で鉢合わせしたことがあるそうです。
 「おかっぱ頭で着物を着た女の子だった」
 と言います。


 座敷わらしを見た人は、男性ならば出世をし、女性ならば玉の輿に乗るなどの幸運が舞い込むといいます。
 その後、その友人は、さるジャンルで世界的な地位に着きました。

 信じるか、信じないかは、あなた次第です。

 まだ見ぬ座敷わらしさん、いつになったら僕の前に現れてくれるのですか?
 待ってま~す!
  


Posted by 小暮 淳 at 11:04Comments(4)謎学の旅

2020年01月08日

求む! ケセランパセラン


 現在、僕は群馬テレビの 『ぐんま!トリビア図鑑』 という番組のスーパーバイザーをしていますが、「ミステリーハンター」 という役でナビゲーターとしても出演しています。 
 また、高崎市のフリーペーパー 『ちいきしんぶん』(ライフケア群栄) には、「ぐんま謎学の旅」 というエッセイを連載しています。
 ということで、民話や伝説などに登場する昔から伝わる不思議なモノを追い求めています。

 で、今探しているのが 「ケセランパセラン」 です。


 ケセランパセラン (ケサランパサランとも呼ぶ) とは?
 江戸時代以降の民間伝承上の謎の生物です。
 外観は、タンポポの綿毛のようなフワフワとした白い毛に覆われています。
 外国では 「エンゼル・ヘア」 とも呼ばれ、持ち主には幸運をもたらすと言い伝えられています。

 僕は、過去に一度だけ見たことがあります。


 小学生の低学年だったと記憶しています。
 友だちの家に遊びに行った時、その子のおばあちゃんが見せてくれました。

 「これはね、とっても大切なものなんだよ」
 と言って、タンスの引き出しを開けました。
 中は空っぽでしたが、隅のほうに4~5個の白い綿のようなかたまりが転がっていました。
 小さいのはパチンコ玉くらいでしたが、大きいのはピンポン玉くらいありました。

 「生きてるの?」
 と訊くと、
 「ああ、生きているよ。最初は1匹だったのに、こんなにも増えたんだよ」
 と言いました。

 「何を食べるの?」
 と訊いた時です。
 おばあちゃんは、何やら小さな箱を持ってきて、中から白い粉をスプーンですくうと、パーッと引き出しの中にまいたのです。
 「何、それ?」
 「おしろいの粉を食べるんだよ」


 僕の記憶は、ここまでです。
 おばあちゃんが、どこで見つけて来たのかも、いつから飼っていたのかも分かりません。
 そして大人になってから、あの時に見た白い “生物” が、ケセランパセランだったことを知りました。


 みなさんのまわりで、今でもケセランパセランを飼っている人はいませんか?
 もしくは、飼っていたという人はいませんか?

 また、この不思議な名前の由来を知っている人がいたら、教えてください。

 求む! ケセランパセラン
   


Posted by 小暮 淳 at 12:24Comments(6)謎学の旅

2019年11月13日

七つの不思議と三つの奇石


 数字には、何か謎めいた力が宿っているようです。
 特に日本人にとって “奇数” は、慶弔どちらにも用いられる数字です。
 奇数の中でも 「七」 と 「三」 は、さらに特別な響きを持って、大切なことを伝え、残そうとしているように感じます。

 七色、七草、七光、七曜、七福神、七変化……
 三位、三教、三景、三世、三易、三大……


 先月、群馬テレビで放送された 『ぐんま!トリビア図鑑』 では、僕がミステリーハンターとしてナビゲーターを務め、水上温泉に伝わる七不思議を紹介しました。
 この番組が、ことのほか好評だったため、シリーズ化されることになりました。
 題して、「令和の世に語り継がれる七不思議」。

 今日、その第2弾の制作のため、ディレクターと構成作家と共にロケハンに行って来ました。
 “ロケハン” とは業界用語で、ロケーションハンティングの略です。
 いわゆる撮影に入る前の下見のことです。


 今はまだ、群馬県東部の山中としか申し上げられません。
 舞台は、弘法大師が東国遊化の折に薬師仏を刻み開創したと伝えられる古刹です。
 この寺に、7つの不思議が伝わります。
 また周辺には、寺を囲むように奇妙な形をした3つの石が鎮座しています。

 今回は、この7つの不思議と3つの奇石にまつわる言い伝えをハンティングしてきました。


 信じるか、信じないかは、あなた次第です。
 放送 (12月下旬予定) を、お楽しみに!
  


Posted by 小暮 淳 at 20:10Comments(0)謎学の旅

2019年10月08日

水上温泉の七不思議


 其の壱 「七曲の謎」
 其の弐 「曲水の謎」
 其の参 「蒼樹の謎」
 其の四 「草鞋の謎」
 其の五 「合機の橋」
 其の六 「双痕の謎」
 其の七 「響音の謎」

 昔より水上温泉(群馬県みなかみ町) に伝わる七不思議の謎を解き明かすべく、すべての現場をめぐってきました。
 といっても、今回はライターとしての取材ではありません。
 ご存じ(?) ミステリーハンターとしての登場です。

 現在、僕は群馬テレビで放映中の人気謎学バラエティー番組 『ぐんま!トリビア図鑑』 のスーパーバイザーをしています。
 が、時には会議室やスタジオを飛び出して、カメラマンや音声さん、リポーターとともに “謎学の旅” へと出かけます。

 今回、ご一緒したリポーターは、入社1年目の新人アナウンサー、三上彩奈さん。
 ゲスト解説者として、みなかみ町観光協会の木村崇利さんに出演していただきました。
 そして番組のナビゲーターを、みなかみ温泉大使でもある僕が務めさせていただきました。


 世の中は、科学や物理では解明できない不思議な現象に満ち溢れています。
 あなたを、そんなミステリーゾーンへとご案内いたします。



         『ぐんま!トリビア図鑑』
    令和の世に語り継がれる七不思議 ~水上温泉編~

 ●放送局  群馬テレビ (地デジ3ch)
 ●放送日  2019年10月15日(火) 21:00~21:15
 ●再放送  10月19日(土) 10:30~10:45 10月21日(月) 12:30~12:45
  


Posted by 小暮 淳 at 10:49Comments(0)謎学の旅

2019年09月22日

令和に伝わる七つの不思議


 現在、群馬テレビで毎週火曜日午後9時から放送中の 『ぐんま!トリビア図鑑』。
 僕は4年前のスタート時から、この番組のスーパーバイザーをしています。

 ふだんは企画・構成会議で、元ネタを披露したり、アドバイスなど裏方の作業に参加していますが、ときどき、番組にリポーターとしても登場します。
 その名は、“ミステリーハンター” です。

 前回は3年前の夏に放送した 「トリビア・ミステリーツアー」 でした。
 お化け坂や三途の川、妖怪伝説など、県内の不思議スポットをめぐりました。


 ミステリーファンのみなさん!
 長らくお待たせいたしました。
 あの “ミステリーハンター” が帰ってまいりました!

 新シリーズのタイトルは、「令和に伝わる七つの不思議」(仮) であります。
 そう、俗にいう “七不思議” です。
 でも今回、僕が番組でめぐる七不思議は、ただの七不思議ではありません。

 昔からその土地に伝わり、そして今でも地元の人たちに恐れられ、守られ、謎が解明されていない不思議の数々です。
 シリーズの第1回では、群馬県北部の温泉地を取材しました。
 半径1~2kmの小さな温泉街の中に、ミステリースポットが点在しています。

 たとえば、橋の欄干にかかる大きな草鞋(わらじ)。誰が何のために?
 高速道路の橋脚の下で柏手を打つと、アラ不思議! 山びこに似た打ち返しが……。
 そして極めつきは、重力に逆らって坂道を上る用水路の水!


 「バカバカしい」 なんて言う前に、まずは自分の目で見てください。
 現在、ロケハンが終了したところなので、まだ放送日は未定です。
 来月の撮影が終了次第、報告いたします。

 乞う、ご期待!
  


Posted by 小暮 淳 at 11:17Comments(0)謎学の旅

2019年08月10日

2つの謎学


 「謎学(なぞがく)」 とは造語です。

 15年ほど前、僕は某月刊情報誌の編集人をしていました。
 その雑誌に毎月1話、編集後記の代わりにコラムを連載していました。
 テーマは、謎。
 群馬県内で起きている不思議な現象や奇妙な慣習、荒唐無稽な伝説を追って、その謎を解き明かしていました。
 そして毎回、コラムの文末を <謎学の旅はつづく。> という言葉で締めくくっていました。


 それからというもの雑誌が廃刊になった後も、僕にとって “謎学” はライフワークとなり、仕事となりました。
 現在、2つの謎学が、映像と活字により継続しています。

 2015年4月、群馬テレビでスタートした謎学バラエティー 『ぐんま!トリビア図鑑』。
 おかげさまで、来週の放送で175回を数えます。(火曜日、21時~)
 僕は、この番組のスーパーバイザーを務めています。
 でも時には 「トリビア博士」 として、またあるときは 「ミステリーハンター」 という名で、番組にも出演しています。

 今週、番組の企画・構成会議があり、参加してきました。
 プロデューサーやディレクター、放送作家らとの白熱の2時間半。
 あっと驚くトリビアなネタが、続々と飛び出しました。

 すでに放送開始から5年目に入っています。
 まだまだ、謎学の旅はつづきます。


 もう1つは、2007年8月から高崎市のフリーペーパーで連載が始まった 『ぐんま謎学の旅』 です。
 現在も不定期にて連載は続いていますが、昨年8月に、民話と伝説部門をまとめた 『ぐんま謎学の旅 民話と伝説の舞台』(ちいきしんぶん) が出版されました。

 おかげさまで発売開始からマスコミやメディアに取り上げていただき、売り上げも好調のようで、初版完売も間近のようであります。
 また現在、高崎市の戸田書店高崎店において、この本の表紙絵を描いたイラストレーター栗原俊文氏の 「表紙画展」 が開催中です。 (8月31日まで)
 ぜひ、おでかけくだせさい。

 昨晩は、著書の制作に関わった発行人、編集長、デザイナーらが集まり、暑気払いを兼ねて、出版1周年と表紙画展開催を祝いました。
 宴会というよりは、次から次へと建設的な意見が飛び出し、飲みながらもメモを取るほどの充実した “飲み会議” となりました。


 謎学、大好き!

 謎って、みんなの気持ちを引きつけて、心を一つにしてしまうのですね。
   


Posted by 小暮 淳 at 11:33Comments(2)謎学の旅

2019年06月12日

ルースを見た!?


 生前、オヤジは、
 「俺は、ベーブ・ルースを見た。特大の場外ホームランが、利根川の河川敷まで飛んで行った」
 と、自慢していました。

 ベーブ・ルースとは、1910~30年代にかけてアメリカのメジャーリーグで活躍した選手で、“野球の神様” とまで呼ばれた偉人です。
 野球オンチの僕でさえ知っているのだから、それはそれはスゴイ人なのです。
 その “野球の神様” をオヤジは、「見た!」 というのです。

 オヤジによれば、昭和6年 (1931) に日本で日米野球が開催され、敷島球場(前橋市) でも行われたといいます。
 その試合を見に行って、神様を見たようです。
 オヤジが、小学生の頃の話です。


 「小暮さんのお父さんは、ベーブ・ルースのホームランを見たことがあるんですってね!」
 晩年、認知症を患ってからも、施設で介護職員に、自慢話をしていたようです。
 「みたいですね。本当かどうかは、昔のことなんで分かりませんけど」
 と、僕はいつも曖昧に返していました。
 だって、そんな話は、オヤジからしか聞いたことがなかったからです。

 ところが今年になって、思わぬ話を聞きました。
 僕がスーパーバイザーをしている、群馬テレビの構成会議での席でした。
 「 “敷島球場の謎” っていうのをやろうと思います。例のベーブ・ルースが来たっていう」
 プロデューサーの話に、思わず僕は、
 「えっ、その話、本当なんですか!?」
 と大声を上げてしまいました。

 プロデューサーによれば、敷島球場のある地元では、昔からまことしやかに伝わる都市伝説なのだといいます。
 伝説では、<昭和9年 (1934) に日米野球大会で来日したベーブ・ルースが、敷島球場での試合でプロ野球創設期の大投手、沢村栄治からホームランを打ち、打球は利根川の河原に落ちた> というものでした。
 オヤジから聞いていた話とは、年号や対戦相手など微妙に異なるところもありますが、伝説は本当だったのか?

 「それがね、どうも来ていないようなんですよ。日米野球も群馬では開催されていないんですね」
 確かに近隣の大宮や宇都宮には来ているので、その試合を見た人が記憶を取り違えたのではないか、というのです。
 でもね、調べによると、オヤジだけではなく、「見た」 という年寄りが前橋市には、たくさんいるのです。
 はたして、なぜ、都市伝説は生まれたのでしょうか?


 先日、その謎を解く可能性がある記事が、地元の新聞に掲載されました。
 <敷島の伝説 真相は>
 <オドールと混同?>
 という見出しに、釘付けになりました。

 記事によると、僕と同じく群馬テレビのスーパーバイザーをしている前橋学センター長の手島仁さんが、偶然見つけた昭和初期の新聞記事に触れています。
 <日米野球前年の1933年 (昭和8年) 12月24日に、人気大リーガーのフランク・オドールが敷島球場で開かれた中学生 (現在の高校生) 向けの野球教室に参加していた>
 当時の新聞には、<.ルースに次ぐ人気選手> <球場にはファン一杯> との見出しが躍っています。

 手島さんは、
 「野球が敵国のスポーツとされた太平洋戦争中に正しく事実が伝わらず、オドールの盛り上がりが有名なルースに置き換わってしまった可能性がある」
 とコメントしています。


 オヤジが見たのは、ルースではなくオドールだったのでしょうか?
 いえ、オヤジだけではありません。
 当時の前橋市民はみんな、オドールをルースと思い込んだまま昭和、平成と生きてきたのでしょうか?

 謎学の旅は、続きそうです。
  


Posted by 小暮 淳 at 17:34Comments(0)謎学の旅

2019年06月01日

ミステリーハンターが行く


 ある時は、秘湯を愛する温泉ライター。
 そして、ある時は、朝寝朝酒に溺れる地酒大使。
 しかし、その正体は?

 ジャジャジャジャーン!!
 そうです、数々の謎や不思議を解き明かす “ミステリーハンター” なのであります。


 謎学ファンのみなさん、大変ご無沙汰しております。
 前回、ミステリーハンターとして登場したのは、3年前の夏でした。
 僕がスーパーバイザーを務める群馬テレビの知的好奇心刺激番組 『ぐんま!トリビア図鑑』 のオンエアのお知らせでした。
 ※(当ブログの2016年8月12日 「真夏のミステリーツアー」 参照)

 この番組で、僕はレポーターとして、県内の不思議スポットをめぐりました。


 覚えていますか?
 あのとき、番組では、ボールが坂道を登る “反重力地帯” を取材し、報告しました。
 別名 「お化け坂」 といわれる県内屈指のミステリースポットです。

 で、今回、またまた超ド級の “反重力地帯” を取材してきました。


 場所は、群馬県北部の町とだけ、言っておきましょう。
 ニュートンが見たら、さぞかしビックリして、腰を抜かすこと必至のミステリースポットです。

 「うぁぁぁぁ、なんですか、こりゃ~~~!!!」
 同行のカメラマン氏が、ファインダーを覗きながら絶叫したほど、目の前に、まさかの光景が!
 川が突然、ある地点を境に、上り始めるのであります。

 そう、低いところから高いところへ!
 その間、わずか数10メートルですが、高低差約2メートルを逆流しています。


 思わず、僕は叫びました。
 「ミステリーハンター、参上!」

 ただちに、地元の人たちに聞き込みを開始しました。
 すると、半世紀前のある工事が係わっていることが分かりました。
 そして、地元の子どもたちとの交流により発見した、ある人物にたどり着きました。

 謎が謎を呼ぶ、ミステリースポットの誕生秘話とは?
 ※(現在、まだ取材中です。発表媒体など詳しいことが決まり次第、ご報告いたします)
  


Posted by 小暮 淳 at 21:35Comments(0)謎学の旅

2018年12月08日

謎学の旅はつづく


 <伝説とは、あくまでも言い伝えであり、史実とは異なるものなのに。民話も、先人たちが口承しながら伝えた創話です。でも、そこには必ず舞台があるのです。そして舞台がある限り、これからも私の “謎学の旅” は続くのです。>

 これは今年8月に出版した 『ぐんま謎学の旅 民話と伝説の舞台』(ちいきしんぶん) の 「あとがき」 に書いた一節です。
 その言葉のとおり、僕の “謎学の旅” は、本を出版したあとも続いています。


 本書の書店でのポスターやポップに書かれたセールスコピーは、
 【浦島太郎の墓があった!?】
 です。
 海なし県なのに、なぜ浦島太郎伝説が残っているのか?
 その謎を追った旅は、マスコミ等でも取り上げられ、今では読者が 「龍神宮」 を参拝するようになったと聞きます。


 浦島太郎がいたならば、桃太郎だって群馬にいたのではないか?
 「そんなバカな! 桃太郎は岡山でしょう!」
 と思われるでしょうが、ところが、どっこい!
 僕を誰だと思っているんですか?
 人呼んで、“謎学ライター” ですぞ~!!!

 群馬には、「桃太郎橋」 が存在するのです。
 周辺に、イヌ、サル、キジにまつわる地名はあるのか?
 謎を追って、現地に入り、資料館の館長や地元の長老に話を聞いてきました。

 すると、思わぬ史実があったのです!

 海がなくても浦島太郎がいたように、海がなくても鬼ヶ島があったのです。
 まだまだ、僕の “謎学の旅” は続きます。 
  


Posted by 小暮 淳 at 19:33Comments(0)謎学の旅

2018年08月15日

妖精ふたたび


 読者のみなさんは、覚えていらっしゃるでしょうか?
 といっても、8年も前にブログにアップした記事ですから、古い読者の記憶にも残っていないかもしれませんね。

 過去に一度だけ、僕は “妖精” と出遭ったことがあるのです。
 ※(当ブログの2010年11月16日 「妖精目撃」 参照)


 詳しくは、当時のブログを読んでいただきたいのですが、出遭いは、こんな感じでした。

 とある真冬の夜のこと。
 僕が自転車を漕いでいると、後方から “光の玉” が追い越して行きました。
 大きさは、ピンポン玉くらい。
 色は白く、花火のように光の尾を引いていました。
 高さは、自転車に乗る僕と、頭上の電線との間です。
 スピードは、自転車より、わずかに速い程度でした。
 直線で、まっすぐに飛んで、次の電柱にさしかかったあたりで、音もなく、パッと火の子を散らして、消えてしまいました。

 のちに、これが “妖精のオス” だということが判明しました。
 ※(前出のブログを参照)


 「妖精目撃」 から、約10年が経ちました。
 その後、僕は二度と遭っていませんし、妖精と遭遇したことすら忘れていました。

 ところが……

 先日の日曜日の夜のことです。
 夜中に、オヤジに起こされ、オムツを交換させられ、グッタリとしていました。
 気分転換にと、家の外へ出たときでした。

 ちらほらと輝く、星空を見上げていると、後方から “気配” を感じました。
 そうです、10年前の夜に感じた同じ気配です。

 と、思った瞬間、スーーーーーーッと、白い光がゆっくりと、僕の頭上を飛行して行ったのです。
 まったく、あの時と同じ高さで、同じく白い光の尾を引いていました。

 「あっ、妖精だ!」

 光の玉は、そのまま僕の頭上を通過して、隣の家の1階の屋根の上で、またしても音もなく、パッと消えてしまいました。


 前回は真冬、今回は真夏です。
 昆虫とは考えられません。
 やはり、友人のS君 (妖精研究家?) のいうとおり、今回も僕が見たのは “妖精のオス” だったのでしょうか?
  


Posted by 小暮 淳 at 10:37Comments(0)謎学の旅

2018年04月12日

不思議、大好き!


 3ヶ月に1度、ワクワクする時間を過ごします。
 群馬テレビの謎学バラエティー 『ぐんま!トリビア図鑑』 の企画・構成会議です。
 僕は、この番組のスーパーバイザーをしています。

 放送が始まったのは2015年4月ですから、今月から4年目に入りました。
 放送回数も、今週で121回を迎えました。

 えっ、ネタが尽きないのかって?
 これが、尽きないどころか、会議のたびに雨後の竹の子のごとく、ニョキニョキと出て来るのです。
 それも、「えー、本当!?」 「そんなことがあったの!?」 と、毎回、驚きの声が上がるほどです。


 今回も、出ました、出ました。 
 会議室に集まったのは、プロデューサー、ディレクター、構成作家ら計9人。
 僕もネタをたずさえて、末席に座らせていただきました。

 「戦後、突然、消えた村があるんだよ」
 「○○村の人たちは、ゴマを食べないんだって」 
 「なぜ、群馬県民が、もつ煮を食べるようになったか知ってる?」
 「群馬にも、座敷わらしが出る旅館が、あるらしいよ」

 そのたびに、「へー、知らなかった!」 「それはトリビアだ」 「すぐに番組にしょう」 と、間髪を入れず声が上がります。
 こうやって昨日は、7月~9月分の放送予定のテーマが決まりました。


 ちなみに来週4月17日の放送は、「『チロリン村』を覚えていますか?」 です。
 “チロリン村” といっても昔、NHKテレビで放送されていた人形劇ではありませんよ。
 昭和50年代に、群馬県内で活躍したフォークグループの 「チロリン村」 のことです。
 代表曲の 「急行赤城1号」 は、当時、僕もレコードを買いました。

 あの懐かしい 「チロリン村」 が、再結成!?

 群馬で青春を過ごした50代以上の人は、必見ですぞ!!!



   「ぐんま!トリビア図鑑」
 ●放送局  群馬テレビ (地デジ3ch)
 ●放送日  火曜日 21:00~21:15
 ●再放送  土曜日 10:30~10:45 月曜日 12:30~12:45
   


Posted by 小暮 淳 at 11:35Comments(0)謎学の旅

2018年03月13日

犬にまつわるエトセトラ


 <伝説とは、あくまでも言い伝えであり、史実とは異なるもの。民話も先人たちが作り残してくれた創話だ。でも、そこに舞台があるかぎり、謎学の旅は始まる。>

 2007年11月2日号に掲載された、この一文からシリーズが始まりました。
 高崎市のフリーペーパー 「ちいきしんぶん」(ライフケア群栄) に不定期連載している 『民話と伝説の舞台』 です。

 これは、群馬県内に残る民話や伝説を掘り起こし、その舞台を訪ね、物語の真偽を検証するという、バカバカしいテーマを真面目に取材するという伝奇エッセイであります。

 たとえば、茂林寺(館林市) に残る 「分福茶釜」 には、なぜフタがないのか?
 旧六合村(中之条町) のカッパは、なぜ7年に1度しか現れないのか?
 海なし県なのに、なぜ県内各所に竜宮伝説や浦島太郎伝説があるのか?

 そのほか、妖怪や巨人、幽霊など、さまざまな伝説を追いかけてきました。
 昔の人は、なぜ、そのような荒唐無稽な話を後世に残したのか?
 それを探るのが、“謎学の旅” なのです。


 さて、今年は戌年であります。
 シリーズでは1年間、お犬様にまつわる民話や伝説を追いかけることにしました。

 1月5日号では、太田市の神社に伝わる、殿様の命を救った “救命犬” の話を取り上げました。
 やはりそこには、伝説でありながらも、村人たちが犬塚を造り供養した跡があり、平成の現代においても地元住民たちが 「救命犬の像」 を設立して手厚く祀られていました。

 ということで昨日は、お犬様伝説第2弾の取材で、長野原町まで行ってきました。
 ここにも摩訶不思議な犬の話が残されています。
 ところが行ってみると、話だけではなく、地名や神社にもお犬様にまつわるエトセトラが……

 謎学の旅は、つづくのであります。
   


Posted by 小暮 淳 at 10:53Comments(2)謎学の旅

2016年09月02日

カッパは七年に一度現れる


 高崎市民のみなさ~ん、こんばんは!
 今日は地域限定のネタで、お送りします。
 本日発行(9月2日号) の 「ちいきしんぶん」(ライフケア群栄) は、もう、ご覧になりましたか?

 僕は、このフリーペーパーに2007年から 『民話と伝説の舞台』 という伝奇エッセイを不定期連載しています。
 今回は、その第18話が掲載されました。

 このエッセイは、群馬県内に伝わる民話や伝説の実際の舞台を訪ねて、その真偽を検証するという、バカバカしいテーマを真面目に取材するドキュメントであります。
 過去には、浦島太郎伝説や巨人伝説、幽霊、化け物、妖怪たちを追いかけ、真実を見つけ出してきました。
 そして今回、その存在を暴くために追いかけた伝説とは……?

 カッパです!


 『広辞苑』によればカッパ(河童) とは、<想像上の動物。水陸両性、形は4歳~5歳の子供のようで、顔は虎に似、くちばしはとがり、身にうろこや甲羅があり、毛髪は少なく、頭上に凹みがあって少量の水を容れる。その水のある間は陸上でも力強く、他の動物を水中に引き入れて血を吸う。> とのことですが、これが調べると、いるわいるわ! 県内各地に民話や伝説となってイキイキと生きているのであります。

 ただし、話には共通性があります。
 田畑を荒らしたり、川辺にいる子どもや馬などの家畜を水の中に引きずり込むなどのいたずらをして、最後は人間にこらしめられ、川に逃げ帰るというものです。

 ところが不思議なことに、山間部の温泉地に残る伝説は、まったく異質な結末をたどります。
 湯檜曽温泉(みなかみ町) と猿ヶ京温泉(みなかみ町) のカッパは、傷薬や万病に効く特効薬の製法を伝授します。

 では、なんでカッパは、そんな妙薬の作り方を知っているのでしょうか?
 エッセイでは、その謎を追って、旧六合村(現・中之条町) の代々医者だった旧家を訪ねます。

 そしてカッパが残した「7年に1度現れる」 という謎の言葉の意味とは?

 伝説を追ってみると、意外な事実が見えてくるのです。


 ※「ちいきしんぶん」 は、旧高崎市内の約9割の家庭や事業所に無料配布されています。新規お届け、配布に関する問い合わせは、TEL.027-370-2262 まで。
  


Posted by 小暮 淳 at 21:34Comments(6)謎学の旅

2016年08月12日

真夏のミステリーツアー


 ふだんは雑文書きのフリーライター、でも温泉好きが高じて温泉ライターとも呼ばれ、そして、あるときはテレビやラジオのコメンテーター、また番組のアドバイザーを名乗り、その陰でオヤジバンドのボーカリストなんかもしちゃいます。
 しかし、その正体は?

 実は、数々の謎や不思議を解き明かす “ミステリーハンター” なのです!


 ということで、ミステリーハンターとしての初仕事をしてきました。
 毎週火曜日の夜9時から群馬テレビで放送されている 『ぐんまトリビア図鑑』。
 僕は、この番組のアドバイザーをしていますが、次回はリポーターとして、みなさんをミステリーの世界へご案内します。

 僕のアシスタントとして一緒に恐怖体験してくれたのは、キャスターの安蒜幸紀さん。
 彼女の恐怖におののく姿は、必見ですぞ!

 番組では、県内のミステリースポットを3ヶ所めぐります。
 ・お化け坂の白い家
 ・あの世とこの世を結ぶ橋
 ・妖怪が眠る墓石

 ご期待ください!



 ●放送局  群馬テレビ(地デジ3ch)
 ●放送日  2016年8月16日(火) 21:00~21:15
 ●番組名  『ぐんまトリビア図鑑』
         第55回 トリビア・ミステリーツアー
 ●出演者  小暮 淳 (ミステリーハンター)
         安蒜幸紀 (キャスター)
   


Posted by 小暮 淳 at 12:32Comments(2)謎学の旅

2016年06月27日

編集長は、どこへ行った?


 今日は朝から晩まで丸一日、群馬テレビの撮影ロケに同行して、群馬県内を東奔西走してきました。

 群馬テレビといえば、僕は4年間、夕方のニュース番組 『ジャスト6』 にコメンテーターとして出演していました。
 その時の肩書きは、「温泉ライター」 です。
 昨年4月から始まった知的バラエティー番組 『ぐんまトリビア図鑑』 では、アドバイザーをしています。
 ここでの肩書きは、「フリーライター」 です。

 で、『ぐんまトリビア図鑑』 には時々、番組にも出演しています。
 そこでの肩書きは、「トリビア博士」。
 という具合に、いつしか色々な顔を持つ、正体不明の色物師になってしまいました。

 で、今回は、さらに新たな肩書きが加わったのであります。
 その名も、「ミステリーハンター」!
 笑ってやってください。なんだ、それ?って!

 本人も今日まで知らなかったのであります。
 台本を見て、ビックリ仰天!
 「ミステリーハンターの小暮淳さんと、県内の不思議スポットをめぐります」
 だなんて……。

 と、いうことで今日は、親子ほど歳の違う安蒜幸紀(あんびる・さき) アナウンサーとともに、県内各地のミステリースポットを訪ねてきました。
 放送日は8月16日の予定ですが、詳しい情報は後日、ブログにて公開いたします。


 ところで、読者のみなさんは、「なんで小暮さんがミステリーハンターなの?」 と疑問を抱かれていることでしょうね。
 発端は10年前まで、さかのぼります。

 前橋市と高崎市の人なら、覚えているかもしれませんね。
 『月刊 ぷらざ』 という生活情報誌があったことを……。
 僕は2006年の廃刊まで、編集長をしていました。
 で、その雑誌に毎回、『編集長がゆく』 というエッセイを書いていました。

 テーマは、ミステリー。
 毎号、文末は必ず <謎学の旅はつづく> という決まり文句で締めくくっていました。

 あれから10年。
 あの時の謎が、今度は映像という表現に姿を変えて、ふたたび読者(視聴者) の元へ届けられることになりました。
 なんて、不思議なことでしょう!
 そして、なんて幸福なことでしょう!

 編集長は、あれからどこへ行ったのか?
 そう、こうやって今でもミステリーハンターとして、謎学の旅を続けているのでした。
   


Posted by 小暮 淳 at 22:36Comments(3)謎学の旅

2016年06月02日

怪談めっけ


 火曜日午後9時からの群馬テレビ 『ぐんまトリビア図鑑』 は観てますか?

 僕は、この番組のアドバイザーをしていますが、ときどき、「トリビア博士」 という役で出演もしています。
 久々に、その出演が決まったので、今日は番組スタッフとロケハン (ロケーション ハンティング=現場の下見) に行ってきました。


 番組の放送は8月16日。
 そう、お盆なんです。
 お盆といえば、やっぱり怪談話ですよね。

 ということで、県内の怪談スポットを1日かけて巡ってきました。
 M市の “お化けが出るという坂道”
 K町の “地獄へ続いているというお堂”
 A市の “妖怪が封じられているという墓石”

 ロケハンということで、軽い気持ちで同行したのですが……。
 でも、そこは数々のいわく付きの心霊スポットでもあるわけでして……。

 「今の音は何?」 とか、「誰かに見られているような気がする」 とか、「頭が痛くなってきた」 とか、現場はただならぬ気配だったのであります。
 「本当だ、小暮さんの言うとおりだよ。ここは何かいるな」
 と、ディレクターも構成作家も、および腰での取材となりました。

 そーなんです。
 今回の怪談ネタの提供者は、僕なんです!

 本番のロケ(撮影)日は、今月末に決定。
 リポーターの女性とともに 「トリビア博士」 が、みなさんを摩訶不思議な世界へご案内します。

 ぜひ、お楽しみに!
    


Posted by 小暮 淳 at 20:27Comments(2)謎学の旅

2016年04月30日

坂東太郎って誰よ?


 群馬には、海はないけど川がある!

 そう、海なし県に生まれ育った僕らには、川が遊び場だったのだ。
 山の清流で泳いだり、里の小川で釣りをしたり、少年時代はいつも川で遊んでいた。
 なかでも県都に育った “前橋っ子” にとって、川といえば市内中央をとうとうと流れる大河、利根川こそが海に匹敵するウォータースポットでした。

 全長322キロメートル、全国2位。
 流域面積1万6840平方キロメートル、全国1位。
 まさに 『利根は坂東一の川』(上毛かるた) なのであります。

 「坂東」 とは、箱根の山の東の意味で 「関東」 のこと。
 その関東地方で一番大きい川であることから、利根川は別名 「坂東太郎」 とも呼ばれています。
 「太郎」 とは長男のことです。

 ということは、次男も三男もいるのか?
 はい、います。
 でも関東ではありません。

 九州の筑後川が 「筑紫次郎」、四国の吉野川が 「四国三郎」 の名で親しまれています。
 この三兄弟は、その流域面積の広さや景観の素晴らしさから 「日本三大河川」 と称されています。
 でも、長さだけで比べれば日本一は新潟県と長野県にまたがる信濃川(367km) が日本一。
 3位は北海道の石狩川(268km) です。
 こちらも利根川とともに 「日本三大河川」 に数えられています。


 さてさて、なんで今日はこんな話をしたのかというと、僕は昔から利根川に 「坂東太郎」 という人の名前が付いていることに “謎学” を感じていたのです。
 だって、「筑紫次郎」 と 「四国三郎」 は語呂合わせですからね。
 どーても、いいんです。
 元は 「坂東太郎」 ありきですからね。

 では、なんで人の名前なんだろうか?
 もしかしたら、昔々に利根川と深い関わりがあった人がいたんじゃなかろうか?
 って、謎を追いかけて、探しまくっていたのです。

 そ、そ、そしたらーーーーっ!
 いたんですよ!
 坂東太郎さんが!!!!


 ということで今日は、前橋市内を流れる利根川周辺を歩き回り、坂東太郎ゆかりの神社や伝説が残る場所を訪ねてきました。

 そ、そ、そしたら、なんと、太郎さんには弟(坂東次郎) もいたんです!
 ということは、筑紫次郎は弟ではなかった?(名字が違うから九州に養子に出された別の弟かもしれませんが)。

 おもしろいですね。
 伝説を訪ねる謎学の旅って! 
  


Posted by 小暮 淳 at 22:33Comments(0)謎学の旅