2012年10月06日
高原千葉村温泉 「高原千葉村」②
いい湯に入ると、幸せを感じて、どうしてもまた入りたくなるものです。
そして、「また入りたい、また入りたい、また入りたい・・・」 と念じていると、温泉の神様は本当に願い事を叶えてくれるんですね。
と、いうわけで昨日は、8月に取材で訪れ “湯の味” をしめてしまった高原千葉村温泉へ、ふたたび行ってきました。
と言っても、今回は取材ではありません。
シッカリと宿泊して、午後の乳白色~午前の抹茶ミルク色まで、時間の経過による温泉の色の変化を味わってきました。
昨晩は、僕が所属するクリエーティブ集団 「プロジェクトK」 の第7回総会が行われたのでありました。
現在、僕は副代表を務めています。
そんなこともあり、“日帰り入浴不可” の高原千葉村温泉のお湯に、メンバーのみなさんに、泊まってゆっくり浸かってほしいと企画しました。
県内外に、デザイナーやカメラマン、ライターなど20名のメンバーが所属していますが、昨晩はうち12名が出席しました。
宿に着いたら、何はともあれ軽く、ひとっ風呂浴びます。
もう、浴室に入っただけで、プ~~ンと硫黄のいい香りがしています。
前回訪ねたのは午前中で、温泉を貯めだして時間が短かったために、白濁は薄く、グリーンがかったメロンソーダのような色をしていました。
でも、今回は午後の入浴ですから、温泉が熟成(酸化) して、見事に乳白色ににごっています。
「いい湯ですねぇ~。温度も丁度いいし、極楽ですよ」
と、先に入っていたカメラマンのF君が、話しかけてきました。
「温泉らしい温泉っていうやつですか。好きだな、この湯」
と、今度はあとから入ってきたカメラマンのS君も、満足の様子です。
そう言っていただけると、ここを総会の会場に推薦した甲斐があったというものです。
午後5時。
会議室にて、総会が始まりました。
代表のK氏より、この1年間の活動内容と経過についての発表があり、結成7年目を迎える次年度の目標と抱負について語られました。
テーマは、“個人の能力・技術力を外へ対して発信”
メンバーのみなさん、1年間ありがとうございました。
そして、また次年度も、よろしくお願いいたします。
総会のあとは、お決まりの懇親会であります。
酒豪ぞろいのアウトロー集団でありますから、それはそれは見事なくらいに種々様々な酒類がズラ~リと並び、にぎやかで楽しい一夜となりました。
明けて、一日のスタートは当然まず、一浴からであります。
案の定、今朝の湯は、まだ白濁が弱く、淡い緑色の微濁湯でした。
でも、湯が新鮮な分、プンプンプ~ンとゆで卵臭が濃厚であります。
「よーし、今日も一日、頑張るぞぉー!」
と、活力を与えてくれる素晴らしい浴感でした。
Posted by 小暮 淳 at 18:28│Comments(2)
│温泉地・旅館
この記事へのコメント
前から不思議に感じていたのですが、高原千葉村、川古温泉、猿ヶ京温泉は数キロしか離れていないのに、なぜ泉質が違うのでしょうか?小暮さんの著書などに書いてありましたか?調べるのが面倒で聞いちゃいました。
Posted by 草津っ娘? at 2012年10月06日 20:03
草津っ娘?さんへ
とても良い質問ですね。
ぜひ、来春出版予定の 『みなかみ18湯』 下巻をお読みください。
本当に、温泉って不思議ですよね。
※ちなみに、近くの湯宿温泉は数十メートル離れただけで、異なる泉質の源泉が湧いています。
とても良い質問ですね。
ぜひ、来春出版予定の 『みなかみ18湯』 下巻をお読みください。
本当に、温泉って不思議ですよね。
※ちなみに、近くの湯宿温泉は数十メートル離れただけで、異なる泉質の源泉が湧いています。
Posted by 小暮 at 2012年10月07日 01:51