2023年11月09日
なぜ明石家さんまさんに会えたのか?
“人生はピタゴラスイッチである”
僕は常々、そう感じています。
「ピタゴラスイッチ」 とは、NHK教育テレビ (Eテレ) の幼児向け番組名です。
この番組のコーナーの1つに、「ピタゴラ装置」 が登場します。
いわゆる 「からくり装置」 です。
装置の構成は身の回りの物 (文房具や日用品) でできています。
そこにビー玉や小さな車を転がすと、連鎖的にさまざまな仕掛けが作動して、次々と新しい運動が引き継がれていくという遊具です。
「えっ、そんなことが起きるんだ!」
と、大人でもワクワクしながら見入ってしまいます。
まさに、人生のようであります。
昨日は某団体の交流会の席に呼ばれ、1時間の講演をしてきました。
依頼されたテーマは、「テレビ出演こぼれ話」。
先日、僕が出演した明石家さんまさんがMCをつとめるフジテレビ 『ホンマでっか!?TV』 の裏話を話してきました。
とはいっても、スタジオでの出来事だけを話したのでは、講演としては面白みがありません。
ただの体験談に終わってしまいます。
ということで、“なぜ明石家さんまさんに会えたのか?” という 「生き方論」 を話しました。
雑誌社を辞めて、フリーランスのライターになり、温泉に出合い、本を出版すると講演やテレビ出演などの依頼が来るようになりました。
温泉地には必ず、発祥伝説や民話が語り継がれています。
これらを集めて本を出版すると、今度は民話をテーマにした講演依頼が来るようになりました。
さらに、民話は紙芝居になり、仲間と街頭で公演活動を続けると、新たな出会いが生まれました。
気が付いたら一介のライターだった僕には、温泉ライター、謎学ライター、ミステリーハンターなどの異名が付いていました。
さらには、観光大使や温泉大使、地酒大使などの肩書までいただきました。
これは、まさにピタゴラスイッチなのであります。
自分の意志だけでなく、転がりたいように転がっていたら様々な出会いがあり、新しい発見につながっていったのです。
その結果、今回、明石家さんまさんに会うことができました。
いや~、人生って不思議ですね。
不思議だから楽しいんですね。
今日も僕の 「ピタゴラ装置」 は、コロコロと転がり続けています。
Posted by 小暮 淳 at 11:16│Comments(0)
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