2013年07月27日
寿命流し
子どもの頃にやっていた遊びで、とても気になっている遊びがあります。
それは、「寿命流し」。
ところで、寿命といえば、先日、日本人の平均寿命が厚生労働省より公表されました。
それによれば昨年、2012年の日本人平均寿命は、男女ともに前年より延びて、女性が86.41歳、男性が79.94歳。
一昨年はトップの座を香港に譲り渡した女性は、また長寿世界一に返り咲いたとのことです(男性は世界5位)。
男女ともに平均寿命が前年より延びたのは、3年ぶりなんですって。
その原因は、2011年の東日本大震災で多数の死者が出たことが影響しているというのですから、いかに大きな災害だったかが計り知れます。
ちなみに計算してみたら、僕のオヤジは現在、88.83歳でした。
男性の平均寿命より、8.89歳も長生きしています。
オフクロは、86.16歳。
あと、0.25歳(3ヶ月) 生きれば、女性の平均寿命に届くというわけです。
オフクロは現在、入院中。
病気と闘いながら、頑張ってリハビリを続けています。
ガンバレ! ばあさん!
あと3ヶ月で、平均寿命だぞ!
と、話がそれてしまいましたが、「寿命流し」 という遊びについてでしたね。
これはブランコに乗って、こぎながら履いているクツを前方へ飛ばす、ゲームのことです。
単純に、遠くまでクツを飛ばした人が勝ちなのですが、そのクツを飛ばすときに発するかけ声が、
「じーみょーなーがーし!」
だったのです。
でも、もしかしたら、僕の記憶の中だけで、勝手に 「寿命流し」 と漢字に変換して覚えているのかもしれません。
「しんみょうながし」 かも 「じんみょうながし」 だったのかも……。
ところが、この言葉は、ブランコのクツ飛ばし以外でも使いました。
それは、紙飛行機を飛ばすときです。
誰が一番遠くまで飛ぶか、みんなで一斉に飛ばすときに、やはり、
「じーみょーなーがーし!」
と、かけ声をかけました。
当時は、何の疑問も持たずに使っていましたが、今、あらためて思い返してみると、どちらも “飛距離” や “滞空時間” を競う時に、発する言葉だったことが分かります。
もしかしたら、「寿命永し」 だったのかもしれませんね。
今日も病院へ、オフクロを見舞いに行ってきました。
顔色も良くなり、麻痺していた手足も動くようになり、点滴がはずされ、3度の食事が食べられるまでに回復しています。
「ばあさん、また命拾いしたな」
と僕が言えば、
「だって、おとうさんより先に逝くわけにはいかないでしょう。これ以上、お前たちに迷惑をかけられないもの・・・」
と、笑うのでした。
もちろん、そうだよ。
オヤジが生きているうちは、何回でも命を拾ってもらうからな!
寿命、永し。
Posted by 小暮 淳 at 21:33│Comments(2)
│つれづれ
この記事へのコメント
先生のお母様にあやかれますよう・・・お狐様のお面のように腫れていたのががようやく収まってまいり、熱も下がってまいにました。順調のようで・・・まだまだなさなければならないこと、たのしみたいことがございますもの。温泉探訪も。お母様にあやかれますように。
・・・念ずれば花ひらく・・・ですものね。
・・・念ずれば花ひらく・・・ですものね。
Posted by しをちゃん at 2013年07月29日 10:24
しをちゃんへ
先日の講座でも、受講生のみなさんが、しをちゃんの欠席を心配していましたよ。
「一番、元気な人なのにね」って!
次回は、標高1800メートルの雲上露天風呂です。
ぜひ、元気に受講されることを祈っています。
先日の講座でも、受講生のみなさんが、しをちゃんの欠席を心配していましたよ。
「一番、元気な人なのにね」って!
次回は、標高1800メートルの雲上露天風呂です。
ぜひ、元気に受講されることを祈っています。
Posted by 小暮 at 2013年07月29日 17:55