2020年12月29日
納詣のすすめ⑥ コロナ禍だからこそ
今年も納詣 (のうもうで) を済ませました。
「納詣」 とは?
これは僕の造語なのですが、かれこれ20年近く続けています。
新年に神社仏閣へ参拝するのが 「初詣」 です。
でも 「納詣」 は年内に行います。
「初詣」 は神様に願い事をしますが、「納詣」 は神様に一年間の成果を報告します。
※(詳しくは当ブログの2010年10月27日「納詣のすすめ」参照)
なんでも今年はコロナの影響で、「幸先詣(さいさきもうで)」 というのが、ひそかにブームなんですってね。
神社側も、密を避けて、年内に早めに初詣を済ませてもらう “分散参拝” をすすめています。
「幸先よく、新年を迎えよう!」
ていうことのようです。
でも僕が長年行っている 「納詣」 は、この 「幸先詣」 とは、主旨がまったく異なります。
願をかける初詣の前倒し行事ではありません。
一年間の自分を自分なりに評価し、その成果を報告する儀式なのであります。
言い方を変えれば、初詣は、無責任な願い事の言いっぱなし状態。
願い事だけをして、その結果報告もせず、翌年も願い事をする。
ともすれば、一年前の願い事が叶ったかどうかすら忘れています。
これは、いかん!
願い事が神様任せになってる!
ちゃんと成就させ、その過程をちゃんと報告しなければ!
という懺悔の思いから始めたのが、この 「納詣」 であります。
年末のこの時期は、どこの神社仏閣も閑散としています。
まして今年は、新型コロナウイルスの感染拡大で、外出の自粛が叫ばれています。
そんなコロナで始まり、コロナで終わろうとしている一年ですが、決して悪い事ばかりではなかったと思います。
たぶん、今年の初めにした願い事は半分も叶わなかった人が多いかと思います。
それでも、報告に行きましょうよ。
小さな成果でもいいんです。
頑張った自分を一年の終わりに、ほめてあげましょう!
今年も余すところ、今日を含めて3日です。
神様は報告を待っていますよ。
さあ、納詣に行きましょう!
Posted by 小暮 淳 at 11:56│Comments(0)
│つれづれ