2016年01月07日
ゲゲゲの波紋
読者のみなさんは、覚えていますか?
昨年の暮れ、このブログに 「幸福の七ヶ条」 について書いたことを。
※(2015年12月16日 「ゲゲゲの七ヶ条」 参照)
これは漫画家の故・水木しげる先生が唱えた “幸せになるための7つの条件” です。
なぜか、この七ヶ条が、僕のまわりで波紋を呼んでいます。
「読んだよ、ブログ! あの七ヶ条にはまいったな」
なんてね。
年末から新年にかけて、会う人との話題は決まってこれです。
なかには年賀状に、< 「ゲゲゲの七ヶ条」 は小暮さんにハマっていると思います。> とコメントしてくれた人もいました。
ま、それだけブログを読んでいる人が多いということで、ありがたいことであります。
では、なんで、そんなにも人々の琴線に触れたんでしょうか?
僕のまわりには、圧倒的に勤め人よりもフリーランスで仕事をしている人が多いのです。
いわば趣味が高じたり、好きなこと、得意なジャンルを仕事にしている人たちだす。
一見、恵まれた幸せな人生を送っている人たちに見えます。
しかし、その実状は・・・
七ヶ条に書かれた項目との闘いなのであります。
水木先生は当たり前のことを言っているのですが、これを実行するとなると、生半可な気持ちでは貫き通せないイバラの道なのであります。
なかでも、やはり第五条には、どなたも心を打たれてしまうようです。
“才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ”
まさに、目からウロコが落ちた思いであります。
「やっぱり、そうだったんだ!」 という落胆は隠せません。
でも、同時に 「だと思ったよ。これで気が楽になった」 と、開き直った人も多いのではないでしょうか?
僕なんか、後者ですね。
なんだか人生のからくりが解けて、今までモヤモヤしていたジレンマから解放された気分になりました。
好きなことで食っていくということ。
さらには、世に作品や名声を残すということは、並大抵のことではありません。
誰もが、羽生結弦や錦織圭になれるわけではありませんからね。
それでも、みんながみんな、いつかを夢見ています。
でも、それで、いいんじゃないかな。
水木先生も、そう言っているような気がします。
「要は、あきらめないことだよ」 と。
Posted by 小暮 淳 at 18:18│Comments(2)
│つれづれ
この記事へのコメント
今年もお邪魔いたします。
あきらめないことが、人生の課題となってきてます = 努力?
“才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ” = 崖っぷち?
運なんですよ、たぶん
50歳から現代美術の作家になった女性から、「あなたもこれからよ、大丈夫よ」と声をかけていただき、あきらめの悪い女(ごめんなさい)が、けっこういるのだなと感心したり。
あきらめないことが、人生の課題となってきてます = 努力?
“才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ” = 崖っぷち?
運なんですよ、たぶん
50歳から現代美術の作家になった女性から、「あなたもこれからよ、大丈夫よ」と声をかけていただき、あきらめの悪い女(ごめんなさい)が、けっこういるのだなと感心したり。
Posted by ぴー at 2016年01月08日 15:37
ぴーさんへ
今年もよろしくお願いいたします。
運や時代、出会いなんかもあるかもしれませんね。
最近は、「今が幸せかどうか?」 を行動のバロメーターとしています。
今年もよろしくお願いいたします。
運や時代、出会いなんかもあるかもしれませんね。
最近は、「今が幸せかどうか?」 を行動のバロメーターとしています。
Posted by 小暮 淳 at 2016年01月09日 01:22