2012年02月04日
胡散臭いって素晴らしい!
以前もブログで紹介しましたが、職業が不明な友人、酒井寛君が、またまた新聞紙上をにぎやかしています。
酒井君とは、僕の小学校1年生以来の旧友であり、バンドの音楽仲間であり、なによりも最近は僕の著書 『あなたにも教えたい 四万温泉』 の表紙とグラビアを撮ったカメラマンであります。
しかし、その実態は・・・
「ドッグアーティスト」 であります!
(当ブログ2011年10月27日 「ドッグアーティストって何?」 参照)
いいでしょう!
この胡散臭い職業名。
ドッグアーティストですよ!
僕は、この胡散臭さが大好きなんです。
でも、ちゃんと彼は活動を続けて、その功績が新聞にも、たびたび取り上げられています。
今年1月9日の上毛新聞に続いて、今日の朝日新聞群馬版にも大きく記事が掲載されました。
“愛犬と一体 パワーの演技”
と題して、彼のディスクドッグ競技者としての活躍ぶりが紹介されています。
でも、新聞では彼の肩書きは、両紙とも 「カメラマン」 なんですね。
残念です。
確かに彼は、カメラも撮ります。
でも、僕が知る限りカメラマンの仕事は一部であり、しかも彼は生活のためにカメラを撮っているわけではありません。
あくまでも、ドッグアーティストとしての一環として、犬の生活写真を撮っているだけです。
(当然、写真の腕前を買われて、僕の本の表紙のように風景写真の撮影を頼まれることもありますが…)
では、なぜ、彼の職業は 「カメラマン」 と表記されてしまうのでしょうか?
たぶん、「ドッグアーティスト」 では胡散臭いからだと思います。
まず、どんな仕事が分からない。
職業として、まだ認知されていないからでしょうね。
でも、いつの時代でも、先駆者は胡散臭いものですよ。
時代のほうが、後からついてくるものです。
僕の職業だって、昔は “フリーター” とよく間違われましたからね。
僕は、彼の職業が、堂々と新聞に肩書きとして掲載される日を待っています。
新しいことを人より先に始めた、彼の独創力と信念を貫く生き方にエールを送ります。
胡散臭いって、素晴らしい!
Posted by 小暮 淳 at 18:39│Comments(3)
│つれづれ
この記事へのコメント
胡散臭い
初め読めなくて、打ったらあってました。
初め読めなくて、打ったらあってました。
Posted by ぴー at 2012年02月05日 10:34
胡散臭いですか(゚-゚)
それは 擦り込まれた先入観だと思いますけど
たった100年前の日本人が 今を見たらすべて 胡散臭いと 思いますが
それは 擦り込まれた先入観だと思いますけど
たった100年前の日本人が 今を見たらすべて 胡散臭いと 思いますが
Posted by momotaka at 2012年02月06日 14:46
ぴーさんへ
確かに 「うさん」 とは読めませんね。
大胡の 「ご」 ですものね。
でも唐音は 「う」 です。
momotakaさんへ
その胡散臭さが、新しい文化を創り出すのですよ。
確かに 「うさん」 とは読めませんね。
大胡の 「ご」 ですものね。
でも唐音は 「う」 です。
momotakaさんへ
その胡散臭さが、新しい文化を創り出すのですよ。
Posted by 小暮 at 2012年02月06日 20:34