2025年05月02日
色のないブログ
「なぜ、写真がないのですか?」
よく聞かれる質問です。
このブログのことです。
確かに言われてみれば、そうなのです。
ブログを開設して15年、4,200話以上を投稿していますが、写真を添付したことは一度もありません。
文字だけのブログです。
それは、なぜか?
今から5年ほど前。
この件について、高崎市のフリーペーパー 「ちいきしんぶん」 から取材を受けました。
記事は、企業向けの 「ニュースレター」 という広報紙に掲載されました。
<ブログ 「小暮淳の源泉ひとりじめ」 は、今年の1月でまる10年。2月から11年目に突入です。(中略) このブログから仕事や講演の依頼はもとよりテレビやラジオの出演、新聞や雑誌への執筆依頼まで来るとか。また小暮さんのファンとの交流もこのブログがきっかけだそうです。>
こんな書き出しで始まります。
ちなみに、記事のタイトルは 『続ける力』。
<まさに日々こつこつ積み上げている行動に対して、素晴らしい結果が出ているという事実。さて気になるのは、どうやって続けてきたか? ご本人に直接聞いてみました。>
なんと答えたのか記憶にはないのですが、記事には、こう書かれています。
<「秘訣としては、写真を一切使わずに文字のみのブログであることかもしれません。視覚にとらわれず、筆者目線で日々を切り取ることができるから」>
このアンサーに対して記事は、こう締めくくっています。
<今やSNSは文字より写真のほうが優先されがち。写真1枚あれば、文字での表現を大いに補ってくれますが、逆に写真がなければ文章に集中できる。目から鱗の回答でした。>
先日もブログのコメント欄に、読者からのこんなコメントが寄せられていました。
<いっさい写真を使わずに、人気ランキング1位って、すごくないですか。 「NO PHOTO」 の黒の並びが、かっこいいし、何より文章だけで勝負しているってのが、いいのかな。>
「まいちゃ」 さん、ありがとうございます。
そう感じていただいている読者が、このブログを15年間、今日まで支えてくれています。
黒い文字だけの色のないブログですが、末永くお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
2025年04月22日
てっぺん、とったど―――!!
コツコツ、コツコツ……
日々を、したためています。
コツコツ、コツコツ……
ほぼほぼ毎日、したためています。
ただ、それだけなのです。
が!
てっぺん、とったど―――!!
今日、「グンブロ」 のサイトにログインすると、
<あなたのブログが総合ブログランキング1位になりました>
と表示されました。
久々に、人気ブログランキング1位になりました。
ありがとうございます。
これも、ひとえに、飽きもせずにコツコツと日々、ブログを読んでくださっている読者様あっての、ごほうびです。
改めて、お礼を申し上げます。
ていうか、なんで今なんでしょうか?
前回1位になったのは、1年半前の2023年10月でした。
そう、明石家さんまさんの番組に出演した直後でした。
そして、その前は、さらに1年前の12月。
安住紳一郎アナがラジオの生放送で、僕のことを 「師匠」 呼んだ翌日でした。
前回も前々回も、ランキング1位に引き上げるだけの外的要因があったのです。
でも、今回は何もありません。
日々、凡々と日常をつづっているだけです。
いったい、何があったというのでしょうか?
このブログサイトには、2,000人以上が登録されています。
毎日、人気ブログランキングが発表されていますが、僕のブログは、いつも2位か3位です。
(だって1位には、とんでもない読者登録を保有する化け物ブログが、いつも君臨しているのです)
今回は、その化け物ブログを外的要因なしに、自力打破したということですから、喜びもひとしおであります。
読者様には、重ねて御礼を申し上げます。
今後も末永く、お付き合いのほどを、よろしくお願いいたします。
いつも、ありがとね!
2025年04月07日
人生のターニングポイント
きっかけは逆転の発想でした。
60歳を過ぎてからは体力的に無理がきかなくなりました。
50代までは1日に3本の仕事を入れても、平気の平左だったのにね。
今はダメです。
1日に1本です。
打ち合わせにしても、取材にしても、原稿書きにしても、テレビロケやラジオ出演、講演にしても、午前か午後の一本のみのスケジュール管理になりました。
だって、疲れちゃうんだもの~!
それと、すぐにお酒が呑みたくなってしまいます。
「ああ、若い頃は、もっともっと気力と体力があったのになぁ~」
と、我ながら老いを実感しております。
“人間は考える葦である”
と言ったのは、誰でしたっけ?
肉体は老いて怠惰な生活を望むようになりましたが、まだ知力なら健全です。
よって、肉体を使わない仕事ならば、まだまだ可能だということです。
で、僕は考えました。
インプット作業には限界があるけれど、アウトプット作業のみなら年齢に関係なくできるということです。
苦渋の末に誕生したのが、昨年5月から高崎市のフリーペーパー 「ちいきしんぶん」 に連載中の 『ちょこっと小耳に』 というコラムです。
これには副題が付いています。
「小暮淳の取材こぼれ話」。
ね、これならば取材もいらないし、肉体を酷使することもなく、今までの経験だけで文章を書き続けられます。
しかも、ネタがある限り半永久的に可能です。
おかげさまで好評のようで、編集室には読者からのメールやお手紙が届いています。
みなさん毎回、楽しみにしてくださっているようで、筆者冥利に尽きます。
連載は1話完結です。
しかも、原稿用紙2枚程度のコラムですから、活字が苦手な人でもサクッと読める量です。
毎回、長年の取材や執筆、講演活動での出来事を、面白おかしく掲載しています。
早いもので、先週の最新号で第16話となりました。
今回のテーマは 「人生のターニングポイント」。
38年前に、雑誌記者になった時のエピソードを書かせていただきました。
雑誌社の面接の日、本人も予期しなかったミラクルサプライズが発生します。
もし、あの出来事がなかったら、今の僕の人生はなかったかもしれません。
『ちょこっと小耳に』 は、「ちいきしんぶん」 のHPから閲覧することができます。
興味のある方は、ご覧ください。
2025年03月27日
おかげさまで4,200話
昨日、ブログのサイトにログインすると、こんな文章が表記されました。
<記事投稿数が4,200件になりました!>
と、「!」 マーク付きです。
おおおお―――、よんせんにひゃく!
と、思わず僕も小躍りをしてしまいました。
このブログの開設は2010年2月ですから、丸15年が過ぎたことになります。
ざっと計算して、4,200件というのは、1.3日に1回のペースで投稿をしているということで、ほぼほぼ毎日、書いていることになります。
いや~、我ながら “ヒマな人生” を送っていると感心してしまいました。
が、思えば、こうやって、ほぼほぼ毎日、ブログをしたためられているのも、読者様があってのこと!
ひとえに感謝しています。
ところで、4,200話すべてのブログを読んでいる読者様っているのでしょうか?
まー、皆無だと思いますが、もしいたら自己申告してください。
深く深く御礼を申し上げたいと思います。
でも、なかなか4,200話の読破というのは難しいと思います。
そこで、このブログの賢い活用法をお教えします。
「カテゴリー」 の活用です。
全投稿の4,200話は、すべて35のカテゴリーに分類されています。
この中からお気に入りのカテゴリーを選んで、テーマごとにお読みください。
ちなみに、投稿数が多いベスト5は以下の通りです。
①つれづれ 1,203話
②温泉地・旅館 588話
③温泉雑話 308話
④著書関連 240話
➄執筆余談 232話
「つれづれ」 とは、日々の日常に起きた、感じた出来事を、徒然なるままにしたためています。
実は、このブログでは、僕が過去に新聞や雑誌、ウェブ等で連載した記事も公表しています。
下記の10カテゴリーです。
「島人たちの唄」 「ちょっとインドまで」 「源泉ひとりじめ」 「旅のめっけもん」 「一湯良談」 「温泉考座」 「湯守の女房」 「おやじの湯」 「西上州の薬湯」 「湯けむり浪漫」
また、幻の絵本 『誕生日の夜』 も全文を掲載しています。
いかがですか?
賢く活用して、有意義なブログライフをお過ごしください。
今後とも末永く、お付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
読者のみんな~! いつも、ありがとね!(桑田風)
2025年03月05日
なぜキュウリを食べないのか?
高崎市在住の某有名企業の社長さんから、直々にメールが届きました。
<私もキュウリが大嫌いで、食べられません>
という内容でした。
何のことかって?
これだけでは、意味不明ですよね。
簡単に説明します。
僕は高崎市のフリーペーパー 「ちいきしんぶん」 (ライフケア群栄) に、コラムの連載をしています。
タイトルは 『ちょこっと小耳に』。
「小暮淳の取材こぼれ話」 と、サブタイトルが付いています。
そうなんです。
どうでもいいような、過去に記事にはならなかった事柄を、勝手気ままに適当に、面白おかしく書いている超私的なコラムなのであります。
で、前回 (2月21日号) では、「キュウリを食べない人」 について書きました。
以前、虚空蔵様の化身だからという理由で、ウナギを食べない神社の氏子たちを取材したことがありました。
そのとき、一人の老人が声をかけてきました。
「うちのほうじゃ、キュウリを食べんけどな」
後日、テレビのニュースで、祭礼中はキュウリを食べない氏子たちのいる神社が、全国にあることを知りました。
僕は、老人から聞いた町名から群馬県内にも同名の神社が存在することを突き止め、突撃取材をしたという内容です。
結論からは言えば、現在の氏子たちは、みんなキュウリを食べていました。
が、一人だけ、こんなことを言った氏子がいました。
「うちのじいちゃんは死ぬまでキュウリを食べなかったけどね。でも、キュウリが嫌いだっただけかも」
社長さんは、この話のオチが面白かったようで、わざわざメールをくださいました。
そしたら昨日、発行元の 「ちいきしんぶん」 からも連絡がありました。
読者からメールが届いているとのことです。
<その神社の場所を、ぜひ、教えてほしい> と。
なぜ、そんなにも気になるのでしょうか?
だって、キュウリですよ?
書いた本人には、その感覚が分かりません。
それともキュウリには、何か人知れぬ魔力がひそんでいるのでしょうか?
たかがキュウリ、されどキュウリなんですかね?
2025年03月01日
今日の読売新聞 「温泉 正しい楽しみ方」
今日 (3月1日) の読売新聞群馬版に、エッセイが掲載されました。
僕は昨年2月から 「レンゲツツジ」 という欄に、温泉をテーマにした記事を不定期連載しています。
今回で5回目となります。
今回は、講演やセミナーでの講話を再現しました。
「ようこそ、群馬温泉小暮旅館へ」
僕が架空旅館の番頭になりきり、シミュレーションしながら館内を案内するという内容です。
なぜ、客間にはお茶とお菓子が置いてあるのか?
なぜ、浴室は建物の階下にあるのか?
なぜ、湯口は浴槽の奥にあるのか?
その理由や入浴のマナーについても書かせていただきました。
今朝、目覚めると、さっそくケータイにメールの着信が!
なんと、高校の同級生からでした。
<今日の読売新聞に記事が載っていましたね>
うれしいですね。
どこかで、誰かが、ちゃんと見ていてくれているのですね。
こんなとき、「ライターという仕事をしていて良かった」 と、つくづく思います。
さて、次回のテーマは?
何にしましょうかね。
じっくり考えて、読者が温泉を好きになってくれるような記事を書きたいと思います。
末永く、ご愛読のほど、よろしくお願いいたします。
2025年02月23日
中一の魂 百まで
「ブログ、読んでます」
そう声をかけられることが、多くなりました。
こんなことを言う人もいます。
「よく毎日、書けますね」
「ネタは尽きないのですか?」
思えば、なんだかんだと16年間もブログを書き続けています。
でも毎日ではありません。
ほぼほぼ毎日です。
ネタですか?
大したことは書いてませんからね。
日々凡々と、徒然なるままに、したためているだけです。
でも、なぜ、続いているのか? という問いには答えられます。
それは、“習慣” だからです。
朝起きたら、歯を磨いて、朝食を食べて、コーヒーを飲むように、ルーティンの内の一つなのです。
また、そうなるように “クセ” が付いているのです。
でも、それは、自ら欲して付いた “クセ” ではありません。
半強制的に、叩き込まれたものです。
しかも、脳の成長期にでした。
中学一年のときの担任が、国語の教師でした。
その先生は、ある日突然、クラス全員にノートを配りました。
「今日から毎日、これに、その日あった出来事や感じたことを書いてください」
いわゆる日記の強制です。
しかも毎日、朝提出して、帰りの時間に返却されるというシステムで、必ず赤ペンで先生の感想が記入されていました。
今思えば、書くほうも大変ですが、先生も重労働だったと思います。
だって当時は1クラス、40人もいましたからね。
その全員の日記を、帰りまでに目を通して、感想まで書いていたのです。
でもね、日記を書くという作業には、向き不向きがあるわけです。
当然、提出しない人もいます。
すると、先生のカミナリが落ちるわけです。
「書くことが何もないとは、何ごとだ! 一日生きていて、何もないのか? 何も感じないのか?」
まさに鬼の形相で、叱咤されました。
たぶん、この時に “書く” という クセが叩き込まれ、その後の人生も習慣として身についてしまったのだと思います。
だって僕は、その後40年間、大人になっても日記を書き続けましたもの。
で、このブログの開設を境に、日記を廃止しました。
これがブログを書き続けている理由です。
さ、ルーティンが一つ、終わりましたよ。
今日も一日、一生懸命生きましょうね!
でないと、先生に怒られますよ。
「何もない一日なんて、ないんだよ!」
ってね。
2025年02月13日
26年目突入! 最長連載記録更新中
<タカタイのクイズを毎週楽しみにし、少しでも頭の体操をと思い頑張っています。四字熟語は解けないこともたびたびありますが、良い勉強になります。>
(貝沢町 Tさん 88歳)
<「金曜日はタカタイのクイズの日」 と決めて、朝から問題に取りかかるのが習慣です。(中略) 二字熟語や四字熟語もたくさん知ることができ、脳トレになっています。今後も良い問題をどうぞよろしくお願いします。>
(箕郷町 Hさん 74歳)
第1回目の掲載が2000年2月6日ですから、先週で満25年が過ぎました。
四半世紀にわたる僕史上最長の連載記録を更新しました。
いよいよ今週から26年目という新記録に挑戦します。
僕は、上毛新聞社高崎支社が発行している週刊紙 『タカタイ (高崎タイムス) 』 に、二字熟語と四字熟語のパズルを連載しています。
早いもので、気が付いたら25年も続いているんですね。
投稿したパズルの数を数えてみたら……
なななんと!
今週で、1,151回になります。
その数に、制作者の僕も驚いています。
では、なぜに、そんなにも長期にわたり、連載が続いているのか?
その答えが、冒頭に記した読者からのお便りです。
毎週 「読者の声」 というページには、たくさんの読者からの声が寄せられます。
その中に、時々ですが、僕が作っているパズルへの感想が載っているんですね。
これが、一番の励みになります。
正直言って、毎週の連載ですからね。
ネタに詰まったり、パズルがなかなか作れなかったりと、七転八倒する時もあります。
でも、そんな時に、読者からの声が届くと、「よし、もっと面白いパズルを作ってやれ!」 と、エンジンがかかるんですね。
まさに、読者様は神様なのであります。
高崎市民のみなさん!
これからも 「スタジオJ」 (出題ネーム) の 「熟語クイズ」 を末永く、よろしくお願いいたします。
2025年02月11日
あなたは生まれ変わりを信じますか?
不思議な体験をしました。
連載をしているフリーペーパーの発行元から、電話がありました。
「小暮さんに、お会いしたいという読者から連絡があったんですけど……、どうしますか?」
「どうしますか?」 と言われても、通常、この手の問い合わせに対して僕は、お断りしています。
「どうしても」 と言われれば、「講演やイベント会場で声をかけてください」 と言うしかありません。
ところが担当者は、おかしなことを言い出したのです。
「その方は、○○姫の生まれ変わりで、小暮さんが書いた記事を読んで、何がなんでも会って伝えたいことがあると言うのです」
なに? 生まれ変わりだ?
そんなアホな?
僕が記事にした伝説は、400年以上も昔の戦国時代の話です。
とある富豪の娘が、ある日突然、下男下女を従えて山に登り、湖に入水し、竜になるという話です。
「どうしますか?」
「・・・」
「気になりませんか?」
「まあ……」
「これって、話の内容によっては、続編が書けませんかね?」
「まあ、そんなこともあるかもしれないね」
「会ってみますか?」
ということで、条件付きで会うことにしました。
2月某日。
発行元の事務所にて、担当者立会いのもと、読者と名乗る女性とお会いしました。
一人で来るのかと思いきや、連れの女性がいました。
素性を訊くと、姫の腰元 (侍女) だと言います。
「私たちは前世で会っていました」
ギェッ!
伝説の姫と、その姫に仕えた腰元が、時空を超えて令和の世で、再会したというのです。
おお、これは、リアル 「バック・ツゥー・ザ・フューチャー」 ではありませんか!
僕は、とんでもないスピリチュアルな世界に迷い込んでしまったようです。
「で、何をお話すれば良いのでしょうか?」
僕が恐る恐る訊くと、
「いえ、私どものことを、あのような記事にしていただき、感謝を申し上げに参りました」
とのこと。
そして、さらに、伝説では語られていない、当の本人たちでなければ知り得ない事実(?)の数々を話してくれました。
僕はただただ、「へー」 とか 「ホー」 とか、合いの手のような返事をくり返すばかり。
隣りを見れば、同席した担当者も目を白黒させています。
1時間半ほどの対談(?)を終えて、姫と腰元は駕籠(かご)に乗って、イヤ、軽自動車に乗って帰って行かれました。
人はみな、誰かの生まれ変わりだといいます。
僕は、誰の生まれ変わりなのでしょうか?
誰の生まれ変わりにしろ、まずは、この現世を全うすることを考えたいと思います。
腰元さ~ん!
現世でも姫をお守りくださいね。
2025年01月27日
満館御礼! 湯とりプラン
高崎市民のみなさ~ん、コン、ニチ、ハー!! (錦鯉風)
市内に配布されているフリーペーパー 「ちいきしんぶん」 の1月24日号は、ご覧になりましたか?
1面の記事、<高崎発ぐんま 湯の里ハイク 番外> を書かせていただきました。
タイトルは、「送迎バスで行く令和の湯治場」。
文字通り、JR高崎駅から送迎バスに乗って、相間川(あいまがわ)温泉 (高崎市倉渕町) まで1泊2日のプチ湯治旅をする紀行エッセイです。
この旅のミソは、ズバリ! 送迎バスにあります。
旅館の送迎バスと聞くと、ほとんどの場合、団体が対象ですよね。
でも、なんと! 2名以上の宿泊で送迎してくれるんです。
しかも、1名でも事と場合によっては相談に乗ってくれるそうです。
ということで、その画期的な令和的湯治体験をした記事が先週、掲載されました。
す、す、すると!
早くも、すごい反響があったと、さっそく連絡がありました。
なんでも、「ちいきしんぶん」 は発行日の2日前から配布が開始されているそうですが、配布されるやいなや旅館には 「ちいきしんぶん、見た」 という問い合わせや申し込みが殺到したとのことです。
折しも相間川温泉 「ふれあい館」 では、来月から2カ月間限定のキャンペーンを実施するんですね。
そのタイトルが、「感謝 湯とりプラン」 です。
1名様1泊2食付 (税込・入湯税込)、平日も!金曜も!土曜も!一律、ぽっきり10,000円という破格のプランです。
だからなんでしょうね。
あっという間に、期間中の土曜日は満館になってしまったという、うれしい報告でした。
他の曜日は、まだ空きがあるようなので、問い合わせてみてください。
「感謝 湯とりプラン」
●期間/2025年2月1日(土)~3月31日(月)
●料金/1名 10,000円 (1泊2食付 2名以上) ※1名は割増
●送迎/毎週木曜日、13:30~高崎駅東口 (要予約)
●休館/火曜日
●問合・予約/相間川温泉 「ふれあい館」 TEL.027-378-3834
高崎市倉渕町水沼27
2025年01月13日
おかげさまで25周年
週末の2日間、仕事場にこもって、パズルを作っていました。
パズル?
ええ、そうなんです。
僕は、パズル作家でもあるんです。
高崎市民のみなさん、いつも大変お世話になっております。
上毛新聞社の週刊紙 「TAKATAI (タカタイ)」 (高崎タイムス) の紙面で、熟語パズルを担当している 「スタジオJ」 です。
「スタジオJ」 は僕の屋号でもあり、ペンネームでもあります。
このコーナーで、「二字熟語パズル」 と 「四字熟語パズル」 を週替わりで交互に掲載しています。
第1回の掲載は2000年2月ですから、なななんと! 今月でパズル連載が満25年を迎えました。
25年ですよ!
凄いと思いませんか?
なかなか四半世紀続く連載って、ないと思います。
もちろん、自己最長連載記録を更新中です。
で、いったい今までに、いくつのパズルを制作してきたのだろうか? と思い、あらためて調べてみました。
すると、先週金曜日の掲載で、なななんと! 1,146回であることが分かりました。
まあ、週刊で25年続けているわけですから、それくらいの数になるわけです。
いよいよ、来月から26年目に突入します。
その記念すべき2月分のパズルを作るために、2日間、缶詰めになっていたのです。
パズル制作には、僕が25年間愛用している頼もしい同志たちがいます。
はい、さまざまな辞書・辞典の類いです。
国語辞典、百科事典はもちろんのこと、漢和辞典、英和辞典、和英辞典、カタカナ新語辞典……
ちょっと変わったところでは、類語辞典や逆引き辞典なんていうのもあります。
類語辞典は、一つの言葉を調べると、同じような意味の別の言葉がいくつも出てきます。
逆引き辞典は、その名の通り、言葉をさかさまに引きます。
たとえば、「温泉」 ならば 「んせんお」 と引くんです。
すると、「泉」 という漢字が最後に付く熟語を探し出すことができます。
熟語パズルを作るうえで、大変重宝しています。
というわけで、今年もライターとパズル作家の “二刀流” で、変化球を投げ、長打を飛ばしたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
2024年12月03日
流行語は 「ちょこみ」
今年の流行語大賞が発表されました。
年間大賞は、「ふてほど」。
えっ、なんのこと?
と思えば、TBS系ドラマ 『不適切にもほどがある!』 のことでした。
僕も観てましたけどね、「ふてほど」 と言うとは知りませんでした。
ドラマ関係者でも 「ふてほど」 とは言わないそうです。
これもまたSNS上の若者言葉なんでしょうか?
何でもかんでも縮めてしまうんですね。
「あけおめことよろ」 (あけましておめでとう。今年もよろしく) とか。
元祖は 「キムタク」 (木村拓哉) ですかね?
当時、意味の分からない年配者は 「キムチとたくあん」 のことだと思っていたとか?
言葉は生き物だと、つくづく感心します。
で、個人的な今年の流行語を発表します。
「ちょこみ」 です!
高崎市民の皆さ~ん、こんにちは~!
月2回配布されているフリーペーパー 「ちいきしんぶん」 は、ご覧になってますか?
僕は、今年5月からコラムの不定期連載を始めました。
タイトルは、『ちょこっと小耳に』。
こんなサブタイトルが付いています。
<小暮淳の取材こぼれ話>
そーなんです!
長いライター人生を振り返ると、取材の目的以外で発生した面白エピソードが、たくさんあるんですね。
それらのネタは、ラジオや講演で話すことはあっても、一度も活字にはなっていません。
未使用のまま廃材として、捨て去られていました。
「これは、もったいない!」
ということで、ドラマのスピンオフのように、脇に追いやられたエピソードたちを、まとめたのが 『ちょこっと小耳に』 です。
おかげさまで読者には好評のようで、講演会などでも 「読んでます」 と声をかけていただいています。
また昨日なんかは、行きつけの薬局の薬剤師さんから 「11月1日号の話は本当なんですか? 笑っちゃいました」 と声をかけていただきました。
11月1日号では、「島の不文律」 と題して、取材で訪れた離島で目撃した、目を疑うような衝撃の出来事について書きました。
ということで、今年の流行語は 『ちょこっと小耳に』 → 「ちょこみ」 であります。
不定期連載という割には掲載頻度が高く、今週号 (12月6日) で早くも第10回を数えます。
さて、今回のこぼれ話は?
高崎市外の人でも、「ちいきしんぶん」 のHPからバックナンバーが読めますので、ぜひ、検索してみてください。
2024年11月23日
今日の読売新聞 「温泉と伝説 密接な関係」
今年2月からスタートした読売新聞群馬版での不定期連載。
今日 (11月23日) の読売新聞に、4回目のエッセイが掲載されました。
今回のテーマは 「温泉と伝説」。
なんで温泉ライターの僕が、民話や伝説に興味を持ち、著書まで出版したのか?
その出合いと、温泉との密接な関係について書かせていただきました。
実は民話や伝説には、先人たちの知恵が、いっぱい詰まっているんですね。
妖怪や化け物が登場する怖い話もありますが、温泉の伝説には、現代人が学ぶべきことが多々あります。
エッセイでは、「なおし湯」 や 「上がり湯」 「仕上げ湯」 、また2つ以上の泉質の異なる温泉に入る 「合わせ湯」 を紹介しました。
何気なく、観光目的で訪ねている温泉地や入っている温泉には、たくさんの伝説や民話が隠れています。
ぜひ、今度、温泉地へ行ったら、ちょっと地元の人に聞いてみてください。
きっと、その温泉が、何倍にも好きになると思いますよ。
新聞離れが加速しているといいます。
それでも 「されど新聞」 です。
まだまだ、たくさんの人が読んでいます。
だって、講演会場では 「新聞、読んでますよ」 と声をかけてくれる人が、結構いますもの。
中には、新聞の切り抜きを持参して、会場に来る人もいます。
そんなとき僕は、「ああ、ライターという仕事をしていて、良かったなぁ~」 と、つくづく思います。
次回の掲載は、いつでしょうか?
年内かな? 年明けかな?
さて、何について書きましょうか?
楽しみにしていてください。
2024年10月27日
拾活
拾活を始めました。
えっ? 「終活」 じゃないのかって?
いえいえ、僕の場合、「拾活」 なんです。
僕は若い頃から自分の人生を、農業に例えてきました。
10代は、土地探し。
20代は、開墾。
30代は、土壌づくり。
40代は、種まき。
50代は、発芽、生育。
そして、60代は収穫です。
まさに、そのように僕の人生は推移しています。
では、なぜ、そんなにもロングスパンで、人生を捉えるようになったのか?
多分ですが、若い頃から周りの人に 「君は大器晩成だ」 と言われ続けていたからかもしれません。
親や兄からも言われた記憶があります。
きっと、刷り込まれていたんでしょうね。
自分は天才じゃない。
人並優れた才能もない。
だったらコツコツと生きるしかない。
そう、のんびりと構えるようになり、「一生をかけて、この人生を完成させればいい」 と思うようになりました。
まあ、本音を言えば、予定より “発芽” と “生育” の時期が大幅に遅れてしまったのですが……
それでも、なんとか還暦を過ぎた頃から少しずつですが、実った作物を収穫することができるようになりました。
収穫量は普通の人 (定年退職をしたサラリーマン) に比べると、まだまだ少ないのですが、なんとか食べていけるだけの収穫は維持しています。
で、収穫した際に、本来ならば廃棄してしまう商品価値のない作物 (僕の場合、原稿にならなかった事柄等) というのが、必ず残るんですね。
捨ててしまうには、もったいないし、しのびない。
どうにか、これらに命を吹き込んで作品として世に出してあげられないものか?
そして、考えたのが、地球にも優しい 「拾活」 です。
人生を振り返って、今までは捨てていた無駄だと思った事柄を掘り起こし、それらに命を与え、世に出す作業です。
たとえば、若い頃のストリートライブなど。
たとえば、バックパッカーとしてアジアの国々を歩いたことなど。
たとえば、原稿には書けなかった取材先でのエピソードなどなど……
それらは、講演のネタにもなるし、コラムやエッセイにも成り得るのです。
料理で言えば、野菜の根っこやヘタ、皮の部分です。
調理法一つで、新たな一品料理へと変身します。
現在僕は、高崎市のフリーペーパー 「ちいきしんぶん」 に、『ちょこっと小耳に』 というコラムを連載しています。
サブタイトルには、「小暮淳の取材こぼれ話」 と付いています。
これなどは、まさに土壌づくり→種まき→発芽→生育の過程で、学んだり、失敗したことなど、本来の仕事とは関係ない副産物を掘り起こし、拾い集め、素材として調理して改めて世に出すという、まさに SDGs な試みなんですね。
でも、これがとっても楽しいんです。
この手法なら年齢に関係なく、いくつになっても活用ができます。
たとえ足腰が立たず、寝たきりになったとしても、できるわけですから。
ということで、僕は 「拾活」 を始めました。
2024年10月15日
只今、連載記録更新中!
高崎市在住で上毛新聞を購読している皆さん、こんにちは!
「スタジオJ」 の小暮です。
えっ、何のことかって?
はい、「スタジオJ」 とは、僕の屋号であります。
唯一、屋号で執筆しているのが上毛新聞の生活情報紙 『TAKATAI (タカタイ)』 (高崎タイムス) なんです。
しかも、パズル!
僕は2000年2月から毎週、『熟語パズル』 を連載しています。
漢字のパズルで、二字熟語と四字熟語の問題を隔週交互に連載しています。
で、気が付いたら連載開始から今年で24年も経っていたんですね!
週刊ですから、その掲載数も半端じゃありません。
今週の掲載で、なななんと! 1,135回を数えます。
只今、最長連載記録を更新中であります。
ということで現在も、来月以降のパズルネタを探しながら、鋭意制作中であります。
ネタなら尽きることはありませんが、その言葉をパズルに仕上げるのに悪戦苦闘していいます。
でもね、パズルを解くのも頭の体操になりますが、パズルを考えて作るのもボケ防止になるんですよ。
目指せ! 連載2,000回!
今後とも 「スタジオJ」 の熟語パズルを、末永くよろしくお願いします。
※ 「タカタイ」 は毎週金曜日の発行です。
2024年09月23日
牧水に魅せられて
<静岡県沼津市。風光明媚な千本松原の入り口にある乗運寺に行ってきました。ここに歌人の若山牧水 (1885~1928) が眠っています。墓参は長年の夢でした。>
これは9月14日の読売新聞群馬版に掲載されたエッセイの書き出しです。
<牧水と弟子のK-君 (門林兵治) は四万温泉に別れを告げ、中之条駅から電車に乗り、正午に渋川駅に着いた。2人はここで別れることになっていたため、駅前の小料理屋にて別杯を挙げた。>
これは9月20日発行された高崎市のフリーペーパー 「ちいきしんぶん」 に掲載された 『令和版みなかみ紀行 牧水が愛した群馬の地酒と温泉』 の第4話の冒頭部分です。
依然、僕の牧水熱は冷めやみません。
いえいえ、以前よりヒートアップしている感じです。
では、なぜ、そこまで牧水は僕を魅了し続けるのでしょうか?
群馬県を訪れた文人墨客たちは、あまたといます。
しかし、その中でも若山牧水は異例中の異例、別格の存在だからです。
彼は8回も来県し、延べ約60日間も滞在しています。
そして13編の紀行文と約400もの歌を世に残しました。
僕は短歌のことは、よくわかりません。
それでも牧水に惹かれるのは、彼の人となり、人間性、そして何よりも “温泉” と “酒” をこよなく愛したところです。
群馬県内の温泉大使と地酒大使を務める僕が、牧水に興味を持ち続けるのも当然なことなのかもしれませんね。
温泉に入って、酒を呑む……
ただそれだけで、人生を語ることができますもの。
たぶん僕は牧水に対して、同じ穴のムジナを感じているのかもしれません。
「ちいきしんぶん」 の 『令和版みなかみ紀行 牧水が愛した地酒と温泉』 では、名紀行文 「みなかみ紀行」 で牧水が訪れた全温泉地をめぐり、たぶん、その晩に牧水が呑んだであろう酒を造った酒蔵を訪ねています。
牧水と同じ湯に入り、牧水と同じ酒を呑めば、おのずと牧水の心境になれるのではないか?
そして、時代を大正から令和に移し、令和版の 「みなかみ紀行」 を書いてみたくなったのです。
シリーズは、いよいよ後半に突入します。
法師温泉を後にした牧水は、笹の湯 (現・猿ヶ京) ~湯宿温泉 (みなかみ町) ~老神温泉 (沼田市) とめぐり、県境を越えて日光を目指します。
ご期待ください。
2024年09月06日
二度おいしいエコ記事
「キツネの話、読みましたよ!」
さっそく電話をくれた知人がいました。
今日(9月6日)発行の 「ちいきしんぶん」 を見てくれたようです。
「ちいきしんぶん」 は高崎市内に配布されているフリーペーパーです。
僕は、この新聞に、ちょっと変わった記事を連載しています。
小暮淳の取材こぼれ話 「ちょこっと小耳に」
いわゆる裏話で、取材中に起こった出来事や失敗談などを紹介しています。
料理で言えば、本来、廃棄されてしまう根っこやヘタなどの部分を調理して、新たな料理として提供しているようなもの。
無駄のないエコな記事です。
また筆者としては、一度の取材で2本の記事が書けるのですから、「一粒で二度おいしい」 グリコのキャラメルのようなお得感があります。
さて、今日掲載された第5話のタイトルは 「浴室に現れたキツネ」。
座敷わらしが現れるという温泉宿を取材で訪ねた時のこと。
宿泊客が自由に書き込むノートの中に、キツネの絵を描いた女性がいました。
そこには、こう書かれていました。
<浴室の窓にキツネが現れました>
僕は主人に案内され、キツネが現れるという浴室へ。
すると……
このエピソードは以前、ブログにも書きましたので検索してみてください。
(2024年3月28日 「浴室に浮かぶキツネの姿」 参照)
「ちょこっと小耳に」 は、毎月1回のペースで掲載されています。
また記事のバックナンバーは 「ちいきしんぶん」 のホームページでも閲覧することができます。
2024年08月03日
おかげさまで第4話
高崎市民のみなさ~ん、こん、にち、はー! (錦鯉風)
昨日発行の 「ちいきしんぶん」 は、ご覧になりましたか?
「ちいきしんぶん」 は、旧高崎市内の約9割の家庭や事業所に無料配布されているフリーペーパーです。
僕は、不定期でいくつかの連載を担当しています。
その一つに、「小暮淳の取材こぼれ話」 があります。
文字通り、長年の取材活動で出合った失敗談や珍事などのエピソードをエッセイ風に紹介しています。
不定期連載ですが、5月の開始以来、コンスタントに毎月掲載されています。
エッセイのタイトルは、『ちょこっと小耳に』。
このタイトル、結構、気に入っています。
自慢するような話ではないけれど、クスっと笑えたり、「あらら」 と眉をひそめたり、ちょっぴり泣けるような小ネタを毎回書いています。
第1話は 「一升瓶のゆくえ」 と題して、取材帰りにバス停で日本酒を飲み干した話です。
第2話の 「神々の配剤」 では、取材先のアクシデントに、捨てる神があれば拾う神もあるというエピソード。
第3話の 「拒絶する位牌堂」 は、霊感のない僕が、霊に取りつかれてしまった不思議な体験を書きました。
そして今月(8月2日号)の 『ちょこっと小耳に』 は?
「記録より記憶」 と題して、タウン誌の記者時代の大失敗について書きました。
あの失敗がなかったら、今の僕は存在しなかったかもしれないという、運命を変えた一世一代の大ピンチをくぐり抜けた話です。
ということで、早くも第4話が掲載になりました。
すでに、お手紙をいただいたり、講演会場に記事の切り抜きを持参してくださる読者もいます。
筆者としては、冥利に尽きる、この上ない喜びであります。
今後とも 『ちょこっと小耳に』 を末永くご愛読くださるよう、お願い申し上げます。
☆「ちいきしんぶん」 のバックナンバーがホームページで読めます!
https://www.kubaru.jp
2024年07月27日
『ちょこっと小耳に』 来週掲載
ライターという仕事は、新聞や雑誌などの媒体主から依頼を受け、テーマに沿って取材をして、記事を納めるのが基本です。
無記名記事は、もちろんのこと、筆者の記名であっても “一人称” を用いないのが通常です。
一人称の記述が避けられてきたのには、理由がありました。
記者の主観が混じると、事実を客観的に伝えるという報道の原則に反すると考えられてきたからです。
でも近年の新聞や雑誌記事を見ると、だいぶ記名記事が増えてきたように思われます。
一人称の記名記事には、臨場感や親近感があるからでしょうか?
記名により、記者個人が文責 (文章の責任) を負うという、媒体側の思惑もあるのかもしれませんね。
僕は、だいぶ前から記名で記事を書かせてもらっています。
理由は、一人称で文章を書きたいからです。
テーマが温泉にしろ、民話にしろ、僕は必ず現場へ行きます。
そこで見たもの、聞いたことを、感じたままに書きたいのです。
その場合、やはり “一人称” という文体が有効になります。
それでもライターの場合、好き勝手に文章を書けるわけではありません。
やはり、依頼されたテーマに沿う必要があります。
同じ文筆業でも、小説家や評論家やエッセイストのように、自分の好きなことを自由に書くことが出来たら……
きっと、ライターを名乗る人たちは、みなさん同じ思いだと思います。
が、苦節ウン十年、やっと、この歳になって、願いが叶いました。
今年の5月から連載がスタートした 『ちょこっと小耳に』 です。
高崎市のフリーペーパー 「ちいきしんぶん」(ライフケア群栄) に、不定期 (ほぼ毎月) で掲載されています。
サブタイトルは、「小暮淳の取材こぼれ話」。
そうなんです、ウン十年間のライター生活で出合った出来事を、好き勝手に書いたショートエッセイであります。
先日、高崎市内で開かれた講演会では、わざわざ、このエッセイの切り抜きを持参してくださった聴講者がいました。
「これ、毎回、楽しみにしているんです」
と、声をかけてくださいました。
実は僕も、毎回、書くのが楽しみなんです。
「次は、何を書こうか……」
と、悩んでいる時が一番楽しい!
書き手が楽しければ、その楽しさは読み手にも伝わるはずです。
次回、第4話は来週、8月2日号に掲載されます。
お楽しみに!
2024年07月26日
おかげさまで4,000話
一昨日、このブログの記事投稿数が、4,000件を突破しました!
今日のブログが4,002話となります。
いやいや、まさか4,000回も投稿していたとはね。
書いている本人も、ビックリです。
これすべて、ひとえに読者様のおかげであります。
改めまして、御礼を申し上げます。
いつもいつも、ご愛読いただき誠にありがとうございます。
さて、このブログを開設したのが2010年2月ですから、14年と半年あまりが経ちました。
日数にすると約5,290日です。
これを4,000で割ると……
1.32日に1話の投稿をしていることになります。
これは4日に3回の割合です。
で、この投稿率というのを、過去と比べてみました。
前回、3,000件を突破したのは、2021年5月でした。
当時のブログに、投稿率が記されていました。
1.35 でした。
すると、この3年間で、0.02ポイントもアップしたことになります。
これは、老いてますます “筆まめ” 化が進んでいるということでしょうか?
いずれにせよ、今日もまた、こうやってブログを書けている幸せ。
健康であればこその日常です。
丈夫な体に産んでくれた母親に感謝、日々の仕事に感謝、そして、なによりも読者様に感謝であります。
引き続き、今後とも末永く、お付き合いのほど、よろしくお願いいたします。