2025年04月07日
人生のターニングポイント
きっかけは逆転の発想でした。
60歳を過ぎてからは体力的に無理がきかなくなりました。
50代までは1日に3本の仕事を入れても、平気の平左だったのにね。
今はダメです。
1日に1本です。
打ち合わせにしても、取材にしても、原稿書きにしても、テレビロケやラジオ出演、講演にしても、午前か午後の一本のみのスケジュール管理になりました。
だって、疲れちゃうんだもの~!
それと、すぐにお酒が呑みたくなってしまいます。
「ああ、若い頃は、もっともっと気力と体力があったのになぁ~」
と、我ながら老いを実感しております。
“人間は考える葦である”
と言ったのは、誰でしたっけ?
肉体は老いて怠惰な生活を望むようになりましたが、まだ知力なら健全です。
よって、肉体を使わない仕事ならば、まだまだ可能だということです。
で、僕は考えました。
インプット作業には限界があるけれど、アウトプット作業のみなら年齢に関係なくできるということです。
苦渋の末に誕生したのが、昨年5月から高崎市のフリーペーパー 「ちいきしんぶん」 に連載中の 『ちょこっと小耳に』 というコラムです。
これには副題が付いています。
「小暮淳の取材こぼれ話」。
ね、これならば取材もいらないし、肉体を酷使することもなく、今までの経験だけで文章を書き続けられます。
しかも、ネタがある限り半永久的に可能です。
おかげさまで好評のようで、編集室には読者からのメールやお手紙が届いています。
みなさん毎回、楽しみにしてくださっているようで、筆者冥利に尽きます。
連載は1話完結です。
しかも、原稿用紙2枚程度のコラムですから、活字が苦手な人でもサクッと読める量です。
毎回、長年の取材や執筆、講演活動での出来事を、面白おかしく掲載しています。
早いもので、先週の最新号で第16話となりました。
今回のテーマは 「人生のターニングポイント」。
38年前に、雑誌記者になった時のエピソードを書かせていただきました。
雑誌社の面接の日、本人も予期しなかったミラクルサプライズが発生します。
もし、あの出来事がなかったら、今の僕の人生はなかったかもしれません。
『ちょこっと小耳に』 は、「ちいきしんぶん」 のHPから閲覧することができます。
興味のある方は、ご覧ください。
Posted by 小暮 淳 at 11:36│Comments(3)
│執筆余談
この記事へのコメント
ネタに困らぬ編集長、しばらく連載がつづきそうですね!
Posted by お〜 at 2025年04月07日 22:23
僕は伊勢崎なので、ちいきしんぶんは読めないと諦めていたら、HPがありましたね。「バックナンバー」の中に見つけました。ー牧水が愛した群馬の地酒と温泉 第五話ー も読めました。
Posted by まいちゃ at 2025年04月08日 05:18
お~さんへ
いつもご愛読いただき、ありがとうございます。
「編集長」 という響きが、大変なつかしいです。
まいちゃさんへ
便利な世の中になりました。
ラジオもテレビも見逃し配信やエリアフリーがありますものね。
ぜひ、今後もご愛読ください。
いつもご愛読いただき、ありがとうございます。
「編集長」 という響きが、大変なつかしいです。
まいちゃさんへ
便利な世の中になりました。
ラジオもテレビも見逃し配信やエリアフリーがありますものね。
ぜひ、今後もご愛読ください。
Posted by 小暮 淳
at 2025年04月08日 08:35
