2025年04月12日
どこかで誰かが ~取材こぼれ話~
「先生、お久しぶりです。ちいきしんぶんの 『取材こぼれ話』、読んでますよ」
高崎市の某公民館職員から電話をいただきました。
「ちいきしんぶん」 とは、高崎市内に配布されているフリーペーパーです。
「取材こぼれ話」 とは、僕が連載しているコラムのサブタイトルです。
メインタイトルは、『ちょこっと小耳に』 であります。
某公民館では過去に、2回の講演をしています。
9年前と6年前です。
講演のテーマは、1回目が温泉、2回目が民話でした。
「そろそろ、またうちで講演をしてくださいませんか?」
というのが、電話をいただいた理由でした。
もちろん、快諾しました。
「で、テーマは?」
過去に温泉と民話の話はしています。
地酒かな? それとも牧水ネタかな?
と思いきや、職員いわく、
「はい、ぜひ、『取材こぼれ話』 でお願いします!」
と、即答されてしまいました。
「こぼれ話ですか?」
「だって、先生らしくて、楽しいじゃないですか!?」
ということで、自分史上初のテーマでの講演の開催が決定してしまいました。
まさに、縁は異なものであります。
そして、どこで誰が見ているか分かりません。
昨年5月、ちいきしんぶんの社長から突然、「何か書いてよ」 と無茶ぶりされて、スタートしたコラムです。
副題の 「小暮淳の取材こぼれ話」 のとおり、過去の取材で出合ったエピ―ソードを1話完結、面白おかしく、つれづれなるままにしたためているだけです。
おかげさまで、すでに16回の連載を迎えています。
「えっ、いいんでか? そんなテキトーな話で」
「はい、みなさん、聴きたいと思いますよ。私も楽しみです」
とかなんとか、おだれられて、木のてっぺんまで登ってしまいましたとさ。
それにしても人生って、面白いですね。
何か新しいことを始めると、勝手にコロコロと転がり始めるのですね。
さて、何を話しましょうか?
取材エピソードなら、断捨離するほどありますぞ!
今から僕も楽しみです。
Posted by 小暮 淳 at 11:30│Comments(0)
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