2024年04月25日
『みなかみ紀行』 がマンガになった!
たびたびの牧水ネタで恐縮です。
先日、郵便小包が届きました。
送り主は、利根沼田若山牧水顕彰会。
中身は、一冊の本でした。
『マンガ 若山牧水 みなかみ紀行』
「謹呈」 と記された一文が添えられていました。
<今年は若山牧水の 「みなかみ紀行」 がマウンテン書房より出版されて丁度100周年になります。しいやみつのり先生からマンガ 「みなかみ紀行」 を是非世に出したいとのお話を戴き、直ちに役員に計り利根沼田若山牧水顕彰会として出版事業に取り組む事に致しました。(中略) 多くの方々に心温まるご支援を戴くことが出来、漸く無事に出版の運びとなりました。ここに謹んで御礼のご挨拶を申し上げます。>
僕と顕彰会との出会いは一年前、老神温泉の 「大蛇まつり」 の会場でした。
老神温泉は牧水ゆかりの地であること、そして僕が老神温泉大使をしていることから交流が始まりました。
その後、僕は高崎市のフリーペーパー 「ちいきしんぶん」 にて、『令和版 みなかみ紀行 牧水が愛した群馬の地酒と温泉』 を連載開始。
顕彰会と連絡を取りながら、取材を進めています。
漫画家のしいやみつのり氏は、すでに 『マンガ 若山牧水 自然と旅と酒を愛した国民的歌人』(大正大学出版会) を著しているだけあり、実に細部にわたり、牧水のエピソードが盛り込まれています。
文章には、すべてルビがふってあるので、子どもでも楽しく読めます。
また、若山牧水という歌人を知る入門書としても、おすすめします。
「短歌って苦手」 という人もいるかもしれませんね。
僕も、その一人です。
でも、若山牧水という人間の生き方を知り、魅力を知ると、短歌の面白さも分かってきますよ。
ぜひ、一読をおすすめします。
『みなかみ紀行』 出版100周年記念事業
マンガ 若山牧水 みなかみ紀行
~旅と文学と水源を求めて!~
漫画/しいやみつのり
発行者/利根沼田若山牧水顕彰会 代表 永井一灯
定価 [本体1,500円+税]
※若山牧水ゆかりの群馬県内の観光協会、温泉協会にて販売中!
Posted by 小暮 淳 at 09:52│Comments(0)
│読書一昧