2022年03月01日
紙とインクの匂いとアオキマリコ現象
アンチスマホ派、および活字中毒者のみなさんに、朗報です!
「スマートフォンよりも紙の本の方が、内容を記憶しやすく読解力が高まるとみられる」
との研究結果が発表されました。
発表したのは昭和大学の本間元康講師 (認知科学) らの研究チームです。
新聞報道によると、チームは、作家・村上春樹の小説の一節を34人の学生に、紙の本かスマホで読んでもらい、その後、主人公の見た風景や登場した会社名など、記憶や読解力に関する設問を出したところ、紙で読んだ場合の方がスマホよりも読解力が高かったといいます。
この研究では、次のようなことが分かりました。
<読書中、脳の前頭葉の活動はスマホの方が活発だった。脳が過敏に働き、注意力が散漫になっている可能性がある。>
そして講師は、このように分析しています。
「本ではリラックスして読書できることがうかがえる」
とーぜん、ですよね!
活字大好き人間にとっては、研究データを見るまでもありませんって!
一日の中で、読書をしている時間が、最高に至福を感じるのですから当然の結果です。
だって、スマホじゃ、“におい” がありませんって!
本特有の紙とインクの匂いです。
あの香りこそが、読書をリラクゼーションへと導いているのです。
よって、活字中毒者は、あの匂いを嗅ぎたいがために、用はなくても書店や図書館へ足を運ぶのです。
そして、その結果、“便意” を催します。
そうです、かの 「アオキマリコ現象」 です。
※(アオキマリコ現象については、当ブログの2011年5月29日 「アオキマリコ現象 ふたたび」 を参照)
紙の本=リラクゼーション=便意
活字中毒者なら、誰もが知っている公式であります。
その上で、あえて問います。
あなたは紙派、それともスマホ派?
Posted by 小暮 淳 at 11:38│Comments(3)
│つれづれ
この記事へのコメント
この文献ね。
https://www.nature.com/articles/s41598-022-05605-0
https://www.nature.com/articles/s41598-022-05605-0
Posted by ごんちゃん at 2022年03月01日 17:32
ごんちゃんへ
いつもご愛読いただき、ありがとうございます。
文献、開いてみたのですが、難しくて分かりませんでした。
できれば、コメントでお願いいたします。
いつもご愛読いただき、ありがとうございます。
文献、開いてみたのですが、難しくて分かりませんでした。
できれば、コメントでお願いいたします。
Posted by 小暮 淳 at 2022年03月01日 23:01
最初のところを、google翻訳に貼り付ければ、即、邦文になりますよ。概略だけでも訳してみられたらいかがですか。
Posted by ごんちゃん at 2022年03月02日 05:58