2024年02月15日
オール5の名泉
浴室の入口には、日本温泉協会の査定による 「天然温泉 温泉利用証」 が掲げられています。
これは温泉と浴槽の成績表で、実際に入る温泉の <自然度> <適正度> が、6項目5段階で評価されています。
ここの湯は、「源泉」 「泉質」 「引湯」 「給排湯方式」 「加水」 「新湯注入率」 の6項目で、すべてオール5の評価を受けています。
全国には約3,000ヶ所の温泉地があります。
その中で、オール5の評価を受けている施設は、20軒とありません。
そのうちの1軒が、群馬県嬬恋村の鹿沢(かざわ)温泉 「紅葉館」 です。
源泉名は「雲井の湯」。
標高約1,500メートルの高地に湧くことから名づけられたといいます。
僕のみならず、温泉ファンならば誰もが認める県内屈指の名泉です。
僕がスーパーバイザー (監修人) をつとめる群馬テレビの 『ぐんま!トリビア図鑑』。
番組内のシリーズ 「温泉王国ぐんま」 だけは、自ら僕がリポーターとして出演しています。
昨日、テレビ局のスタッフらと、名泉 「雲井の湯」 が湧く、鹿沢温泉 「紅葉館」 を訪ねました。
さて、問題です。
鹿沢温泉には、何軒の宿があるでしょうか?
この問題を解くには、2つの温泉地の関係を知らなければなりません。
鹿沢温泉と新鹿沢温泉。
または 「旧鹿沢」 と 「新鹿沢」。
その呼び方は、どちらが正しいのでしょうか?
地元では、どう呼び分けられているのか?
その辺の謎も含め、鹿沢温泉の源泉と温泉地の歴史をリポートします。
放送日は、3月5日(火) です。
乞う、ご期待!
Posted by 小暮 淳 at 09:35│Comments(0)
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