2014年03月20日
読友オフ会
現在の僕にとって読書は、仕事の一部ですが、若い頃(10代~20代) は 「趣味は?」 と訊かれれば、必ず 「読書」 と答えていました。
今でも本を読むことは好きですけど、ここ何年かは仕事関係の本を読むことが多いので、なかなか好きな小説を読む時間が取れないのが現状です。
それでも毎日、仕事が終わった深夜、寝る前の1時間くらいは、酒の当てに読書を楽しんでいます。
もちろん、大好きなミステリーやサスペンスです!
僕の読書との出合いは、幼稚園からだったといいます(オフクロの弁)。
市立図書館の幼児本をすべて読破してしまい、オフクロが図書館に蔵書を増やすように嘆願書を書いて陳情に上がったとの逸話が残っています。
でも、本人は、あまり記憶にありませんけどね。
僕が自らの意思で読書に目覚めたのは、小学生になってからです。
とにかく探偵小説に夢中になりました。
モーリス・ルブランの 「怪盗ルパン」 シリーズ。
コナン・ドイルの 「シャーロックホームズ」 シリーズ。
そして、江戸川乱歩の 「少年探偵団」 シリーズは、むさぼるように読みまくりました。
やっぱりクラスに何人か探偵小説好きがいて、競って図書館に通った記憶があります。
中学生になってからは、アガサ・クリスティやエラリー・クイーン。
それにガストン・ルルーやクロフツなんていう、海外の有名なミステリーにのめり込んでいきました。
日本の作家に興味を持ったのは、高校生になってから。
松本清張や森村誠一、横溝正史あたりを読んだのも、その頃です。
そして現在・・・
昔のように読んだ本の感想を語り合う友だちは少なくなりましたが、1人だけ “読友” の “メル友” がいます。
ふだんは滅多に会わない人ですが、読んだ本の感想だけは互いにメールで知らせ合っています。
そんな読友と、「たまにはオフ会をしよう」 ということになり、近くのファミレスで久しぶりに会ってきました。
もちろん、お互い相手に読んで欲しい一押しの本を持参してです。
そしたら偶然 (といっても事前に、メールで書名はしらせてありましたが) 、同じ作家の本だったんです。
沼田まほかる
互いに、相手が読んでいない本を手渡して、コーヒーを飲みながら “まほかる談義” に花を咲かせてきました。
僕は、ドキュメントを書くライターです。
だからでしょうか、いつもフィクションの世界にあこがれています。
小説を読む時間は、昔も今も、僕にとって大切なかけがえのない “趣味” の時間なのです。
Posted by 小暮 淳 at 21:03│Comments(0)
│つれづれ