2016年06月06日
ありのままの白
読者のみなさんに、報告があります。
このブログにも時々登場する我が家の長男(24歳) が、先月、結婚しました。
!(ビックリ)
! ! (驚き)
! ! ! (おったまげ)
3ヶ月ほど前の深夜のこと。
家族は滅多に訪ねて来ない、我が家2階の仕事場に、ノックの音が……。
「ちょっと、いいかな?」
夜中に帰って来るなり、息子が真面目な顔をして入ってきました。
「なんだい? こんな時間に?」
「オレ、結婚することにしたから」
「えっ、いま、なんて言った?」
「結婚するよ」
「……」
あ然とする僕。
「だからさ、今度、彼女に会ってほしいんだ。それと、向こうの両親にも」
「……」
きっと僕は、鳩が豆鉄砲をくらったような顔をしていたに違いありません。
「かあさんには言ったのか?」
「うん、たった今」
「だって、かあさんは寝ているだろう?」
「だから起こして」
彼は、よっぽど意を決していたようです。
「で、なんだって?」
「不機嫌だった」
だろうな。家内にしてみれば、まさに “寝耳に水” の状態であります。
「わかったよ。また、ゆっくり話そう」
「でも、もう決めたから」
その夜は、ものの数分で親子の会話は終わりました。
でも、それからが早かった!
翌週には、相手の女性がやって来て、翌々週には両家が会うことになり、「よろしくお願いいたします」「こちらこそ、お願いいたします」 と、祝いの儀が整ったのであります。
人の縁とは、不思議なものです。
人生とは、まったくもって筋書きのないドラマであります。
思えば僕の人生は、その繰り返しです。
来るものは、こばまず。
時の流れに、身をまかすだけ。
我が家は、またまた家族が増えてしまいました。
で、息子の結婚を機に、僕は髪の毛を染めるのをやめました。
えっ、何の脈絡があるのかって?
ええ、なんだか急に、人生にあらがうのがイヤになってしまったんですね。
ありのままでいようと……。
長女も嫁ぎ、長男も所帯を持った。
残るは、高校生の次女だけです。
「おとうさんさ、髪を染めるのやめようと思うんだけど、いいかな?」
恐る恐る訊くと、
「わたしには関係ないし。好きにしたら。ただし、友達の前には現れないでよね」
と、快諾(?) してくれました。
そもそも僕が髪を染めているのは、次女とは11歳離れた長女の助言があったからなのです。
「私たちはいいけどさ、チビ(次女) が可哀想だから、若くいてあげて」
長男の結婚から1ヶ月が経ちました。
僕の髪も、ありのままの白に近づいています。
Posted by 小暮 淳 at 11:02│Comments(5)
│つれづれ
この記事へのコメント
髪の毛、あるだけええがな
まぁ、私もありのまま、被り物はしてまへん(笑)
まぁ、私もありのまま、被り物はしてまへん(笑)
Posted by 野兎 at 2016年06月06日 16:00
野兎さんへ
ありのままでいられるということは、自分に自信があるということです。
髪の毛なんて、あってもなくてもいいんです。
胸毛やギャランドゥと同じですよ。
ありのままでいられるということは、自分に自信があるということです。
髪の毛なんて、あってもなくてもいいんです。
胸毛やギャランドゥと同じですよ。
Posted by 小暮 淳 at 2016年06月07日 10:48
長男クン、ご結婚おめでとうございます!
ビックリ!驚き!おったまげデス~(^^)v
ビックリ!驚き!おったまげデス~(^^)v
Posted by ふみひこ at 2016年06月11日 17:47
おめっとさんです
24歳ならうちの長男と同じくらいだわ
ちなみにうちの長女も先月入籍したのです
こちらは27歳ですが・・・
そうそう先日 兄貴のWちゃんに「H」で会いましたよ
24歳ならうちの長男と同じくらいだわ
ちなみにうちの長女も先月入籍したのです
こちらは27歳ですが・・・
そうそう先日 兄貴のWちゃんに「H」で会いましたよ
Posted by 前んちの子 at 2016年06月12日 11:20
ふみひこさんへ
ありがとうございます。
まさに、おったまげです!
子どもたちが次々と巣立って行く姿を見て、自分が老いたことを改めて知らされました。
前んちの子さんへ
ありがとうございます。
そして長女さんのご結婚、おめでとうございます。
我が家の長女の息子は、早くも来年小学校に入学します。
月日の経つのは、実に早いものですなぁ~。
ありがとうございます。
まさに、おったまげです!
子どもたちが次々と巣立って行く姿を見て、自分が老いたことを改めて知らされました。
前んちの子さんへ
ありがとうございます。
そして長女さんのご結婚、おめでとうございます。
我が家の長女の息子は、早くも来年小学校に入学します。
月日の経つのは、実に早いものですなぁ~。
Posted by 小暮 淳 at 2016年06月13日 14:52