2015年06月17日
音友
今日は、新曲のレコーディング日でした。
先月、老神温泉(群馬県沼田市) で開催された、拙著 『尾瀬の里湯~老神片品11温泉』(上毛新聞社刊) の出版記念を兼ねたイベントのレセプション会場で、我がスーパーローカルオヤジバンドの 「KUWAバン」 が、老神温泉をテーマにした新曲 『かえりびと~おいがみの里へ~』 と 『湯源郷(とうげんきょう)』 の2曲を披露したところ、大変好評をいただき、このたびCDを制作することになりました。
今日は、とりあえずメンバーが集まり、半日使って “オケ録り” を行いました。
いわゆる、演奏だけのカラオケであります。
平均年齢57.5歳という、正真正銘のオヤジバンドです(うち2名は、おじいちゃんであります)。
平日の真っ昼間からスタジオに集まれるフットワークの良さも見事ですが、何より手馴れています。
2曲ともテイク4で、OKとなりました。
歌録りは来週ということになり、夕方には解散しました。
僕が最初にレコーディングを体験したのは、20歳の夏でした。
音楽専門学校の同級生ら有志が集まり、オムニバスのLPレコードを制作しました(そう、当時はレコードの時代です)。
参加者は6名、1人2曲ずつオリジナル曲を持ち寄ってのレコーディングとなりました。
場所は、東京・大田区のレコーディングスタジオ。
とにかく初めてのことで、緊張していたことを覚えています。
そして、ガラス張りのミキサー室から、何度もNGを出された記憶があります。
完成したLPレコードのタイトルは 『扉の向こうで』。
手元に1枚だけ残っているレコードのジャケットには、若き日の僕が、今と変わらないヘアースタイルで写っています(でも若い!)。
聴いてみたいのですが、我が家には、レコードプレーヤーがありません。
時々押入れから引っ張り出しては、なつかしく眺めているだけです。
あれから37年・・・。
変わらないのは、髪型だけではないようですね。
今でも、こうやって “音友” と遊んでいるのですから。
Posted by 小暮 淳 at 20:44│Comments(0)
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